ワーケーションを誘致している自治体【事例まとめ】
エンジニア転職公開日 : 2020年08月19日 | [更新日] 2023年05月01日
みなさん最近ワーケーションという言葉をよく耳にしませんか?
働き方改革の一環としてワーケーションを取り入れ始めている企業も増えてきました。
こうした民間の動きに合わせてワーケーションを誘致する自治体も増えています!
今回はワーケーションの意味から誘致している自治体の事例についてみていくのでぜひ読んでみてください!
目次
今なんでワーケーションが注目されているの?
まずワーケーションがなぜ注目されているのかを解説します!
そもそもワーケーションって?
ワーケーションという言葉は聞いたことがあるけれど、意味は知らない!という方もいるでしょう。
ワーケーションとは「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を合わせた造語です。
相反した言葉を組み合わせているので、違和感を覚えるかもしれませんが、自宅ではなくリゾート地や帰省先で休暇を取りながらテレワークをするといったイメージです。
今なんでワーケーションが注目されているの?
休暇を取りながら仕事をするという意味のワーケーションですが、なぜ今注目されているのでしょうか?
それは、社会の働き方に対する考え方が変化してきているからです。
みなさんも一時期、ワークライフバランスやQOLという言葉をよく耳にしませんでしたか?
世界的に見ても日本人は、かなりの人生の時間を労働に充てています。
生きていくために仕事も重要ですが、もっと自分らしい生活の仕方や働き方があるのではないかということで、「働き方改革」という取り組みを厚生労働省が推進し始めました。
その取り組みの一環でテレワークやワーケーションというものに焦点が充てられたというわけです!
JALやJTBなど大手企業がワーケーションを導入したところ、「長期休暇が取れるようになった」「家族と休暇を楽しめるようになった」などかなり好評だったそうです!
ワーケーション誘致を行っている自治体一覧
自治体は、観光業などの経済効果を始め、都市から地方への優秀な人材の流入という効果をもたらすと考えワーケーションを受け入れています。
ワーケーション自治体協議会(WAJ)って?
2019年の11月にワーケーション自治体協議会(WAJ)が立ち上げられました。
ワーケーション自治体協議会はテレワークを活用し、職場や居住地から離れ、リゾート地・温泉地等で余暇を楽しみつつ、仕事や地域活動を行う「ワーケーション」を全国的に普及促進させることを目的として活動をしています。
↓ワーケーション自治体協議会(WAJ)公式Facebookページ
https://www.facebook.com/WorkationAllianceJapan/?ref=page_internal
Facebookでは以下のような取り組みの情報を発信しています!
①WAJの全体事業や運営に関する事項(事務局より)
②各会員自治体の取組紹介(各会員自治体より)
③各会員自治体での報道発表に関する情報(各会員自治体より)
ワーケーション誘致を行っている自治体一覧
こちらが現在ワーケーション誘致を行っているWAJに参加している自治体の一覧です。
1道11県87市町村が参加していて、観光地としても人気のある北海道や沖縄、リゾート地として有名な長野の軽井沢などもワーケションの誘致に力を入れています。
(2020年8月14日時点)
ワーケーション誘致を行っている自治体事例
ワーケーションを推奨している自治体と事例についてを紹介します!
長野県
長野県は、軽井沢など人気の高いリゾート地のワーケーション利用の誘致に力を入れています。
長野は、東京からのアクセスもかなりいいので、ワーケーションとしての利用にも最適です。
また、県が商店街の空き店舗などをコワーキングスペースとして活用するなど、働き方の変化に合わせた対応を行っています。
信州リゾートテレワークと称してPRしているのでぜひご覧ください!ワーケーションが体験できるイベントなども行っているそうです!
↓信州リゾートテレワーク
https://shinshu-resorttelework.com/
↓長野県信州リゾートテレワーク 公式HP
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoshin/shinshu_resorttelework.html
北海道
北海道は函館や北見市のワーケーションに力を入れています。
北海道でテレワークをして休暇を楽しめるなんて最高ですよね!
ぜひ北海道の海産物を楽しみながら、仕事をしてみてはいかがでしょうか?
↓函館でワーケーション利用可能な施設
https://h-workation.jp/work/
↓北見市のHP (テレワーク環境紹介)
http://hatarabu-kitami.com/hataraku/
和歌山県
和歌山県がワーケーションに力を入れているのは、白浜町。
2004年にサテライトオフィスを設立した和歌山県は、積極的に企業を誘致していましたが、なかなか利用する企業がおらず厳しい状況でした。
ですが、2015年にアメリカの大手IT企業が利用し始めたのをきっかけに続々と利用する企業が増え、2カ所あるサテライトオフィスは今では満席の状態です。
↓白浜×ワーケーション 公式HP
http://www.town.shirahama.wakayama.jp/soshiki/somu/kikaku/gyomu/1577342565456.html
沖縄県
政府が沖縄でのワーケーションを推奨しています。
最大13泊で、長く泊まれば泊まる程1泊の宿泊費が安くなります。
沖縄の海を満喫しながら仕事ができるなんて夢のようですよね、、、。
ワーケーションできるチャンスがあれば、私もぜひやりたいです!
ANAが、沖縄でのワーケーションプランを提供しているので気になる方は以下のページをぜひ見てみてください!
↓沖縄のワーケーションプラン
https://www.ana.co.jp/ja/jp/domtour/okinawa/workation/
ワーケーションはこれからもっと増える!
ワーケーションの誘致を行っている自治体についてみていきましたが、いかがでしたか?
これからの時代は「自分らしい働き方」や「自分の生活に合わせた働き方」というのがとても重要視されてきます。
企業側としても、従業員が働きやすい環境を整えることができなければ、優秀な人材を集めることできなくなるでしょう。
自治体としてもワーケーションを誘致するために、魅力的な観光コンテンツの開発であったり、テレワークができる通信環境など、離れていても仕事に支障をきたすことのない環境を整える必要があります。
いずれにしてもワーケーションは今後もっと増えてくると思うので、企業であればぜひ導入を考えてみて欲しいですし、従業員であればテレワークでも結果を残せる人材になれるように努めましょう!
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