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システムエンジニアの仕事がブラックになってしまう理由とIT業界構造を解説!

エンジニア転職

公開日 : 2019年04月18日 | [更新日] 2020年10月01日

世間的なイメージとして、システムエンジニアはブラックであると思われることが多いです。

その影響もあって、ITの需要が伸びているにも関わらず、IT人材は不足しております。

皆さんの中で、ブラックとよく聞くから、システムエンジニアになるのはやめようかなと思う方も多いですよね。

今回は、本当にシステムエンジニアがブラックであるのか、解説をしていきたいと思います。

システムエンジニアってどんな仕事?

システムエンジニア

まず初めに、システムエンジニアとは何者なのかを解説していきたいと思います。

システムエンジニアと一言に言っても、仕事内容は多岐にわたります。

一般的には、ソフトウェアの開発を行っている現場で、すべての工程のマネジメントに関わる職種と言われています。

皆さんがイメージするコードを書いていく、というのはシステムエンジニアというよりもプログラマーといわれています。

ただ、人によってはシステムエンジニアだけど、プログラマーのようなことをする人もいますし現場によって異なってきます。

システムエンジニアの具体的な仕事内容

システムエンジニアのお仕事は、実際にプログラムを書くのとは違い、上流工程の仕事を担当します。

大きく分けて、以下の仕事に分けられます。


1.要件定義
2.基本設計
3.詳細設計
4.製造
5.テスト
6.保守・運用フェイズ

要件定義では、クライアントから、詳しい要件をヒアリングして、開発要件を固めていきます。

その後、要件定義に基づいて、プログラマーが実際にプログラム設計に入れるように、システムの基本設計と詳細設計書を作成します。

その設計書をもとにプログラマーがコーディングしていくことになります。

この時点までで大事なことは、お客様の要望通りにヒアリングを行い、その内容を正しく設計書に盛り込むことです。

この工程でクライアントとの齟齬があると、完成したのに何か違うといったことがおきてしまうので、この最初の工程はシステムエンジニアにとってとても大事なお仕事になります。

実際に、プログラマーがコーディングを行い、完成すれば、クライアントに納品する前のテストを行います。

バグがないかどうか、正しく動くかどうかを確認したあとに、クライアントへの納品になります。

その後、クライアントからの要望次第にはなりますが、保守、運用も行います。

クライアントからの受注から納品までの工程管理を行うのが、システムエンジニアのお仕事になります。

ブラック企業の特徴とは

特徴は

システムエンジニアの仕事内容がわかったところで、ブラック企業の特徴について解説していきたいと思います。

システムエンジニアの残業時間が長い

まず一つ目は、残業時間が長いということです。

世間のイメージとしても、システムエンジニアは忙しそうというイメージが強いですが、実際はどうなんでしょうか。

これは現場によるとしか言えませんが、炎上プロジェクトに配属されてしまうと、毎日4時間ほどの残業と休日出勤というのが当たり前になってしまいます。

プロジェクトにはよりますが、運悪く炎上プロジェクトにあたってしまった場合には、業務時間も長い場合が多いです。

業界の構造上、どうしても期限ありきの仕事になるので、その期限までに必ず終える必要があります。

そのため、無理をしてでも、案件を終了させる必要があるのです。だたし、これは案件によってしまうので、一概には言えません。

稼働時間と給料が釣り合っていない

次に二つ目として、稼働時間と給料が合わないということです。

最近は、残業代について厳しくはなっているものの、炎上プロジェクトの場合は、全ての残業時間をつけてしまうと、労働基準法に引っかかってしまうため、通常の残業時間よりも多少低くなってしまうというのが現状です。

そのため、働いた割には給料が少ないという状況になってしまいます。

人の入れ替わりが激しい

3つ目の特徴としては、人の入れ替わりが激しいということです。

人の入れ替わりが激しいということは、それだけ会社の居心地が悪いという意味にもとれるため、大量採用をしている会社はブラックである確率が高いです。

休みが取れない

最後に、休みが取れないという点です。

ブラック企業では、自分が休んでしまうと、他にその業務を出来る人材がいないという状況になってしまうことが多いです。

基本的に、それぞれの人が一つの案件を担う形になるので、代わりがいません。

代わりがいないために、休むことが出来ないというのはブラック企業ではよくあることです。

また、単純に仕事が多すぎて休んでいる場合じゃないということもあります。

そうすると、いつまでたっても休みがとれなくなってしまいます。

IT業界にブラック企業が多い理由

IT業界にブラック企業が多い理由

なぜIT業界はブラックな企業が多いと言われているのか。その大元の原因はIT業界の構造にあります。

IT業界では、上流の会社が大きな案件を受注し、どんどん下流の会社に要件ごとに区切って発注している現状があります。

こうした業界構造になっているため、上流の会社が下流の会社に対して、「この期限までに、仕上げてください」といった案件を降るため、下流の会社からすると、期限までに終わらせないといけない案件がたまっていく上、上流の会社からの案件頼みになってしまうので、負のスパイラルから抜け出せない状況になってしまいます。

そもそもの人手不足

現在IT人材が需要に対して大幅に不足していて、この流れは今後も続くことは間違いありません。経済産業省が発表した資料によると、2020年には6万人のIT人材が不足すると言われています。(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf)

需要に対して、人手が全く足りていないため、一人が対応すべき案件が多くなってしまっているのが現状なのです。

納期の厳守は当たり前

人手不足に加え、厳しいのが納期。上流の会社が案件をとってきて、納期が確定した段階で下流の企業へ案件がおりてきます。急な案件も多く、納期を守るためには残業を増やし、作業するほかありません。

クライアントに依頼されている案件である以上、納期を守らないといけないことが、残業時間の増大につながっています。

仕様変更依頼の多さ

仕様通りにプログラミングし、納期までに納品したあとに、変更依頼の連絡がくることも少なくありません。思っていたのと違うので、修正をお願いしますといった内容なのですが、こうしたことも頻繁に起こります。

クライアントとの話を握るのは上流の会社なので、よくも悪くも上流の会社にすべて左右されてしまうのです。

システムエンジニア必見!ブラック企業の見分け方

未経験歓迎

ブラック企業の特徴について解説しましたが、ブラック企業を選ばないためにはどうすればよいのでしょうか。

ブラック企業を選ばないためにも、どういった点に気を付けるべきかを解説していきたいと思います。

未経験歓迎には注意を!

一点目は、採用募集に未経験歓迎と書いている場合です。

一般的に、中途であれば、若い年代を除いて即戦力を求めています。

しかし、年齢に関係なく未経験歓迎をしているということは、それだけ人材不足であるということにもとらえられます。

全てがそういった企業ではありませんが、その企業の情報収集をしっかりとおこなってから入社を決めましょう。

みなし残業になっていないかを確認しよう

二点目は、残業代についてです。みなし残業とは、どれだけ働いても20時間分の残業代を給料に含むといったことです。

一見、残業しなくても残業代がもらえると勘違いしてしまうところですが、色々と問題があります。

まず、残業代を含んだ形で給与を提示されるため、金額的に満足したとしても実際の基本給を見ると低いということが起こります。

そうすると、ボーナスの金額も減少するというわけです。

次に、みなし残業を導入している企業は、基本みなし残業の範囲内で業務が終わることはありません。

ほとんどのケースで、20時間以上の労働時間になるでしょう。

ただ、いくら働いても、20時間以上の残業代は出ないので、働かせるだけ働かせるというわけです。

そのため、みなし残業になっている場合は注意が必要です。

ブラック企業に入ってしまった時の対処法

ブラック企業に入ってしまった時の対処法

企業が採用の募集をかける時には、企業のいい面をアピールするものです。どれだけ気をつけていたとしても、入ってみたらブラック企業だった…なんてことも。

そんな時でも落ち着いてください。ブラック企業に入ってしまった時の対処法を4つご紹介します!

転職する

まず一つ目は、潔く転職する方法です。実際に働いてみてブラック企業だと判明すれば、転職すればいいのです。石の上にも3年なんて言ってる暇はありません。我慢をして働き続けて体をこわしてしまう方が大変です。

身近に相談できる人がいれば、まずは相談してみて、転職活動開始を検討しましょう!

フリーランスになる

二つ目はフリーランスになる方法です。ある程度システムエンジニアとしてのスキルがあるのであれば、フリーランスとして独立することも検討しましょう。

今は、フリーランス向けに案件を扱うエージェントや、案件を探すことができるプラットフォームがたくさんあります

徐々に、フリーランスとして独立する道を探るのもありです。

労働基準監督署に相談する

三つ目は、労働基準監督署に相談する方法です。労働基準監督署とは、労働基準法などの法律が正しく守られているのかを監督する行政機関のことです。

時間外、休日の労働時間に関して、36協定で決められた上限を超えて働いている場合は、労働基準法に違反しているため、直ちに労働基準監督署に相談してください。

場合によっては、立ち入り調査や改善命令が出されるきっかけになります。

弁護士に相談する

最後は弁護士に相談する方法です。弁護士に相談する際に注意していただきたいことは、労務問題に詳しい弁護士に相談することです。

弁護士に相談することで、環境自体が改善されたり、未払いの残業代の請求が可能になることもあります。

ここで、気になるのは弁護士相談にかかる費用だと思います。完全成功報酬の形態を取っている弁護士もいるので、そういった方にお願いするのがいいでしょう。

結局システムエンジニアにはならない方がいい?

ブラック

しっかりとした会社選びをすればホワイトです。

結論から申し上げると、システムエンジニアはブラックではなく、むしろこれから目指してほしい職業になります。

ただ、企業選びを間違えてしまうと、ブラックの仲間入りをしてしまうため、出来るだけホワイト企業に入社できるよう、情報収集をしっかりとしましょう。

これからのシステムエンジニアの需要はますます高まる!

そもそも、現在ITの需要が高まっており、システムエンジニアの需要も高くなっています。

これから先、仕事がなくなることは当分ないので、今のうちに技術力をつけておくと、需要のあるエンジニアになることが出来ます。

資格もいらずになれる職業でもあるので、とてもお勧めです。

入社した会社がブラックと感じたらすぐに転職すべき

残業が多く給料が少ない企業や、入社した会社・企業がブラックだと感じたら、すぐに転職した方がいいです。

エンジニアは手に職がある職種で需要もかなりあるので、すぐに転職先が見つかるでしょう。

転職先を探すのなら複数の転職エージェントを利用すべきです。

それはなぜか、、1つの転職エージェントのみだとかたよった情報だけ収集している可能性があるから。

情報を集めておくためという目的やとりあえず登録しておくだけというのも全然OKです!

転職におすすめのエージェント

レバテックキャリア

Tech Stars Agent

フリーランスエンジニアにおすすめのエージェント

テクフリ

ポテパンフリーランス

まとめ

ブラックかまとめ

今回は、システムエンジニアは本当にブラックであるのかについて解説してきました。

結論として、システムエンジニアはブラックではないが、入社する企業によってはブラックの可能性もあるということでした。

ブラックな会社を避けるためには、
・システム会社の構造について理解しておくこと
・未経験でも大丈夫な会社の場合はしっかりと仕事内容をヒアリングすること

上記のことを行って、納得した企業選びをするようにしてください。

今後、システムエンジニアの需要は高まっていくので、これからもますます必要な職種であることは間違いありません。

目指そうか悩んでいる人にはぜひ目指してほしい職業です。

WRITER

学生時代にインドの人材紹介会社にジョインし、新規メディアの立ち上げに従事。日本に帰国後、インターンとしてインバウンド向けサービスを展開するINDIE.incにジョイン、サービスオペレーションを担当。大学卒業後、新卒で大手IT企業に入社し、WEBディレクター業務に従事。その後ケニアにて独立。帰国後はOYO LIFEの日本立ち上げに参画。独特なイラストと共にハンドメイドピアスを販売中。インスタでmAki_earringsと調べてくれる人は神。

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