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SES企業って実際どうなの?自社開発・受託・SESの違いから入社難易度まで解説

SES企業って実際どうなの?自社開発・受託・SESの違いから入社難易度まで解説

キャリア

公開日 : 2019年12月12日 | [更新日] 2020年01月06日

エンジニアやエンジニアになりたいと思っている方は、SESという言葉をなんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか?しかし、SESってどんなもの?実際SESってどうなの?と聞かれると分からないこともあると思います。そこで、今回は「SES企業って実際どうなの?自社開発・受託・SESの違いから入社難易度まで」を解説していきます。一読頂けると、SESの全貌が見えてくると思うので、ぜひご覧ください!

SESとは?

SES(System Engineering Service システムエンジニアリングサービス)とは、IT業界における委託契約の一種です。システムエンジニアが行うシステム開発・保守・運用などの一連の業務が対象となります。
SESで受注したエンジニアは、発注元が指定する場所で勤務するのが一般的です。発注元は、システムエンジニアの作業時間数に応じて報酬を支払います。

SESのメリット・デメリット

SESのメリットとデメリット

エンジニアがSESで働くメリットは大きく二つ挙げられます。

  1. スキルアップ
  2. SESは、発注元に常駐して業務を行いますので、その発注元やそこで働いている人たちの違いによるシステム開発・保守・運用の考え方や文化の違いを経験することができます。また、案件によっては、今まで知らなかった知識やノウハウ等を学ぶことができますので、エンジニアとしてのスキルアップが見込めます。

  3. 安定した報酬
  4. 「成果物責任」がありませんので、定められた時間を働くことによって、安定した報酬を得ることができます。ただし、「成果物責任」ないからと言って、「善管注意義務」いい加減な働き方をすることは許されません。決められた時間内で職務に専念する義務があるのは言うまでもありませんよね。

発注元(クライアント)側のメリットも見ていきましょう。
クライアントのメリットは、即戦力の確保です。SESを活用すれば、業務を推進するうえで、不足しているスキルを持つ人材と契約をすることができます。研修や教育等を行わずに人材の確保を行うことができますので、発注元としては大きなメリットになります。

対して「SES」のデメリットも大きく二つあります。

  1. 帰属意識が薄れる
  2. 職場が転々と変わりやすいので、SES企業(自分の会社)への帰属意識が薄れることがあります。発注元に常駐し、発注元や自分と同じように他社から常駐している人たちと一緒に働いていれば、仲良くなるので、自分の会社に愛着がわきにくいといった事があるようです。

  3. 報酬が低い
  4. よく報酬が低いと言われていますが、正直なところ一概には言えません。報酬の低いSESも高いSESもあります。ですが、相対的に他の形態よりも安く設定されていることが多いということはいえるでしょう。

    実は、私は発注者としてSESに携わっていたことがあります。そのとき時間単価がかなり高いSESと、そうでもない時間単価のSESの両方の手続きをしていました。時間単価が高いか安いの違いは、その人のスキルレベルの違いです。

    スキルレベルが高く、その人にしかできない仕事であれば単価は高くなります。反対に、スキルレベルがそれほど高くなく、誰でもできる仕事の場合は低くなります。報酬の高いSESを目指すには、スキルレベルを向上させる、あるいは自分にしかできない仕事ができるようになることが必要です。

自社開発・受託開発・SESの違い

自社開発・受託開発・SESの違い

IT系の企業は、大きく分ける、「自社開発」、「受託開発」と「SES」の3つに分類されます。各々の概要と特徴を見ていきましょう。

自社開発

Webシステム等の対外的なサービスを、基本的に自社のリソースを利用して開発を行う企業のことです。
自社開発の特徴は次の通りです。

  • 納期に厳しくない
  • 発注元がいないので、納期はそれほど厳しくありません。後述する「受託開発」は発注元が設定した納期は厳守ですが、社内で決めた納期はたびたび後ろにズレ込みます。

  • 儲かっている企業が多く報酬が高くなりやすい
  • 例外はありますが、自社開発として存続している企業の業績は良いところが多いので、比例して報酬も高くなります。

ただし、提供サービスの成否が会社の収益に直結しますので、連動して報酬にも影響します。厳しい世界であると言えます。

  • 技術レベルが高く、スキルアップにつながりやすい
  • 特に最先端の技術を扱っている企業は会社の技術力が非常に高い場合が多いです。技術力の高い人々との時間の共有は、自分のスキルアップにつながっていきます。
    ただし、会社の技術レベルが高いということは、自分の技術力とかけ離れているとついていけないこともあり、最悪ドロップアウトしてしまう可能性もあります。

受託開発

他社(発注元)からシステム開発の依頼を受けて、自社のリソースを利用して行う企業のことです。受託開発の特徴は次の通りです。

  • 納期に追われやすい
  • 発注元が設定した納期は厳守です。受託開発企業は、納期間近の場合、土日等の休日を返上してでも納期を間に合わせようとします。「受託開発」は作業時間数ではなく、成果物に対して契約金が支払われる契約なので、どれだけ休日を返上しても関係ありません。

  • 職場が変わらない
  • 受託開発は、後述する「SES」と異なり、発注元が要求するシステムを自社で開発することが多いので職場がころころ変わることがありません。
    ただし、発注元によっては、受託開発企業と同じ場所で作業することを条件にする場合はあります。

  • 研修がある
  • 多くの会社の研修があり、基礎的な勉強をすることができます。受託開発の場合、少ない人数で効率よく作業を進めれば、それだけ多くの利益を得ることができるため、研修でエンジニアのスキルを向上させ生産性を向上させようとの思いがあるからです。

SES

自社で採用したエンジニアを発注元に出向かせて、システム開発の支援を行う労働提供型の企業のことです。SESの特徴は次の通りです。

  • スキルアップ出来る
  • SESは、発注元に出向いて作業をしますので、その発注元で採用している技術やノウハウを吸収する機会に恵まれます。システム開発・保守・運用の考え方や文化の違いを経験することも可能なので、エンジニアとしてのスキルアップが見込めます。

  • 安定した報酬を得られる
  • 発注元と会社の間では、定められた期間・定められた時間を定められた金額で働くことを合意します。この定められた期間・時間・金額は、契約の不履行等特別なことがない限り、約束され、会社は安定した収益を上げることが可能です。会社に安定した収益が上がれば、社員への報酬も安定します。

  • 普通の企業よりも辞めづらい
  • 上記にあるように、発注元と会社間の契約があります。契約期間中に抜けられると会社は非常に困るので、契約期間中は絶対にいてくれとあの手この手で懇願されます。

自社開発企業・受託開発企業・SES企業の入社難易度とその理由

自社開発企業・受託開発企業・SES企業の入社難易度とその理由

 
システム開発を行うという点では、どれも同じようなのですが、その入社難易度には違いがあります。結論からお話しすると、入社難易度は「自社開発企業」「受託開発企業」「SES企業」の順番に低くなります。

 

【難易度:高】自社開発企業

新入社員は別として中途入社の採用に関しては「高い技術力をもった、即戦力を望んでいる」こともあり慎重になっています。ただし、昨今のIT人材不足の影響もあって、人材は喉から手が出るほど欲しい実態があります。

「高い技術力をもった、即戦力を望んでいる」が欲しい本音はあるものの、そんな人はまれなので、「コミュニケーション力が高くて、自己向上心の高いひとであれば採用してくれる傾向が出てきました。たとえば、子供のころからプログラミングを趣味としており、いろいろなプログラミングコンテストに入賞しているような若い世代であれば、採用される可能性はかなり高くなります。

 

【難易度:中】受託開発企業

受託開発においても、「高い技術力をもった、即戦力を望んでいる」傾向は変わりがないのですが、自社開発よりもその傾向は弱いので、入社の難易度はそれほど高くはありません。

受託開発の場合、発注元からはシステム開発の全てまたは一部を一括して受注します。仕事内容は、高い技術力が要求される仕事から雑用レベルの仕事まで様々ですので、その人の技術力に応じて仕事を割り振ることができます。
 
また、研修制度がしっかりしているところも多いので、スキルがなくても研修でスキルを向上させることもできるでしょう。
 
 

【難易度:低】SES企業

SES企業に関しては、「未経験が当たり前」とは言いませんが実績や経験の少ない人でも採用されやすい業態です。それは、比較的「早い段階で売上を上げれる」ようなエンジニアにできるからです。

なぜ、「早い段階で売上を上げれる」ようになるのでしょうか。その理由は、次の通りです。

  • 自社で最低限の研修をしてから発注元に送り出すことが出来る
  • 常駐先には自社の先輩SEがいるので、現場で仕事をしながら育成する
  • 発注元としても、支払う金額が少ないので少々スキルが足らなくても採用する

 
 

自社開発・受託・SES全て行なっている企業もある

採用したエンジニアを「SES」から「受託開発」へ、「受託開発」から「自社開発」へと、ステップを踏んで働いていただく企業もあります。

最初から「受託開発」あるいは「自社開発」として働くにはスキルが無さすぎて、場合によってはお荷物になるだけなので、SESによってスキルを磨きつつ利益も出してもらって、様子を見ながら「受託開発」あるいは「自社開発」に携わってもらうスタイルです。

企業としても、SES専業の企業は安定した収益を得られる半面、大きな収益を上げる機会はありません。自社開発・受託・SESの全て行なっている企業は、SESで安定した収益を上げながら、自社開発・受託で大きな収益を上げる可能性を持っていますので、将来性や信用度も高くなる可能性があります。

私が経験したSES契約

SES契約の例

 
私が発注者として携わっていた時のことをお話します。システム開発の中盤、プログラミングがほぼ終了し、テストフェーズに入ろうとしたタイミングでスケジュールの見直しがありました。一部のプログラミングフェーズに遅れが発生しており、テストが開始できない状態だったのです。その解決策として、テスト期間を短縮することとなりました。

ところが、その見直しにおいて、どうしてもテスト要員が足りないことが判明したので、急遽SES企業にエンジニアの応援を要請しました。その時に提示があった金額にちょっとびっくりしました。私がもらっている給料よりも少ない金額だったからです。

SES企業の営業担当者は、「入社まもない新入社員なので、貴社(私が在籍した会社のことです)で作業をさせていただきつつ、育成もお願いしたい」との依頼です。正直、SES企業の中抜きがあるだろうから、そのエンジニアにどれくらい渡るのだろう?と心配になったことがあります。今では立派なエンジニアとして、部下を指導しながらやっていただいています。
 

未経験ならSESでスキルアップがオススメ

未経験ならSESでスキルアップがオススメ

あなたが未経験者であれば、まずはSESとしてスタートして、スキルアップしながら働くのがオススメです。SESで働きながら、色々なスキルを身に着け、自信がついて来ると、次のステップへ進むことも可能になります。「自社開発企業や受託開発企業に転職する」「そのままSESとして技術力を磨いてより高い報酬を得る」や「独立してフリーランスのSESの道へ進む」など選択肢も広がってくるでしょう。

また、SESは社外との繋がりを求めている人にはぴったりです。これは、ITエンジニアとして数多くの企業やプロジェクトに関わることができるからです。今後、エンジニアとしてのビジョンがある人にとって、社外との繋がりは、将来の自分の財産となります。

SESの将来性についても触れておきましょう。SESは将来的に仕事が無くなることはないでしょう。なぜなら、ITエンジニアは慢性的に不足しています。その傾向はどんどん大きくなっており、解消はされないと言われています。そのため、必要なタイミングで、適切な人材を確保できるSESは求められ続けるでしょう。

まとめ

「SES企業って実際どうなの?自社開発・受託・SESの違いから入社難易度まで」を見てきました。世の中には「SESは悪である」という風潮があります。確かに社員を使い捨てのコマのように扱うブラックな企業も存在します。それは、SESが悪いのではなく、ブラックのように運用している企業が悪いのです。

SESにはSESのメリットがあります。その辺りを十分に理解して、入社を希望するSES企業の実態を調査して、ホワイトなSES企業に入社するようにしましょう!

WRITER

首都大学東京法学系を卒業後、2013年に株式会社DeNAに入社、横浜DeNAベイスターズなどスポーツを通じたコーポレートブランディングや旅行系新規事業の運用改善など広くマーケティング活動に従事。2016年10月より東南アジアに拠点を移し、ベトナムでのメディア事業の立ち上げやシンガポールでのWebマーケティング支援を経験の後、株式会社YOLOTを創業。リトルトゥース。

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