【転職したいSE必見】転職先、業種はどうやって決めるべき?
エンジニア転職公開日 : 2020年11月09日 | [更新日] 2023年09月01日
SEとして働いているけど、今の会社をやめて好条件のところに移りたいな、、、
IT企業にはいたいけどSE以外の仕事にも興味があるな、、、
んなて考えている方、多いのではないでしょうか?
そんなSEの皆さんに、経験者SEはどのように転職活動をすべきか?どうやって別の職種に転職するか?
などのポイントををご紹介していきます!
目次
SEを辞めたくなる理由
会社の開発のスピード感が遅い
会社によってはシステム開発のスピードが遅い現場があります。
自分自身のレベルが高い人にとっては周りの仕事が遅く、ストレスに感じる可能性があります。
スピード感が遅いと、自分自身の成長スピードも遅くなりますので、キャリアを考える上でもマイナスになりますよね。
そのため、もっと自分の仕事のスピードに合っていてい成長ができる環境に行きたいと考えがちです。
ただ、そのような環境はある意味余裕があり、仕事の内容を振り返る時間もたっぷり取れるはずなので、うまく利用すれば自分がより成長できる環境とも言えますので、見極めることが重要です。
またこの理由ばかりを前面に出してしまうと転職先では激務になりすぎてしまうことも考えられますので、注意しましょう。
激務
SEはお客さんの都合で納期が厳しすぎる場合が多く、激務を強いられることがあります。
現場によっては、夜中も12時を回ってもまだ仕事をしている現場もあります。
またそう言った現場に限って企業自体にも金銭的な余裕が無いので残業代も出ないことが多いです。
その場合サービス残業になってしまうので、その点に不満を持ってしまう方も少なくありません。
またSEという職種の性質上新しい技術の勉強が大変です。
ITの世界は移り変わりが多く、新しい技術やシステム、言語などが次々に更新されます。
その都度自分のスキル向上の為勉強が必須です。
しかし技術勉強の時間は業務時間に含まれないので休日返上で勉強をしなくてはならないのです。
このような激務の現場は自己成長ややりがい、待遇を考える以前の問題でシンプルに精神を壊してしまう危険性を孕んでいるので、すぐにでも辞めるべきです。
開発の実務ではないのでスキルが伸びない
会社によってはSEとして入社したのに研修も無く、単純なITにまつわる事務的な作業を任せてばかりの現場があります。
特に客先常駐のSEによく起こりがちの現象です。
そういった現場の場合は、将来的な成長が見込めないのでできるだけすぐにそこから移動したいと思ってしまう方が多いです。
ただ裁量の大きい仕事や難易度の高い仕事を任せてくれる現場では無い分ワークライフバランスは整っているので、割り切って仕事は仕事で単純作業をこなし、空いた時間で自分のスキルアップのための勉強をするのも手です。
上司や同僚と合わない
上司がいつもイライラしていて怒鳴りつけるような職場だったり、逆に居眠りばかりしていて全く働かないような職場だったりするとしたらこちらもストレスが溜まります。
更に居眠りばかりしているような上司の方が給料が高かいと更にやる気は無くなってきますがそういう職場も少なくないようです。
また同僚と仲良くできず、仕事を押し付けてくるような人であってもストレスが溜まりますよね。
人間関係で悩むと、SEに限らずですが辞めたくなるものです。
年収が低い・休みが少ない
エンジニアは自分のスキルに対して低い対価しか貰えていない場合があります。
またその反面独立しやすい職業にもなるので、今まで学んできた技術力を活かしてフリーランスになろうとする方も少なくありません。
フリーランスであれば会社員のように毎日満員電車に乗る必要も無ければ、一定の時間に起きないといけない訳でもありません。
また青天井に稼げるので、年収などの待遇面に不満がある人も独立を選びやすいです。
出会いが全くない
意外にもこの理由は上位に上がってくるそうです。
SEという職種の性質上男性が多い職場になりますので、男性にとっては異性とは出会いにくい職場です。
また、職場も激務なことが多いので、自分の時間が忙殺されプライベートでもまったく出会いがなくなります。
会社と自宅を行き来するだけの生活になり、土日は疲れ果てて寝ているだけになってしまい、誰かと遊びに行くなんて気力は無くなってしまいます。
SE転職で失敗する人はプロに頼らない・後回しにする人
自分自身に過信してしまい、一人で求人に応募をして転職しようとすると失敗する確率は高いです。
未経験の場合は自分のスキルをアピールすることは難しいので、スキル以外のコミュニケーション能力や頑張れる力などをアピールする必要があります。
そのアピールを一人で行うには至難の業で、転職エージェントなどを頼ることをおススメします。
また特に20代の若い人に多いのですが、自分はまだ若いから大丈夫だろうと思って対策を後回しにする人が結構います。
実際に若い人は30代や40代の未経験に比べると採用されやすいですが、だからと言って何も対策をしなければ落ちてしまいます。
特にスキルが無い20代はアピールできるものも少ないので、工夫をして企業に自分をアピールすることが要求されます。
若い人が採用されやすいですが、若ければ採用されるというわけでも無いのです。
年齢は関係ある?40代でもSEからの転職ってできるの?
40代でもSEからの転職は可能です。
ですがもし待遇を下げずに転職をしたいのであれば、経験やスキルが無いと不可能に近いです。
またもし技術面で自信が無い場合でも、マネジメント経験やコミュニケーションを生かした経験がある場合はそれを伝えることです。
マネジメントやコミュニケーション能力はSEに限らずどこの業界でも必要とされますし、そこが評価された場合は入社当初から管理職で好待遇ということもあり得ます。
SEが職種や企業など転職先を選ぶ際のポイントとは
・マネージャー
の順番で昇格していくことが多いです。
アナリストは、画面定義書や動作検証仕様書の作成、システムのプログラミングやテストなどの役割を担います。
また、状況に応じ複数のタスクを同時進行するケースも見受けられます。
コンサルタントは、要件の整理や開発計画の進捗確認、アナリストが作成した仕様書などの確認などを担当します。
上記に加え、クライアントとのスケジュールや温度感の調整も重要な仕事になります。
マネージャーは、アナリスト・コンサルタントが行った仕事の成果を測る、プロジェクト全体の総括役です。
作業計画の作成や、開発計画全体の進捗・品質管理、関係者との調整・対応などの役割も担います。
またITコンサルタントは業務としてはかなりハードになりやすく、長時間労働の傾向もあります。
ただ高度なものを求められる反面、高収入が望めます。
ITコンサルタントの平均年収は610万円程だそうですが、日本の平均年収が420万円程と比べると、かなりの高給と言えるのではないでしょうか。
アクセンチュア株式会社、デロイトトーマツコンサルティング合同会社、アビームコンサルティング株式会社などでITコンサルタントは募集されています。
セールスエンジニア
セールスエンジニアは、営業の仕事を技術面からサポートする職種です。
なのでエンジニアでありながら営業の仕事を行うので、幅広い知識が要求されます。
会社によってはエンジニア寄りになったり、営業寄りの仕事になりますので、入社する際にどっち寄りの仕事なのかは聞いておいたほうがよいです。
セールスエンジニアの平均年収、給料は他のエンジニア、また業種と比較しても高額といえます。
セールエンジニアの平均年収はどの年代であっても平均年収からは100万円程高いです。
これはセールスエンジニアがIT技術にプラスで高いコミュニケーションスキルが必要とされるからです。
セールスエンジニアは年収が高い分、エンジニアとしてのスキルだけでなく顧客の期待に答えることや調整事などのスキルが要求されます。
アライドテレシス、富士ソフト株式会社、SOMPOリスクマネジメント株式会社などがセールスエンジニアを募集しています。
社内SE
社内SEは、その名の通り社内のシステム回り全般の企画から構築、運用保守を行います。
それ以外にも社員からのシステム面に対する問い合わせ対応も行う重要な仕事です。
また必要であれば情報システム開発会社やソフトウェア会社などへ外注する業務も担いますので、コミュニケーション能力も要されます。
裁量権が大きく、会社経営に影響を与える仕事に携われることや、業務の幅が広く、さまざまな知識及び経験が得られるのが特徴です。
その他のSE・SESやSIerというような働き方に比べるとクライアントから無理な納期で依頼されることもなく、比較的残業になることも少なく働きやすいです。
そのため人気の職種になっておりますので、なるには高倍率の門をくぐる必要があります。
自分の仕事の成果が見えやすいという環境というのも人気の理由の一つです。
自分の会社や同僚のためにIT関連の業務を行うため、導入後すぐに現場の意見や感想が直接聞けます。
自分の仕事が目の前で実務に活かされている環境は、他の職種に比べ実感を得やすく仕事のやりがいにつながります。
また社内SEは社会医療法人社団慈生会等潤病院、タケモトピアノ株式会社、旭商工株式会社など業界問わず募集されていますので、あまり会社の業界を絞らずに見ていくと良いでしょう。
上流工程がしたいならSIerという選択肢も
もしあなたが今のSEの仕事が下流工程で不満があるということであればSIerも視野にいれることをおススメします。
SIerは上流工程の仕事をすることが可能で、入社難易度としても概ねITコンサルタントや社内SEを募集している企業に比べると高くありません。
またSIerには特に大手ですが残業も少なくホワイトな環境も多いのです。
SIerはイメージではブラックなイメージが先行していますが、実際にはそんなこともない企業も沢山ありますし、今までやってきたことも生かせるので、選択肢としてはかなりアリです。
なので今までSEとして頑張ってこれたのであれば、SIerとして安定した環境で上流工程の仕事に励めるでしょう。
SE転職を成功させるコツは「プロに頼ること」
SEとして転職を成功させるコツはずばり、プロに頼ることです。
ここで言うプロとは、転職エージェントとそこにいるキャリアアドバイザーのこと。
プロの場合持っている案件数や、情報が圧倒的に多いですし、日々いろいろな人の転職活動をサポートしているので、見極める力があります。
転職したい方はまず、転職エージェントに登録して、自分に向いている企業の情報をゲットしたり、企業の雰囲気を教えてもらったりしましょう。
面接の日程調整や入社のサポートもしてくれますよ!
ここで、おすすめの転職エージェントを3つに絞ってご紹介します。
IT業界に強いアドバイザーがいるおすすめの転職エージェント3選
レバテックキャリア
サービス名 | レバテックキャリア |
---|---|
掲載企業数 | 不明 |
公開求人数 | 2,500件程度 |
非公開求人数 | 2,500件程度 |
対応エリア | 関東、地方主要都市 |
参画先企業例 | Yahoo!Japan、GMOインターネット、バンダイナムコなど |
レバテックキャリアのおすすめポイント
レバテックキャリアはIT・WEB系のエンジニアとクリエイター向けの転職エージェント。IT・WEB業界に詳しいキャリアアドバイザーは市場に詳しいため条件交渉にも強く、サポートのおかげで66%以上の方が年収UPを実現しています。
日々状況が変わるIT業界の情報をしっかりとキャッチアップしているキャリアアドバイザーと共に転職活動ができるので、レバテックキャリアは登録するべきエージェントと言えるでしょう!
まずは情報収集のためにもと無料会員登録しておきましょう!
TechClipsエージェント
エージェント名 | TechClipsエージェント |
---|---|
掲載企業数 | 1,000社以上 |
公開求人数 | 1,000件以上 |
非公開求人数 | 全体の4割程度 |
エリア | 東京 |
主な転職先 | セガ、opt、DMM.comなど |
TechClipsエージェントのおすすめポイント
TechClipsエージェントは、フリーランスのITエンジニア専門エージェントで、高収入案件のみを集めています。
もちろん高収入の案件を獲得すると言うことは、それだけスキルが高いと言うことですが、経験者の方は登録する価値あり。
年収500万円の企業が100%なので、キャリアアップを目指して転職する方は、TechClipsエージェントを視野に入れてみてください。
また、高収入な理由にもつながりますが、下請け業務などはほとんどありません。
自社開発企業の案件を受けることができます。
そのため今まではプロジェクトの一部鹿経験できなかった人も、プロジェクトの全体を見て、上流工程の仕事も経験することができます。
geekly
サービス名 | geekly |
---|---|
掲載企業数 | 5,000社 |
公開求人数 | 7,000件程度 |
非公開求人数 | 10,000件程度 |
対応エリア | 東京、埼玉、千葉、神奈川 |
参画先企業例 | ネクストビート、KONAMI、サイバーエージェントなど |
geeklyのおすすめポイント
Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界専門の転職支援サイトです。IT業界に正社員で転職すると言うことに重きを置いているので、正社員としての働き先を探している人には特におすすめです。
また優良ベンチャー企業などの求人も持っています。
そういった案件は非公開求人の確率が高いですが、なかなか好条件だったりするようなので、登録してチェックしてみるべきでしょう。
また求人数の多さもポイント。
年齢問わず様々な案件を持っているので、自分の希望にあった案件と出会える確率も高いです!
社内教育をしっかり受けたIT業界に非常に詳しい専門家、アドバイザーがいてくれるので、プロしか知らない情報を教えてくれるでしょう。
まとめ
SEの皆さん、SEの転職事情はわかりましたか?
経験者であればキャリアアップのために、他の企業を検討してみるのもいいかもしれません。
ただその際に注意すべきなのは転職の進め方です。
求人を見てひたすら応募するより、確実にひとつひとつこなしていくためにプロを頼りましょう。
仕事が忙しい中での転職活動は大変かもしれませんが、よりスムーズに進められる方法で成功を掴みましょう!
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コードランとは、プログラミング初心者や副業/フリーランス向けに、プログラミングスクールの評判や口コミを比較できるサイトです。 スクール比較のほかに、現役エンジニアたちが現場で活躍できるようになるまでのストーリーや 「未経験でもプログラマーになれるの?」「 スキルアップするには何からはじめればいいの?」「 フリーランスはみんなどうやって稼いでるの?」 「実際のお給料は?」 など、プログラミングを志すみなさん向けの記事を集めています。