プログラミングのやり方を徹底解説!初心者が挫折しない方法!
プログラミング学習公開日 : 2020年03月04日 | [更新日] 2023年10月01日
この記事を読んでいる人の中には、これからプログラミングを始めようと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、未経験者が学習をする場合プログラミングはしっかりとした手順で学習を進めないと挫折しやすいんです。
この記事にたどり着いた方の中には、一度プログラミングに挑戦して挫折したという人もいるかもしれません。
プログラミングの場合、難易度が高いので勉強方法ってかなり大事なんです!
そこで今回は、プログラミング初心者の方でも挫折せずにプログラミング学習を進めることができるやり方を徹底解説します。
ぜひ一読ください!
目次
プログラミングを始める前に学習する言語を決めよう
まずはじめに決めるべきことは、何のプログラミング言語を学習するのか明確にすることです。
何かを始める時に、ゴールを決めなくては途中で挫折してしまいます。
では、プログラミング言語を決めるにはどうすれば良いのでしょうか。
プログラミング言語を決めるためには、まずはプログラミングでどういったものを作りたいかを決める必要があります。
作りたいものによって、最適なプログラミング言語というのが存在するからです。
これから、作りたいもの別で学ぶべきプログラミング言語を解説していきたいと思います。
ウェブサイトを作りたい
1つ目はウェブサイトを作りたい人です。
何か調べる時にキーワードを打ち込んで検索をし、検索結果の中からウェブページを開くと思います。
それらのほとんどは、ウェブサイトです。ウェブサイトを作るためには、ウェブ系の言語を身につけなければなりません。
個人的には、ウェブサイトを作るために必要な言語は、これからプログラミングを始める方にとって非常におすすめの言語が多いです。
ウェブサイトを作るために、必要になるプログラミング言語は以下の通りです。
・HTML
・CSS
・JavaScript
・PHP
・Ruby
・Java
HTML、CSS、JavaScriptは最低限必要になるプログラミング言語です。
HTMLとCSSは、ウェブサイトの見た目を作る部分です。HTMLは、実際に文字を書いたりしている部分で、CSSは、文字の色、形、大きさ、背景など、デザインを作る部分になります。
JavaScriptは、ウェブサイトで動的な動きを加えています。例えば、何か入力をするときに、間違えるとポップアップなどで間違いを指摘してくれるウェブサイトがあると思います。そのポップアップの表示は、JavaScriptでおこなっているのです。最低限この3つを知っていれば、ウェブサイトを作ることができます。
しかし、より質の高いウェブサイトを作るために必要になってくるのが、見た目ではなく中身を作るためのプログラミング言語です。ウェブの世界では、HTML、CSS、JavaScriptなどをクライアントサイド、PHP、Ruby、Javaなどはサーバーサイドと呼んでいます。
サーバーサイドとは、裏側で処理をしている部分で、わかりやすいところだとデータベースへの登録をしたりしています。例えば、どこかのサイトで会員登録をしたときに、次回ログインをするときにユーザーIDとパスワードを入力すればログインできるはずです。自分のユーザーIDとパスワードは、2つセットでデータベースに登録されているからログインができます。
ウェブサイトを作っていくためにも、クライアントサイドの言語とサーバーサイドの言語を両方扱えるようにしましょう。
ネイティブアプリを作りたい
ネイティブアプリとは、ウェブアプリの対比として用いられることが多く、スマートフォンやタブレット型端末で使えるアプリのことです。皆さんの多くは、iPhoneやAndroidといったスマートフォンを持っていると思います。そこでダウンロードするアプリのことをネイティブアプリと呼んでいるのです。
ネイティブアプリは、大きく2つに分かれます。それは、iPhone用のアプリとAndroid用のアプリです。
iPhone用のアプリの場合、「Objective-C」と「Swift」が主に使われています。
Objective-Cは、Swiftと比べると古い言語になります。Swiftが登場する以前によく使われていた言語です。現在は、次に説明するSwiftを使ったiPhoneアプリ開発が多いため、これから始めるならSwiftの方がおすすめです。
Swiftは、現在iPhoneアプリ開発の大半に使われており、これから先もしばらくの間はSwiftが使われることは間違いないでしょう。また、Objective-Cよりも簡単で扱いやすい言語のため、初心者の場合は圧倒的にSwiftの方がおすすめです。
Android用のアプリの場合は、「Java」と「Kotlin」が主に使われています。
Javaは、ウェブサイトでも使われていますが、あらゆることに使われている言語です。幅広いことができる言語なので、これから始める人におすすめの言語です。
対してKotlinは、最近登場した新しい言語になります。現状では、Javaが使われていることの方が多いですが、少しずつKotlinの使用率が上がってきています。
その理由は、JavaよりもAndroidアプリを作ることに特化しており、初心者にも学びやすい言語だからです。Androidアプリを作りたい、という方にはJavaよりもKotlinをおすすめします。
AI(人工知能)を作りたい
次にAIを使ってみたい人です。AIといえば何と言っても「Python」を学んでおけば間違い無いです。次におすすめしたい言語が「R言語」です。
Pythonは、一度は聞いたことがある人も多いと思います。実は、Pythonは人工知能だけではなく、ウェブサイトの作成、ゲームの作成もできるのです。しかも、初心者にも学びやすい比較的簡単な言語です。人工知能といったらとりあえずPythonを学べば間違いないでしょう。
次にR言語ですが、こちらもおすすめです。特に、統計解析に特化した言語で、データの解析、AIに特化したシステムを作りたいときに使われます。Pythonよりも気軽に取り扱うことが難しく、専門分野の基礎知識が必要です。
ゲームを作りたい
最後にゲームを作りたい人におすすめの言語は、「C#」と「JavaScript」です。
C#は、幅広く使われているプログラミング言語です。ウェブアプリにも使われていますが、実はゲーム開発にも多く使われています。
ゲーム開発時にC#を使う大きなメリットは、Unity(ユニティ)で使える言語だということです。Unityとは、ゲーム開発を手軽にできるツールのことで、現在のゲーム開発でよく使われています、
最近流行った「ポケモンGo」もUnityで作られており、これからゲームを作っていきたい人にはおすすめのプログラミング言語です。
JavaScriptはブラウザゲームなどで多く使われてきましたが、他にも多くの用途があります。先ほども紹介した通り、ウェブサイトによく使われるプログラミング言語です。
また、先ほど紹介したUnityにも、拡張されたJavaScriptが使われています。
JavaScriptを使って作成できるゲームのジャンルとしては、RPG、クイズゲームおよびシューティングゲームなどです。
言語が決まったらエディターを準備しよう
先ほどの解説で、どのプログラミング言語を学ぶべきなのか分かったと思います。これから学ぶプログラミング言語を決めたら、プログラミングをするために必要なエディターを準備しましょう。
エディターとは
エディターというのは、プログラミングを書くためのものです。ノートのようなものだと思ってください。ペンがあっても、書くものがないと文字をかけませんよね。それと同じでプログラミングをする際にはエディターが必須です。
オススメのエディター
エディターといっても、多くのエディターが存在します。これからその中でもおすすめのエディターをご紹介します。
Atom
1つ目におすすめするエディターは、「Atom」というエディターです。Atomは基本無料で利用ができ、拡張性が高いのが特徴。例えば、少し文字を入れるとその後の文字を予測変換してくれたり、ショートカットキーが豊富です。無料で利用できるため、まずは利用してみましょう。
サクラエディタ
次におすすめするエディターは、「サクラエディタ」というエディター。サクラエディタは、何と言っても基本的な機能がわかりやすく、直感的に扱えることが魅力です、初めての方にもおすすめのエディタです。
VisualStudioCode
最後に紹介するエディターは、「VisualStudioCode」というエディター。VisualStudioCodeは、多くのプログラミング言語に対応しているエディターのため、とりあえず入れとけば問題ないエディターになります。これまでのエディターはプログラミング以外でも扱いやすいエディターですが、VisualStudioCodeは特にプログラミングに特化したエディターです。これまで紹介したエディターをとりあえず使ってみて、自分に合うものを使っていきましょう。
エディターを決めたら、Gitの使い方をマスターしよう
自分にあうエディターを見つけたら、次にGitの使い方をマスターしましょう。
Gitとは
Gitとは、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システムです。チームで開発を進める時には、必ず必要になるので、しっかりと使いこなせるようにしましょう。
ターミナルでGitを操作
Gitはターミナル操作で実行できます。初心者の方には、ターミナルを扱うのは難しいと思いますが、しっかりと理解して実行していきましょう。
開発環境を準備できたらプログラミングを学習しよう
ここまで紹介した方法で、開発環境は整ったと思います。ここからは、実際にプログラミング学習を始めていきましょう。
基礎勉強はProgateで集中的に行う
まず最初におすすめするのが、「Progate」というオンラインサービスで学習することです。Progateは、オンライン上でプログラミングができるため、ゲーム感覚で楽しくプログラミングを学習できます。
メンターを見つける
次に、メンターを見つけましょう。メンターとは、エラーで解決できない時やプログラミングのことで悩んだ時に相談できる人です。初心者の場合は、特にメンターの存在が重要になります。初心者の挫折する多くの理由が、わからないことをそのまま放置してしまい自然と離れていくことです。そこでメンターがいれば、困ったことがあったらすぐに相談できるため挫折する確率もぐっと減るわけです。
学習サイトでサービスを作る
次にオンライン上の学習サイトで1つのサービスを作ってみましょう。最近では、オンライン上で擬似的なサービスを作ることができます。1つでも何かサービスを作れば、少なからず自信がつくものです。ぜひ利用してみましょう。
プロダクトを実装しよう
最後に、実際に自分のプロダクトを作ってみましょう。今までの学習したことを活かせば、時間はかかってしまいますが必ず作れるはずです。ここでしっかりと苦労することで、知識として定着します。メンターにも相談して乗り越えましょう。
オススメのプログラミング学習サイト
ここではおすすめのプログラミング学習サイトをご紹介します。
基礎学習のあとの専門的なプログラミングの学習なら「udemy」
1つ目におすすめのプログラミング学習サイトは、「udemy」というサイトです。udemyとは、サイト上で講座を購入することで、その講座は何度でも繰り返し見ることができるサービスです。様々なジャンルの講座があり、特にプログラミング関係の講座は非常に充実しています。また、頻繁にセールをしており、講座の値段も安価なためぜひ利用してみましょう。
動画をみながら網羅的に復習するなら「ドットインストール」
次におすすめのプログラミング学習サイトは、「ドットインストール」というサイトです。ドットインストールは、基本無料で利用ができ、3分ほどの短い動画をみながら、自分でも実際に手を動かして学習を進めることができます。また、一本の動画が短いため、電車の中や空き時間に手軽に見れるのがウリです。
オススメのプログラミングのやり方が学べる本
次に、プログラミング言語というよりも、プログラミングについて学べる書籍をご紹介します。
プログラミングの本のみで、独学するのは難易度が高いので、息抜きで使ったり、プログラミング学習サイトなどと併用するなどしましょう。
1. 教養としてのプログラミング講座
1つ目に紹介する本は、「教養としてのプログラミング講座」という本です。こちらの本は、たった一冊で優れたプログラマーの思考の習得を目指した本です。
IT業界の著名人といえば、ジョブズやゲイツなどがおりますが、彼らのような現代の成功者はどんな世界を見ているのかがわかります。これからプログラミングを学習して行こうという人には非常におすすめの本です。最初の入り口としてぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
2. プログラミング入門講座ーー基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業
2つ目に紹介する本は、「プログラミング入門講座ーー基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業」という本です。
この本は、とにかくこれからプログラミング学習を始める人にとってうってつけの本になります。なぜ、世界中の成功者はプログラミングの基本を学んでいるのか、そしてプログラミングの基本を最少の時間で確実に習得できる学び方にフォーカスして書かれています。この本を読めば、これから効率的にプログラミングを学習できるのでぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
即戦力になるなら『仕事ではじめるプログラミング』
最後に紹介する本は、「仕事ではじめるプログラミング」という本です。
この本の特徴は、これから仕事としてプログラミングを始める人に向けて書いていることです。実践的な内容が多いため、基礎的な内容を身につけてから読むのをおすすめします。
まとめ
今回は、初心者でも挫折せずにプログラミングを身につける方法を徹底解説しました。
色々と説明しましたが、一番重要なのはなぜプログラミングを学ぶのかを明確にし、明確なゴールや目標を持つことです。
強い意志があれば必ず身につけられると思います。ぜひ参考になってくれれば幸いです。
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