システムエンジニア(SE)におすすめの優良企業って?ホワイト企業ってどんな特徴がある?
エンジニア転職公開日 : 2020年11月13日 | [更新日] 2023年05月01日
現在システムエンジニア (SE)として働いている、あるいは将来的にシステムエンジニア(SE)として働きたい方にとって、優良企業・ホワイト企業とは一体どのような企業なのかは非常に興味のある話題でしょう。
例えば、ビジネスマナー研修、技術研修といった取り組みを実施している企業は、会社の経営以外に社員の教育に資金を回せるという証拠でもあるので、優良企業である傾向にあります。
今回は、上記のような優良・ホワイト企業の特徴や、逆にブラックな企業の特徴などを紹介します。また、後半でシステムエンジニア(SE)におすすめの企業を紹介します!
システムエンジニアを目指している方や現在システムエンジニアとして働かれている方必見です!
目次
そもそもSE(システムエンジニア)にとって優良(ホワイト)企業って?
システムエンジニアを目指していたり、ブラックな職場でSEとして働いたりしている方は、優良企業(ホワイト企業)に就職・転職したいと考えることがありますよね。
そこで、SEにとっての優良企業の基準や特徴をご紹介していきます。
あらかじめ優良企業の特徴を知っておくことで、今後の就職・転職先を選ぶ際に間違った企業選びをする可能性が低くなるので、ぜひこの機会に覚えてみてください。
SEからみた優良企業、ホワイト企業の特徴は大きく分けて3つあり、
・残業時間が月に20時間以下で、週休2日制
・事業内容が将来性の高いものである
・教育制度、スキルアップ制度が整ってい
といったことが挙げられます。
それぞれを詳しく解説していきます。
残業時間が月に20時間以下で、週休2日制
ホワイト企業かどうかを判断するには、労働時間をチェックするのが一番手っ取り早いです。
厚生労働省が公表している「賃金構造基本統計調査」によると、SEの平均残業時間は16時間とされているので、残業が月に20時間以下であれば優良企業といえるでしょう。
また、企業ごとの残業時間の実態は求人情報では正確に把握できないので、会社の口コミサイトやSNSなどの意見をチェックするのがおすすめです。
なお、残業が少なくても毎週のように休日出勤をさせられている場合、ホワイト企業とは言えません。そのため、週休2日が徹底されていることも優良企業の条件といえます。
しかしそうは言っても、実際のSEは急な仕様変更などに対応しなければいけない場面もあるので、休日出勤がゼロというのはSEが仕事をするうえで現実的ではないのも事実です。
事業内容が将来性の高いものである
企業が力を入れている事業内容が前時代的で将来性のないものであれば、企業として大きくなることが望めなかったり、自分もSEとして成長できないことが予想されます。
そのため、
・ビッグデータ
・機械学習、AI、ディープラーニング
などといった将来性が高いジャンルの事業に力を入れている場合は、企業としても今後も成長し続ける可能性が高いので優良企業と言えます。
また・以上のような将来性の高い事業に敏感な企業は、世間の流れにも敏感である傾向にあるので、働き方改革などの良い影響も受けられることが期待できるでしょう。
教育制度、スキルアップ制度が整っている
優良企業は社員を育てることに積極的であり、教育制度やスキルアップ制度が整っていることが多いです。
具体的な内容としては、
・資格取得のサポート(試験料の援助、インセンティブなど)
以上2つが、SEにとって優良企業、ホワイト企業だと判断できる基準や特徴なので、ぜひ今後の参考にしてみてくださいね。
IT業界ってSE(システムエンジニア)にとってブラックな環境なの?
就職・転職を考えていてシステムエンジニアの働き方や業務内容を調べていると、「IT業界はSEにとってブラックな環境ばかりなのかな……」などと不安や疑問に感じることもありますよね。
先に結論からお伝えすると、「IT業界のSEは厳しい環境で業務をしなければいけない場面もありますが、すべてがブラックな環境というわけではない」です。
というのも、SEという職業はそもそもクライアントがいなければ成り立たない職業であるため、以下のように基本的に激務なんです。
SEが激務である理由
システムの開発が間に合わず納期に遅れた場合、次また仕事を依頼してもらえるかわからないため、クライアントが提示した納期は絶対に守る必要があります。
SEは基本的にチーム単位で業務をおこなうため、仮に自分が問題なく業務を進めていても、チームの一人に遅れが生じた場合には、周りがサポートをしてシステムを納期までに完成させなければいけません。
納品したシステムが24時間動き続けているものの場合は、クライアントからシステムエラーや障害の報告を受けた際に、たとえ休日でも24時間対応しなければいけません(エンジニア不足の企業なら特に)。
事前に立てた計画が不正確な場合や大枠だけを決めて作業を始めてしまうと、納期が迫ってきたときに事前に立てた計画では間に合わないことに気づき、残業をしてでも納期に無理やり間に合わせる必要がある
このように、さまざまな理由からSEの業務は過酷なものになりやすいため、ブラックな環境であるとよく言われるんです。
しかし、すべての企業がSEにブラックな環境での作業をさせているわけではなく、
・エンジニアへの理解があるクライアントで、納期に余裕がある
・社内のエンジニアの数が十分に足りている
・上司が優秀で、しっかりとした計画の上で業務が進む
といった環境で作業ができる場合、余裕をもって仕事ができます。そのため、必ずしもIT業界のSEがブラックな環境で働くわけではありません。
優良(ホワイト)企業とブラック企業の特徴・見分け方
ここまで、SEの視点から見た業界や企業の特徴を紹介してきましたが、そもそも会社としてホワイト企業とブラック企業についても明確な基準が分かりづらいところがあります。
そこでこの章では、ホワイト企業とブラック企業のそれぞれの特徴と見分け方を詳しくご紹介していきます。
SEとしての働き方以前に、会社として納得できる企業を選ぶためにも、ぜひチェックしておきましょう。
ホワイト企業の特徴と見分け方
ホワイト企業の特徴にはさまざまなものがありますが、その中でも以下の5つのポイントをしっかりチェックすることで、企業がホワイトか否かを見分けることができます。
・有給消化率が高い
・福利厚生が充実している
・離職率が低い
・評価制度や昇給制度が整っている
・ホワイトマークの認定企業である
有給消化率が高い
日本では、労働基準法で有給休暇取得が義務付けられており、誰もが使用する権利を有しています。しかし、厚生労働省が発表している「就労条件総合調査」によると、2017年の平均有給休暇取得率は51.1%と、全体の半分程度しか有給を取得していないんです。
そのため、積極的に有給消化を促していたり、有給消化率が80%以上であったりする企業は、社員の権利を尊重してくれるホワイト企業と言えるでしょう。
福利厚生が充実している
ホワイト企業は社員がより働きやすい環境を整えるために、福利厚生を充実させている傾向にあります。
そのため、健康保険や労災保険などの法律で定められた福利厚生のほかに、
・通勤手当
・社員食堂
・育児支援
など、法定外の福利厚生が豊富にある企業はホワイト企業と判断できます。
また、家賃補助や交通費支給などは、本来自分が支払うものを会社が負担しており、額面以外にも給料をもらっているようなものです。そのため、企業選びをする際は額面金額以外にも福利厚生をチェックすることが大切になります。
離職率が低い
離職率の数字は、企業の優良性を客観的に認識できる分かりやすい指標であります。当然、離職率が低い企業は、働きやすい環境のホワイト企業である可能性が高いです。
具体的な離職率のチェック方法としては、「就職四季報」という中立的な立場から企業を調査した本に掲載されている「新卒3年後離職率」の項目をチェックすることで、企業ごとの離職率を知ることができます。
評価制度や昇給制度が整っている
社員が気持ちよく働くためには正当な評価や実力相応の昇給をする必要があるため、ホワイト企業では、半年に一度の昇給査定や、実力に合った役職の付与などを積極的に行っています。
そうした取り組みをしていくと、結果的に社員のモチベーションが上がって社内の雰囲気も良くなるため、より良い企業になっていくことも期待できます。
ホワイトマークの認定企業である
ホワイト企業かどうかを判断するための指標として、厚生労働省がホワイト企業であると認めた企業に贈られる「ホワイトマーク」というものがあります。
ホワイトマークは、厚生労働省が定めた約80もの認定基準・評価項目をクリアした企業にのみ贈られるもの。そのため、このマークを持っていればホワイト企業である可能性がかなり高くなります。
しかし、ホワイトマークの取得はかなり難易度が高いため、マークがないからといって「この企業はホワイト企業じゃない!」と判断してしまうと、選べる企業が非常に狭まってしまいます。そのため、あくまでも一つの指標としてチェックするようにしましょう。
ブラック企業の特徴と見分け方
ブラック企業は、自ら“自分の会社はブラック企業です!”と宣言するわけがないので、入社してからブラックな部分に気づくケースが多いです。入社前にブラック企業であるかどうかを見極めることは簡単ではないでしょう。
後悔しない企業選びをするため、以下の5つのポイントをチェックしておくことで、ブラック企業に入社する可能性を低くすることができます。
◇ブラック企業の特徴
・精神論が多い
・労働基準法などの違反で送検されたことがある
・常に求人を出し続けている
・固定残業制度を採用している
一つずつ詳しく解説していきます。
月に45時間以上の残業がある
そもそも労働基準法で定められた原則では、労働時間は1日8時間、1週に40時間であり、労働基準法36条第1項で定められたいわゆる「サブロク協定」を結んだときのみ残業が許されます。
またサブロク協定を結んでも、厚生労働大臣により定められた月の残業時間の上限は45時間決められているんです。
以上のことから、月に45時間を超える残業がある場合はブラック企業である確率が高いです。
さらに国が定めた過労死ラインでは、”月に80時間以上の残業をすると健康障害リスクが高まる”とされているため、毎月のように80時間を超える残業がある企業は間違いなくブラック企業です。
精神論が多い
ブラック企業では、法律や権利を無視した精神論がまかり通っていることが多くあります。
そのため、
・毎朝の朝礼の際に、大声で今日の目標や自分の改善すべき点などを叫ぶ
・「死ぬ気でやれ!」などと怒鳴られる
・「みんなで頑張れば必ず達成できる」など、根拠のないポジティブ思考が多い
といった特徴がある企業は、ブラック企業だと思って間違いないでしょう。
こういった部分は求人サイトでは分かりにくいため、企業の口コミサイトやSNSを活用して念入りに調べることがおすすめです。
労働基準法などの違反で送検されたことがある
過去に労働基準法等の違反で送検された企業は、分かりやすくブラック企業ですよね。
また、違反している事柄をチェックすることで、どのようなことがブラック企業内でおこなわれているかを知ることにもつながります。
具体的なチェック方法としては、厚生労働省が公表している『労働基準関係法令違反に係る公表事案』を参考にすると簡単に確認することができます。
(参考:厚生労働省「労働基準関係法令違反に係る公表事案」)
常に求人を出し続けている
ブラック企業は劣悪な労働環境下で仕事をしなければいけないため、離職率が高く、常に人手不足の状態です。
そのため、一年中同じポジションの求人を出し続けているところはブラック企業だと判断できます。
また、長期間にわたって求人を出し続けているということは、求人サイト以外の場所から人材が集まらないという証拠でもあります。ということは、働く上で魅力のない企業であることもわかりますね。
固定残業制度を採用している
固定残業制度は「みなし残業」とも呼ばれていて、あらかじめ企業が月の残業時間を想定し、その想定された残業時間分の給料が月給に含まれている賃金支払い方法のこと。
月の残業時間が想定通りであれば何の問題もないのですが、ブラック企業はこの方法を悪用し、想定時間を大幅に超える残業をさせて、超過分の残業代は支払わないといったケースがよくあるんです。
そのため、固定残業制度を採用しているすべての企業がブラック企業であるわけではないですが、ブラック企業がよく使う方法であることは覚えておく必要があるでしょう。
SE(システムエンジニア)におすすめの優良(ホワイト)企業
SEとして就職や転職をするなら、もちろん優良(ホワイト)企業に入社したいですよね。
そこでこの章では、SEにおすすめの優良IT企業をご紹介します。
今回ご紹介する企業は、
・福利厚生が整っている
・会社の実績が安定している
といった特徴でピックアップした企業なので、ぜひ企業選びの参考にしてみてください。
評価に際して、openworkの総合評価ランキングを参考にしています(情報は2022年8月現在)。基本的には「SIer、ソフト開発、システム運用業界」の上位にランクインしている企業を紹介していますが、コンサルタント職が多い企業は除外し、SE・エンジニアの回答が多い企業のみをピックアップします。いずれも、評価ランキングの中で業界上位1%に入る企業ばかりです。
株式会社セールスフォース・ジャパン
openworkの「SIer、ソフト開発、システム運用業界」カテゴリーの中で、評価スコア第2位を獲得しているのが、株式会社セールスフォースジャパンです。
同社は、顧客管理(CRM)システムで世界トップシェアを誇るSalceforceを開発するアメリカの企業、Salesforce, Inc.の日本法人です。
外資系らしく年収も高めで、openworkに投稿している人の平均年収は1203万円となっています。
自分の健康を維持する活動に対して毎月100ドルの補助金が支給されたり、従業員用のラウンジにスナックや飲み物が用意されていたりと、福利厚生も充実。詳しくは、セールスフォースの「充実した福利厚生」ページもご覧ください。
ヴイエムウェア株式会社
ヴイエムウェア株式会社は、アメリカに本拠を置くIT企業・VMwareの日本法人です。こちらも外資系ですので、openwork回答者の平均年収は1263万円と非常に高くなっています。
残業時間の平均が月23時間と少なめなのもポイント。有給消化率も65%を超えており、他の企業と比べて高めです。
名前を聞かない方も多いかもしれませんが、ITの仮想化市場においては世界一のシェアを誇ります。
福利厚生としては「結婚休暇」などがあり、これは婚姻登録から6ヶ月以内に3日間の有給休暇を取ることのできる制度です。
福利厚生の詳細については、VMwareの「福利厚生」のページで確認できます。
株式会社CLIS
株式会社CLISは、保険業務システムの開発に特化したSIer。生命保険サービスを提供するプレデンシャル・グループと、IBMの日本法人である日本アイ・ビー・エム株式会社が出資しているSIerです。
人材育成・研修に力を入れており、特に新入社員研修は1年間にわたり行われます。もちろん、その他の研修も充実しており、キャリアップ研修が行われたり、資格取得支援・自己啓発支援を行っていたりもします。詳しくは、株式会社CLISの「人材育成」のページもご覧ください。
福利厚生も充実。有給休暇とは別に、5営業日連続休暇を取れる「リフレッシュ休暇」制度があります。毎年3回取れるので、有給休暇とは別に15日のリフレッシュ休暇を取れることになりますね。
そのほか、独身社宅や住宅手当、福利厚生施設利用なども可能です。詳細については、「社風・制度を知る」のページをご覧ください。
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社は、株式会社CLISの説明でも登場した日本アイ・ビー・エム株式会社のグループ会社です。1992年に、日本IBMのSE部門が独立する形で設立されました。
SEとして職探しをする中で、日本IBMの名前は今後もよく聞くことになるでしょう。どのような関連会社があるのか、「日本IBMについて」ページ内の「子会社・関連会社一覧」で確認できますので、一度目を通しておくのがおすすめです。
採用情報ページでは、福利厚生として退職金制度、財形貯蓄制度、育児休職・介護休職制度などが紹介されています。
openwork回答者の平均年収は658万円と、他の企業に比べてやや低めのように見えます。しかし、エンジニア・SE職の最高年収は900万円となっているので、実績を積めば年収を上げることは可能です。
株式会社アークシステム
株式会社アーク・システムは、神戸製鋼所とリクルートの共同出資によって生まれたシステムエンジニアリング企業です。現在は、株式会社シーエーシーが100%出資しています。
残業時間の平均は月間27.2時間と、他の企業に比べて少なめの印象。中途・キャリア採用の場合、年収レンジは600万〜800万円ほどとなっています。
福利厚生としては、情報処理推進機構(IPA)の資格取得者に5千円~15万円の奨励金を支給する制度があります。永年勤続表制度もあり、節目ごとに長期リフレッシュ休暇や報奨金が与えられます。長く働き続けることに重きを置いた会社だと言えるでしょう。
詳細については、株式会社アークシステムの「福利厚生」のページもご覧ください。
株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング
株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングは2002年に設立された日系企業で、システム開発とコンサルティングを手掛けています。
残業時間の平均は30時間を切っていますが、エンジニア・SEの平均年収は400万円〜750万円と、他の上位企業に比べればやや見劣りする部分があるかもしれません。一方で、リフレッシュ休暇、産前産後休暇、育児休暇などの制度が充実しており、長く働きやすい環境が整っています。
フレックスタイム、テレワーク制度も導入されているので、ワークライフバランスを考えながら仕事をすることができるでしょう。そのほか、新人〜管理職まで研修制度が設けられており、コンサルタント・エンジニア両面で技術を磨きながらキャリアパスの形成ができます。
詳細については、「福利厚生・制度」のページもご覧ください。
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社は、野村総合研究所グループの中で情報セキュリティを専門としている会社です。1995年に、野村総合研究所の「社内ベンチャー第1号」としてスタートしました。
残業時間は月間平均で40時間超えとやや多めですが、有給消化率は65%近く、休みを取りやすいことが窺えます。
また、エンジニア・SEの平均年収は1,000万円超え。安定した給料を見込めそうですね。
福利厚生としては、2016年度よりテレワーク制度を積極的に推進。また、5営業日連続で休暇を取れるリフレッシュ休暇制度や、産前産後休暇も充実しています。「働き方と福利厚生」ページに詳細が記載されているので、こちらもあわせてご覧ください。
株式会社電通国際情報サービス
株式会社電通国際情報サービスは、広告代理店として有名な電通のグループ会社です。業務アプリケーションやITインフラなどの開発を行っています。
エンジニア・SEの平均年収は700万円程度とやや低めに思えますが、6年連続で売上高がアップしており、今後の成長が見込める企業です。
福利厚生として、裁量労働制、テレワーク制度を導入。また、リサイクル有給休暇制度も備えており、上限の40日を超えた有給休暇も、60日を上限として積み立てることができます。
そのほか、結婚休暇、出産休暇なども充実。詳細については、「Work Style」のページをご覧ください。
株式会社ゼロスピリッツ
株式会社ゼロスピリッツは2013年設立で非常に若く、社員数も52名の会社です。しかし、openwoekの会社評価スコアでは5点満点中4.31を獲得しており、業界内で上位1%となっています。
残業時間の平均は月間11.2時間。有給休暇消化率も70%超えと非常に高く、働きやすい会社であることが窺えます。
エンジニア向けのJava勉強会やデータベース勉強会も定期的に開催。また、企業として生命保険に関する業務を強みとしているため、生命保険の業務知識についても勉強会が開催されています。そのほか、情報処理資格試験やAWS資格試験の勉強会も。
2021年には、【22・23年卒版】就活生もその親も必読!「隠れ優良ホワイト企業ランキング」TOP50という記事の中で11位にランクインした実績もあります。
株式会社アシスト
株式会社アシストは、1972年に創業されたIT企業では比較的歴史のある会社です。エンジニア・SEの平均年収は659万円と高水準ではないものの、残業時間は20時間程度であり、有給消化率も70%超えとなっています。
福利厚生として時差出勤制度があり、お子さんの保育園の送り迎えなどがしやすくなっています。育児・介護短時間勤務、子の看護休暇など、ライフステージに合わせて働きやすい環境を整えるための制度がたくさんあります。
SE(システムエンジニア)が優良(ホワイト)企業に入るには?
前章ではSEにおすすめの優良企業をご紹介しました。しかし、「おすすめの企業は分かったけど、どうやってホワイト企業に入ればいいの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
そんな方には、「転職エージェント」の活用がおすすめです。
転職エージェントは人材紹介サービスともいわれており、利用することで転職成功率が格段に向上するだけでなく、
・キャリアコンサルタントが転職を総合的にサポートをしてくれる
・一般の求人では見ることのできない載っていない「非公開求人」を見ることができる
といったさまざまなメリットを享受できます。
そのため、優良(ホワイト)企業のSEを目指すためには、転職エージェントに登録してプロに転職先探しをお任せするのがおすすめです!
SE(システムエンジニア)が優良(ホワイト)企業に転職するのにおすすめの転職エージェント
転職するなら優良企業、ホワイト企業がいいですよね。
システムエンジニア(SE)として転職を考えているのであれば、転職エージェントに登録することをおすすめします。
転職エージェントはあなたの要望にマッチする企業をいくつか紹介してくれます。
また、応募書類の添削から、面接の対策までサポート。
さらに、推薦状なども書いてくれるので、書類選考での通過率が格段に上がります。
忙しい社会人にとって、新卒の時みたいにじっくり企業を探して何十社も応募するなんて方法は現実的ではありません。
ですので、転職のプロに任せられる部分は任せちゃいましょう!
そこで、システムエンジニア として企業に転職するための、おすすめ転職エージェントをご紹介します!
気になるエージェントがある場合は、ぜひ無料カウンセリングを受けてみてください!
TechCLipsエージェント
サービス名 | TechClipsエージェント |
---|---|
公開求人数 | – |
採用企業数 | 1,000社以上 |
主な転職先 | サイバーエージェント、SEGA、KONAMIなど |
おすすめポイント
①高収入案件のみ掲載
②キャリアアップにつながる
①高収入案件のみ掲載。
TechClipsエージェントは、高収入案件のみを集めている、フリーランスのITエンジニア専門エージェントです。
高収入の案件を獲得するにはもちろん相応のスキルが必要ですが、スキルに自信のある人は、絶対登録すべきです。
ちなみに100%が年収500万円の企業。
案件数はそれほど多くないですが、相談することで新規開拓してもらうことも可能ですし、優良な非公開求人もあるので、良い案件に出会うことができるでしょう。
下請け業務などはほとんどないので、自社開発企業の案件を受けることができます。そのためプロジェクトの一部でなく、最初から最後まで関わることができ、上流工程の仕事も経験することができます。それはフリーランスにとって非常に貴重な経験になるので、キャリアアップにもつながります。
ビズリーチ
サービス名 | ビズリーチ |
---|---|
掲載企業数 | 14,100社以上 |
公開求人数 | 109,000件以上 |
非公開求人数 | 23,000以上 |
対応エリア | 全国 |
参画先企業例 | 東芝、楽天、旭化成ホームズなど |
おすすめポイント
①ヘッドハンティングを受けられる
②選べる料金プラン
ビズリーチで自ら案件を探すのではなく、情報やスキルを登録しておくと、企業がそれを見てヘッドハンティングしてくれるスタイル。取り扱っている職種は様々ですが、どれもハイクラスの案件なので、より良い条件を求めて転職活動をしている方は必見です。海外で働けるような案件や、管理職などの高いポジションなどの案件もあるので、キャリアアップしたい方は登録しておいた方がいいでしょう。
ビズリーチは無料で使える転職エージェントですが、有料プランもあります。無料の「スタンダードステージ」会員が利用できるのは・求人の検索・閲覧(企業名を除く)
・一部の求人への応募
・プラチナスカウトの閲覧・返信有料の「プレミアムステージ」会員が利用できるのは
・全ての求人の検索・閲覧、応募
・全てのスカウトの閲覧・返信まずは無料プランに登録してみて、より多くの企業と出会いたい、と思った方は有料プランに切り替えてみてもいいかもしれませんね!
JACリクルートメント
サービス名 | JACリクルートメント |
---|---|
公開求人数 | – |
採用企業数 | – |
対応エリア | 東京横浜・名古屋・静岡・大阪・京都・神戸・広島 |
主な転職先 | ・サイバーエージェント レゴジャパン、P&G、Yahooジャパン、FUJI FILMなど |
おすすめポイント
①外資系企業に強い
②質の高いコンサルティングスタッフ
JACリクルートエージェントはもともとイギリス発祥の日本系転職エージェント。イギリスとドイツ、アジア8カ国に広がる独自のグローバルネットワークを持っているので、海外進出している企業の案件も豊富です。質の良いグローバル転職を考えている方におすすめできます!もちろんハイクラスな日系企業の案件も豊富ですよ。
②質の高いコンサルティングスタッフ
高い専門性を持ったキャリアコンサルタントがなんと800名も在籍。
経験やスキルなどを正しく判断してくれるので、ぴったりの案件を紹介してくれます。
さらにコンサルタントは企業訪問を行っているので、企業の雰囲気や他で得られない情報などたくさん持っています。
ホワイト企業を希望位している方は、その辺りも詳しく聞いてみることをおすすめします!
green
サービス名 | Green |
---|---|
掲載企業数 | 約3,000社 |
公開求人数 | 15,000件以上 |
非公開求人数 | 不明 |
対応エリア | 全国 |
参画先企業例 | sansan、Yahoo!Japan、メルカリなど |
おすすめポイント
①掲載企業の幅が広い
②企業と直接やり取りできる
greenではベンチャー企業から上場企業まで、幅広い案件を取り扱っています。IT業界専門の転職エージェントで、規模も業界最大級。優良企業が大手とは限りません。ベンチャー企業や今まで知らなかった企業の中にも、優良企業はたくさんあるので、幅広い案件の中から自分にぴったりのものに出会えるようにしておくことをおすすめします!
②カジュアル面接で直接やり取りgreenでは人材紹介を介することなく直接企業と連絡を取りやり取りすることができる制度があります。
気になる企業をチェックしておくことで、その企業に興味があることを伝えることができるので、うまくマッチングするとそのままカジュアル面談ができます。
自分で動くことができるので転職活動がスピーディーですし、実際に企業の人と会うことで、雰囲気を掴むことができるのですごくおすすめです!
まとめ
システムエンジニアの世界はブラック企業が多いんじゃないか?なんて心配している方、実際に今の環境に納得がいっていない方、いかがでしたか?
ホワイト企業とブラック企業の違いや、ホワイト企業の選び方などわかっていただけたかと思います。
とにかく情報収集をしっかり行うことで、ホワイト企業への転職が可能になるので、転職エージェントに相談したり、口コミを調べたり、積極的に動いてみてください。
プロからの意見を参考にして、みなさんが転職を成功させることを祈っています!
WRITER

コードランとは、プログラミング初心者や副業/フリーランス向けに、プログラミングスクールの評判や口コミを比較できるサイトです。 スクール比較のほかに、現役エンジニアたちが現場で活躍できるようになるまでのストーリーや 「未経験でもプログラマーになれるの?」「 スキルアップするには何からはじめればいいの?」「 フリーランスはみんなどうやって稼いでるの?」 「実際のお給料は?」 など、プログラミングを志すみなさん向けの記事を集めています。