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PGとSEの違いって何?PGからのスキルアップの方法

キャリア

公開日 : 2020年03月13日 | [更新日] 2020年02月26日

業界で働くエンジニアになる方法として、一番の近道はプログラミングスキルを身につけてPG(プログラマー)から・・・と考える人は多いと思います。

SEやPMの求人はWebで調べてみると、

「xx人以上のプロジェクト経験あり優遇」「システム構築経験xx年以上」

というように実務経験が必要となる条件が多く、独学でもなれるPGと比較してハードルが高いのもその要因かと思います。

では、PGとしてIT業界に入ったとして、どのようなスキルを身につけたらSEやPMにキャリアアップしていけるのでしょうか。

本記事では実務の経験がまだないエンジニア初心者にもわかりやすいよう、PG、SE、PMの仕事内容に触れ、それぞれが求められるスキルについて説明していきたいと思います。

そもそもPGとSE、PMって何?

そもそもPGとSE、PMって何?
PG(プログラマー)はシステムの仕様書や設計書を元に、プログラムのコードを作成する職種です。仕様書や設計書に書かれた動作をするプログラムを書くだけでなく、プログラムのコードが設計書どおりに動くかどうかを確認する「テスト工程」においても活躍します。

システム開発においては、後述するPM(プロジェクトマネージャー)やSE(システムエンジニア)が作成したシステムの仕様と計画にもとづいてコーディングの作業を行います。

エンジニアとしてこれからのキャリアを描くにあたっては、PG(プログラマー)、SE(システムエンジニア)、PM(プロジェクトマネージャー)がそれぞれどのような人物像なのかを理解しておく必要があります

PG(プログラマー)とは?

PG(プログラマー)はシステムの仕様書や設計書を元に、プログラムのコードを作成する職種です。仕様書や設計書に書かれた動作をするプログラムを書くだけでなく、プログラムのコードが設計書どおりに動くかどうかを確認する「テスト工程」においても活躍します。

システム開発においては、後述するPM(プロジェクトマネージャー)やSE(システムエンジニア)が作成したシステムの仕様と計画にもとづいてコーディングの作業を行います。

SE(システムエンジニア)とは?

SE(システムエンジニア)はシステム開発の上流工程において、クライアントの課題(要件)からシステムの仕様を決め、その設計書を作成し、プロジェクト全体を推進していく職種です。システムの設計が詳細化されると、一旦は開発の中心作業をPG(プログラマー)に依頼する形になりますが、そのスケジュール管理などをコントロールしていきます。

また、仕様を決めた立場でもあるため、PG(プログラマー)が開発したプログラムがもともとのクライアントの要件を満たしているか、結合試験・総合試験などで確認していく役割ももっています。

ここで例に挙げたように、SE(システムエンジニア)はシステム開発を期間内で完了させるためにより細分化した単位でプロジェクトをコントロールしますが、そのプロジェクト全体の予算・期間・人員調整についてはPM(プロジェクトマネージャー)が計画を作成します。

PM(プロジェクトマネージャー)とは?

PM(プロジェクトマネージャー)はその名のとおり、システム開発プロジェクト全体の管理を行う責任者の役割です。SEやPGと大きく違うのはその「責任」の大きさで、クライアントから見ればプロジェクトに関する責任を問う立場になります。

あらかじめクライアントと合意した予算・期間・人員の範囲でプロジェクトが進行するよう、全体をしっかり確認しながら、場合によっては要員の補充やチーム編成の変更などを行う調整役となることもあります。

SEやPGは実際にプロジェクトが開始してからが主な活動領域になりますが、PMはそのプロジェクトが「xxシステムを○○の条件で開発するものになります」といったプロジェクト計画書を作成し、クライアントと合意するさらに上流の工程から関わる立場になります。

PGとSE、PMの具体的な違いって何?

PGとSE、PMの具体的な違いって何?

PGとSEは全く違う仕事

IT業界にあまり詳しくないとPGとSEは似たようなイメージを持たれがちですが、どちらかというとSEはPGの上位スキルにあたります。キャリアパスとしてもPGからSEにステップアップしていくケースは多いと思います。

ただ、包含しているのかというとそういうわけではなく、SEになって活動領域が広くなるとコーディング作業をメインで行う機会は減っていくことが多いです。

PGはプログラム開発が中心領域、SEはシステム設計が中心領域であり、お互いが連携してシステム開発にあたります。

SEはPGのためにシステム設計を行う仕事

SEは上流工程においてクライアントの要件から仕様を決めると書きましたが、たくさんの要件がある中で、何も考えずにひたすら仕様書を作っても開発作業はうまくいきません。機能を分類してカテゴライズしたり、共通的に使う機能を切り出したりすることによって、PGが実現すべき機能範囲が明確になり、チームを割り当てての分業開発なども行えるようになります。

また、クライアントからヒアリングする要件は実際に動作する機能面だけでなく、それ以外の性能やセキュリティなど、「非機能要件」と呼ばれる項目もシステム設計に落とし込まなければなりません。特にここで挙げた性能やセキュリティはプログラムコードにも影響する部分であるため、あらかじめ明確化しておく必要があります。

もう一点「PGのために」行う仕事として、開発のガイドラインを作成することがあります。以下のようなプロジェクトでの約束事や作業のルールを文書化し、PGがスムーズに開発作業を行えるように下準備をする、といった内容です。

・コーディング規約
・命名規則
・ソースコードの管理手順
・コンパイル(ビルド)手順

単にクライアントからの要件を設計書に落とすだけでなく、こういった周辺領域も一緒に整備してあげることによって、プログラムの品質やメンテナンス性が向上します。

PGはSEの設計を実現する仕事

PGはSEが作成した設計書をもとに、プログラムを作成していきます。とはいえ、プロジェクトでのシステム開発ともなると一人で作るわけではないので、SEがいくつかに分類した機能単位でチームを作り、それぞれ開発作業を進めるようなケースがほとんどです。そうして各チームが開発したプログラムをまとめて連携させ、クライアントの課題を解決するシステムとなっていきます。

ですので、PGは自分のチームが担当する機能を実現することはもちろんですが、他のチームのプログラムとやりとりする部分(インターフェースと言う)の開発は特に注意する必要があります。PGの勝手な都合でインターフェースを変えることはSEの設計を変えてしまうことになり、他のチームの開発にも影響がでることになります。そのような設計に影響してしまうような事象については、SEに相談してチーム間の調整などをしてもらいましょう。

さて、PGを目指す人にとって気になるのは「プログラム言語はどれを選べば良いのか?」という点だと思いますが、昔はともかく今は主流となるプログラム言語はたくさんあります。さまざまな言語を扱えることはアピールポイントになるかもしれませんが、あくまで「設計を実現する手段」にすぎません。

求人が多い、人気がある、などの理由でも問題ないので、どれか一つ、深いところまで全般的に使いこなせるプログラム言語を身につけることを優先しましょう。そうすることである日急に別のプログラム言語でよろしく、と言われた場合でも身につけた置き換えて考えることで意外と乗り切れてしまいます。

PMはSEやPGをマネジメントする仕事

PMは先にも述べたとおり、自身で作成したプロジェクト計画にもとづき、開発プロジェクト全体をコントロールしていきます。これまで説明したSEやPGとは立場が異なり、システム構築のための作業ではなく、プロジェクトそのものや携わるメンバーのマネジメントが主な仕事です。

プロジェクトがうまく進行するようにコントロールしていくわけですが、やはり随時問題が発生してしまうことは避けられません。問題の対処がうまくいかず頻発してくると、だんだんとクライアントの対応も厳しくなってきます。そのような場面で、問題の原因究明から対策の実施、結果をクライアントに報告、といった形での顧客折衝も重要な仕事になります。

ですので、PMは問題が発生することを折り込み済みでうまくプロジェクトを回していくために、問題を早め早めに追求し、論理的な対策・リカバリープランを実行していくことが重要になります。「なんだかよくわからないけどxxの処理をコメントアウトしたら問題が起きなくなった」といった報告をそのまま受け取るようでは、ツケが後に回ってSEやPGを苦しめる結果を招いてしまいます。

もう一つ、システム開発の実作業とは直接関係ないかもしれませんが、プロジェクト全体の雰囲気やメンバー間の雰囲気は作業効率に大きく影響します。うまくいってるときは良いのですが、問題が発生するとつい「xxのチームのせいで・・・」といった意見が出てきて、不穏な空気が生まれてしまい、スムーズにできていた作業もギクシャクしてしまうこともあります。

そのようなとき、双方の言い分を聞きつつも、問題を共有してプロジェクト全体で解決していく雰囲気を作りあげる努力が必要になります。プロジェクトに目を配り、精神的にもフォローすることで、メンバーが自発的に助け合うような雰囲気づくりへの貢献も重要です。

PGとSE、PMの平均年収の違いはどれくらい?

これまでのとおり、PG、SE、PMの仕事内容は、大きく違ってくることがお分かりいただけましたでしょうか?となると、気になるのがそれぞれの年収ですが、政府統計の総合窓口 e-Statで公開されている「賃金構造基本統計調査」から、2018年のデータについて見てみます。
ちなみに日本人の平均年収はというと、民間給与実態調査によれば432万円です。

PG(プログラマー)の平均年収

PG(プログラマー)の平均年収を先ほどの政府統計データから算出すると、418.3万円となっています。この年収額はあくまで平均値なのですが、プログラマーという職業にはプログラム言語の需要により大きく変化することにも特徴があります。

株式会社ビズリーチが発表した「プログラミング言語別年収ランキング」のデータによりますと、上位5位は以下の結果となっています。(年収の値は求人情報の提示年収からの中央値とのことですので、実際に受け取っている年収とは限りません。)

Go言語 600万円
Scala 600万円
Python 575.1万円
Kotlin 575万円
TypeScript 575万円

あれ?よく聞く言語のJavaやJavaScriptはどこへ・・・?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「よく聞く言語」=「それを扱うプログラマーもたくさんいる」ということになります。雇用側からすると、それほど給料を釣り上げなくとも人材を集められることになります。

そういうわけで、プログラマーが高収入を得るためには、人気が上がってきているプログラム言語をいち早くマスターする、という手段も視野に入れておくべきです。

SE(システムエンジニア)の平均年収

SE(システムエンジニア)の平均年収を同じく政府統計データから算出すると、551.9万円となっています。PGと比較して約130万ほど高い水準となっています。PGと比較して、仕事として関わる範囲がグンと広くなるため、必然の結果といえるでしょう。

SEは企業規模が大きくなる、年齢が上がるのと連動して年収も上がる傾向にあります。そのような条件下だと、仕事内容としても取り扱う案件やプロジェクトの規模が大きくなっていくことが要因の一つではないかと思います。

プログラマーがプログラム言語のトレンドに左右されることも考慮すると、SEの年収は安定する一面があるので、PGからのキャリアアップのパスとしてSEになるケースは多いです。

PM(プロジェクトマネージャー)の平均年収

PM(プロジェクトマネージャー)の年収については、同じ政府統計データにはその区分がなく、同じ条件で比較できませんでした。参考までに、DODAによる調査によると659万円となっています。ざっくりとですがSEと比較しても約100万円高い水準にあります。

SEが30歳代後半あたりから、プロジェクト経験を経てPMにステップアップする、というケースも多いとは思いますが、仕事内容のところで述べたとおり、全く違うスキルが求められることになります。ですので、一般的にはプロジェクトマネジメント専門の教育受講や資格取得など、きちんと勉強してから転換するルートになるのが一般的です。

PGとしてスキルアップする方法

PGとしてスキルアップする方法
ここでは、PG入門者向けとしてどのように振る舞うことがPGとしてのスキルアップにつながるか?について書いていきます。

最適なシステム設計はないか常に考えてコードを書く

PGとして、SEから渡された設計書を読みこんで、論理的に分解していってプログラムコードに落としていけるスキルは「基本中の基本」になります。

プログラムコードは実行されてなんぼのモノですが、やはり「言語」と呼ばれるだけあって、人間に理解しやすいコードである必要もあります。

つまり、動作するときにもキレイに速く動作し、なおかつ人間にも理解しやすく修正や拡張がしやすいプログラムの書き方ができれば、効率・品質ともに高いコードが書けるようになっていきます。

そのようにスキルを磨いていく中で、非同期処理などを覚えるとなんでもかんでもそれが良いと思って実装し、「難しいことできる俺カッケー!」みたいな意識が芽生えてしまうことがあります。そういったコードは、後々トラブルを招き、PGが調べてみても「コード見ても何やってるんだかよくわからない・・・」といった状況になり、問題を大きくしてしまうケースになりえます。

今自分が取り扱っているシステムや機能において、「本当にそのような実装が必要なのか?最適なのか?」ということは常に念頭においてコードを書くように心がけてください。

ではどうやってそういう書き方を習得していくのか?という点ですが、やはり先人の知恵に学ぶところは多いと思います。プロジェクト内でコードが共有されているのであればそこから学ぶ、近くにそのコードを書いた人がいて質問ができるならなお良い環境にあると言えます。

またWebで調べれば「べからず集」「アンチパターン」「ベストプラクティス」などの情報が転がっているので、そういったものから学ぶのも良いでしょう。

プログラムは書けば書くだけテストする条件も増えますし、潜在的なバグも増えていきます。ロジックをみてぱっと確認すべき条件がすぐわかる、無駄な処理がない、といったコードは後々になっても扱いやすいコードになっていきます。

既存のチームメンバーとの連携を意識して働く

自分が担当している機能が自分の書いたプログラムだけで動作するような規模なら問題ないのですが、業務としておこなうプログラムは既存のチームが開発したプログラム(コンポーネントと呼んだりもする)と連携して動作することがほとんどだと思います。

大きなプロジェクトになってくると、イッセイノセイで開発が始まって、同じタイミングでプログラム作業が終わって・・・と足並みそろうことはほぼあり得ないと言っていいでしょう。そのような場合に、既存チームの開発を遅らせないようにするた

め、一例ですが以下のような作業を依頼される場合があります。

・自分の機能のダミープログラム(スタブと呼ぶこともある)の提供
・インターフェイス間で受け渡しするデータ(正常系データ、異常系データ)の提供

このようなオマケ的な開発作業をすることで開発作業をスムーズに進めることができますので、PGとしてはそういう依頼への対応も必要ということを覚えておいてください。

その他の例ですと、自分たちが作ろうと思った機能はすでに既存のチームメンバーが準備していた、というケースもあると思います。プロジェクト全体でこれまでどのような機能が開発されてきたかという一覧や、その設計書がどこに格納されているかは真っ先に確認しておくべき事柄です。知らずに二重に似たような処理を追加してしまったりするとややこしいトラブルの元になりますので、既存チームの成果物などはよく把握しておくようにしましょう。

自分の担当箇所だけでなく全体を意識して働く

先ほどまでとちょっと違った観点で「自分の担当箇所だけでなく全体を意識して働く」ケースについて書いていきます。

PG(プログラマー)はSEの作成した設計書にもとづいてプログラムを作るという説明をしましたが、システム開発においてはその一部機能を担当していることになります。PMやSEは、システム全体が実現すべき機能群を設計し、その機能群を組み上げてシステムになるまでの計画を作っているので、その計画に沿ったプログラム開発を行わなくてはなりません。

そのときPGとして意識するのは以下の2つです。

・自分の担当機能はシステム全体のうちどのような機能なのか
・自分の担当機能はシステム計画の中でいつ必要なのか

前者は、自分の担当箇所がどのように他の機能とつながっていてどのような機能を実現しているのかを把握することです。例えば、自分の担当機能はWeb画面機能とデータベース機能とつながっていて、「データベース機能から必要なデータを取り出して業務に必要な変換をしてWeb画面機能に渡す」といった理解をすることです。実際はもっと複雑かもしれませんが、自分の担当箇所が他チームの担当箇所にどのように影響するかを把握しておくことが重要です。

後者はスケジュールの話で、全体計画にもとづいて組み上げていくために必要な意識になります。例えば、共通機能部分を開発することになった場合、他チームはその機能を使って自分たちの機能を作るのですから、先に準備が整ってなくてはいけません。

PMやSEが作るマスタースケジュール、詳細スケジュールにはそのような機能間の依存関係が反映された形になっているため、納期を守れないと全体の計画に影響がでることになってしまいます。

このようにシステム全体からみた機能の位置づけと必要になるタイミングを把握するように意識しておくと、これまでと違う機能部分の開発にチャレンジしてスキルアップにつなげていくといった判断材料にもできます。

チームメンバーとの会話でコミュニケーション力を高める

チームメンバーとはあらゆる面で協力していかなければなりません。SEやPMと交渉となると少々気が引ける場面もあるかとは思いますが、むしろそういったケースに立ち向かうためにもチームメンバーと頻繁にコミュニケーションをとってスキルを高めておきましょう。なぜなら、どんなに嫌だといっても結局PMやSEからは報告を求められることになるので、自信をつけておかなければならないからです。

自分が発見した問題箇所を説明して対処してもらったり、対処までどのくらいかかるのかをヒアリングしてその間どのように作業するかなど、小さい範囲かもしれませんが、論理的な説明をしなければいけない要素は詰まっているはずです。そういった説明をチームメンバーどうしで行っていくことによって、対SE・PMへの報告もだんだんと上手にできるようになってくるはずです。

PGになる人の性格として「人と関わるのが苦手で一人でずっとゴリゴリプログラムを書いていたい」という人も少なくないかもしれません。そのような性格だったとしても、「プログラムを仲介してなら会話が弾むかも?」ということで、「ペアプログラミング」や「モブプログラミング」などを取り入れて、コミュニケーション力を高めるのも良い試みです。

SEとしてスキルアップする方法

SEとしてスキルアップする方法
続いて、SE入門者向けとしてどのように振る舞うことがSEとしてのスキルアップにつながるか?について書いていきます。

クライアントの要望を100%理解するよう心がける

SEの仕事はクライアントの要望(要件)をシステムに落とし込んでいくことですので、クライアントの言うことを深く理解しなければなりません。SEが持っている武器としては、これまでの経験から得たシステム構成のベストプラクティスだったり、アプリケーションの構成だったりするわけですが、そのパターンを押し付けるのではなく、クライアントの要望を深く理解した上で最適な提案するという心構えが大切です。

SEとして経験を積んでくるとその心構えが逆転してしまって、技術の押し付けのような提案になってしまうことがありますので、「初心忘るべからず」です。

もう一つ心がける点を挙げると、「クライアントから聞いた要望は100%ではない」と意識することです。クライアントはその業界で専門の業務をこなしているため、システム開発するSEからすると全く知らないことが常識になっているわけです。

そういう本来ならば「要件」となるべき部分がクライアントから出てこなかったり、「既存と同じで良いです」といった感じではっきりしないケースが多々あります。

そのような「当然のように行われている」業務機能は、実は無くてはならない機能だったりするので、後で発覚するとプロジェクトが大炎上・・・といった事態を招くことになります。

SEとしてはそういった隠れた部分をうまく引き出すコミュニケーションスキルを高めることで、クライアントからの信頼も得られるようになっていくはずです。

常にわかりやすく説明するよう心がける

相手にわかりやすく説明するというのは社会人として常に磨いていくスキルではありますが、SEはエンジニアなので「論理的に根拠を示しながら」理解しやすくするというスキルが重要となります。

説明をわかりやすくするためのコツとしては、

・○×のようにデジタルに表現
・数値化して表現
・変更の前後をならべて、差異を明確に表現

といった要素を示しつつ、結論を説明すると良いでしょう。

難しいのは「予測」とか「見積もり」を示す場合なのですが、経験が必要とされる側面も大きいです。ただ、開発の経験が豊富な企業だと、開発スタイルや案件に応じた基準値などが用意されている場合もあります。

いずれにせよ、先輩SEやPMに相談し、どのように予測値を作っていくか、学んでいくことが必要になります。

また、クライアント向けとは逆にプロジェクト内部に向けての説明もわかりやすくすることが必要になります。こちらはどちらかと言うとクライアントから受けた要望をシステムに落とし込む想定で技術的な説明することが求められます。

つまり、プロジェクトにおける開発スタイル、PGが扱うプログラム言語やアプリケーション構成、さらにはサーバーやデータベースなどのインフラ技術などの要素に落とし込んで説明ができなくてはなりません。そのため、現在プロジェクトで使っている技術要素、さらには世の中的なトレンドなどについて常にキャッチアップしていく心がけが必要です。

どうしてプロジェクトでその技術を使っているのか、その利点や注意点などが正しく説明できると、PGやインフラエンジニアからの信頼を得ることにつながるはずです。

PGと向き合い、その人の長所や短所を理解する

システム開発においては、プログラムは非常に重要な要素です。コンピューターシステムは「ソフトがなければただの箱」と言われるように、プログラムが重要であり、SEはその開発を担うPGの能力が最大限に発揮されるよう、努めなければなりません。

SEはPGの経験や得意なプログラム言語を把握して、システム全体のどの機能を担当してもらったら効率が良くなるかを考え、チーム構成や分担を決めていくことになります。そうして構成したPGのチームがそれぞれ能力を発揮できるようにするための気配りも必要になります。

プログラムはPGの個性が最も出てくる部分でもありますので、同じ機能をつくるにしてもそれこそPGによってまったく別のプログラムになるのです。

「こだわり」のような部分で、キッチリしたいPGと全く気にしないPGが書き方を巡ってぶつかることもしばしばあります。キッチリしたいPGの極端なケースでは、他のPGが書いたプログラムを自分好みに勝手に書きかえてしまうことあります。

チームとしての開発が最大限に効率よくなるためには、SEはそういった衝突をただ避けるのではなく、長所・短所としてとらえ、お互いに補えるような施策を実施していくことが重要になります。

例えば、ペアプログラミングを導入したり、スキルのあるPGに勉強会の開催をもちかけたり、ノウハウ集を作って共有する、といった施策があります。

対面で意見を言い合うことが難しければ、チャットツールなどを活用し情報交換がスムーズに行える環境を整える施策も必要かもしれません。

そのような施策から、チームとして個々のPGが助け合いながら成長していけるそんな雰囲気を作り出せると、開発の効率は見違えるように良くなるはずです。

もちろん先ほどの項目と同様に、チーム開発を効率化する手法についてはWebで検索すればたくさん出てきます。自分の関わるPGメンバーの長所・短所をふまえて、どの手法を取り入れたら問題が解決するのか、ということも大事なのですが、さらに効率良く開発することもできるはず。

PGから困りごとの相談を受けたら解決ができる、さらにもっとうまくいく方法もアドバイスできるSEになって、また一緒に仕事がしたいと思ってもらえれば、やりがいにもつながるでしょう。

WRITER

1994年生まれ。愛媛県出身。インドの留学MISAOのIT留学一期生。 現在フリーランスのWeb広告運用者・Webエディター・Webライターとして活動中。

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