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偉大なエンジニアの名言・格言集【Ruby開発者:Matz(まつもとゆきひろ)編

偉大なエンジニアの名言・格言集【Ruby開発者:Matz(まつもとゆきひろ)編】

キャリア

公開日 : 2020年01月26日 | [更新日] 2020年01月24日

最近IT技術の進歩に伴い、私たちの生活は非常に便利となっています。
そういった影響もあって、エンジニアを志す人が増えています。

元々エンジニアを目指している人もいれば、今は会社員だけど新たな道としてエンジニアを目指している方もいらっしゃるのです。
また、最近ではフリーランスが増えており自宅にいながらエンジニアとして稼げる時代になっています。

自宅にいながら稼ぎたい人におすすめしたいのは、とりあえずWeb系の言語を身に付けることです。そしてそのWeb系の言語の1つに「Ruby」というプログラミング言語があります。なんと実は、このRubyを作った人が日本人で、「Matz(まつもとゆきひろ)」という方なのです。
今回はまつもとゆきひろ氏、通称Matzについて、その功績や名言をご紹介していきたいと思います。

Matzってどんな人?

まずはMatzとはいったいどんな人物なのでしょうか。
そもそもMatzと呼ばれている由来からご説明いたしましょう。

なぜMatzと名乗っているのかというと、他の「まつもとゆきひろ」との差別化のためというのがあるそうです。
他にも、ファーストネームで呼ばれるのが嫌だという理由もあります。
要するに、他人と同じような呼ばれ方はされたくなく、自分らしさを求めていた結果かもしれません。

また、Rubyの開発者として世界的に有名であり、世界的にはMatzの愛称で親しまれているのがあります。

私生活では、末日聖徒イエス・キリスト教会の信者であり、大学在学中に2年間休学し、宣教師として奉仕していました。
Perlの開発者である「ラリー・ウォール」を尊敬する人物として上げています。

Matzの経歴

ruby

Matzがどういった人物なのかについては、少しさわりの部分は理解していただけたと思います。ここからは、Matzが歩んできた経歴についてのご紹介していきます。

大学進学までのあゆみ

Matzの生まれは大阪府になります。大阪府に生まれてからは、4歳まで大阪府で過ごしていました。その後、4歳を迎えてからは鳥取県米子市に拠点を移して生活をしていました。
鳥取県に拠点を移してからは、鳥取県立米子東高等学校を卒業し、筑波大学第三学群情報学類を卒業しています。
その後は、島根大学大学院博士課程単位取得しましたが、単位取得後は退学の道を選んだようです。

Rubyまでの開発秘話

Rubyを開発したのは静岡県浜松市に居住していた頃であり、効率的に記述できるプログラム言語の実現を目指してRubyの開発を始めたようです。

Rubyの開発を決めてからは、うまくいかないことが多く、あの有名な「Hello, world!」という文字列を出力するために半年もかかったそうです。

こういった苦労を乗り越えた成果もあり、その後は「Ruby言語の開発で飽きたり、辛く感じたりすることはなかった」と言い切っていました。

Ruby開発後

Rubyを開発してからというもの、1997年から島根県松江市に在住し、同市のネットワーク応用通信研究所 (NaCl) にフェローとして勤務しています。
2007年(平成19年)6月より楽天の楽天技術研究所のフェローも兼務している。Rubyの普及を目的として設立された一般財団法人「Rubyアソシエーション」の理事長も務めているのです。

Matzの名言・格言

Matzが世に与えた影響として、どのような名言や格言があるのでしょうか。
偉大なエンジニアには、数々の名言や格言を残しています。そういった名言や格言に影響を受ける方も多いです。
これからMatzが残した名言や格言について詳しくご紹介していきます。

“「プログラミングは本来とても楽しいものです。プログラミングはとても刺激的で創造的でわくわくする知的活動です。」”

この名言は、Matzが執筆した書籍「まつもとゆきひろ コードの世界」で記載されている言葉です。
Matzはなぜこのような言葉を残したのでしょうか。まず彼の中で、自分で開発したRubyが必ずしも最良のプログラミング言語ではないと語っています。

そもそも世の中には様々なプログラミング言語が存在していますし、何を作るかによって最良なプログラミング言語は異なるのです。

時にはRubyが最も効率の良いプログラミング言語となることもありますし、Rubyでは実現できないようなことも当然ながらあります。

そして、プログラミング言語というのはあくまでプログラムを生産することが目的です。
その言語を使いたいからプログラムをするのではなく、何か作りたいものがあるから最適なプログラミング言語を選んでプログラムをするのです。

Matzが海外のイベントで講演をした時に、いろいろな方が話しかけてくれたそうです。
その中には、「Rubyを使うようになって、プログラミングがまた楽しくなった。ありがとう」といってくれる方が多かったようです。
Matzはこの気持ちこそが、プログラミングをする上で最も大切だと話しています。Rubyを使うことでプログラミングが楽しいと思ってくれる人を増えることが、Rubyを開発した大きな理由のようです。

 “「エンジニアであるのなら、積極的に勉強するとか、新しい技術に興味を持つとかいうのは自然とできることだと思いますけどね。そうでない人というのは仕事として渋々やっているわけで、できれば勉強もプログラミングもしたくないのでしょう。

お金さえもらえれば、エンジニア以外の仕事であっても特に変わらないわけで。でも本当はプログラミングってすごく面白いんですよ。何が面白いかって、例えば使っているソフトに気に入らないことがあったら、すぐにカスタマイズして自分の思い通りにすることができる。」”

この言葉は、エンジニアtypeの記事の中で、「生涯プログラマーでやっていきたい若手に贈る3つの言葉」として送った言葉です。これは深く考えさせられる一言ですね。

もしこれからエンジニアを目指したいという若者にはぜひ心に入れておいて頂きたい言葉の一つになります。
よくエンジニアは日々勉強しないとやっていけない、と言われています。
しかし、これは必ずしも当てはまることではありません。

人によっては業務時間だけでもプログラミングを身に付けることはできますし、個人の裁量によって変わってきます。
ただ、プログラミングが好きで業務時間外でも常にプログラミングをしている人には敵わないことでしょう。

それは、プログラミングを勉強するという観点でやっているわけではないからです。
こういった人たちは、プログラミングが本当に好きでやっている人ばかりです。だからと言って、好きになるまでやれと強制するわけではありません。

ただ、エンジニアをしていく中で、どこかのタイミングでプログラミングを好きになる瞬間が来るかもしれません
その時に思いっきりプログラミングを楽しめばいいのです。プログラミングは仕事だと割り切ってやるのもその人自身の生き方ですのでいいと思います。

まつもと氏としては、プログラミングというのは本来楽しいものなのでその楽しさを忘れずにプログラミングライフを送ってほしいというわけですね。

「『普通と違う生き方はしんどい』かもしれないけど、ある種の人には普通の生き方のほうがしんどい。普通と違う生き方の方が楽とは決していわないけど。」

この言葉は、まつもとゆきひろ氏のTwitter上で投稿した一言です。プログラミング関連の言葉ではなく、まつもとゆきひろ氏の人生観が語られています。

そもそも、普通とは何なのでしょうか。おそらく、多くの方が思う普通とは、他人と同じことをすることだと思います。
例えば、生まれてからしばらくすると学校に通って、その後社会人となってからは良い人を見つけ家庭を作り、一生を遂げる。こういった人生が「普通の生き方」だと思います。
しかし、ここでまつもとゆきひろ氏が語っている内容は、こういった普通の生き方ではない生き方をさしているのでしょう。

最近では、終身雇用制度が崩壊しつつあることから、一般的な企業に務めるのではなく、フリーランスとして活躍している人が増えています。

こういったフリーランスとしての生き方も、今までの普通の生き方と比べれば大きく変わったことです。

確かに、普通と違う生き方をする場合には、周りの人間と違う生き方をする必要があります。
おそらく、大半の人は企業に就職していることでしょう。そんな中で、周りと違う生き方をするというのは労力を使うものです。しかし、この労力を楽しく思えるのか、つらいと思うのかはその人次第になります。

ここで楽しいと思える人であれば、周りの人とは違った生き方をしていくべき人なのだと思います。一度きりの人生ですので、少しでも気になったことがあれば挑戦してみるのがおすすめです。

“「受け身で言われた通りにやることを繰り返しているのか、次はこうしようと自発的に動くのか。それが違いを生むんです。仕事や会社を選ぶ段階で、そういう状況に陥らないよう、自分の裁量が多くなるようにという観点で選ぶというのはすごく重要なことです。目先の待遇や安定性を求めて大企業を選びがちですが、小さい企業だったら自分の裁量は増える。長い目で見たらそっちの方が得ということもあり得ます。」”

この言葉は、エンジニアtypeの記事の中で、「生涯プログラマーでやっていきたい若手に贈る3つの言葉」として送った言葉です。
この言葉は、エンジニアのみならず全ての方が参考にしてほしい言葉になります。まずは、前半の部分です。

何か物事をするときに、受け身なのか自発的なのかによって大きく変わってきます。私たちは義務教育を受けて育ったこともあり、先生の言われた通りに集団行動をしてきました。

こういった背景もあるため、日本人は特に受け身である人が多いです。いわゆる指示待ち人間といわれるもので、大企業になればなるほどこういった人が多い気がします。
逆に、何事にも自発的に取り組む人は、人として面白い人が多く、能力も高い人が圧倒的に多いです。

何か仕事があったときに、ただ単にこなすのか、それとももっと効率的な方法はないかと考えながら仕事をするのかでは雲泥の差があります。
なぜその仕事をする必要があるのか、そして今後どういった影響が出る仕事なのかも常に理解しておく必要性があるのです。

また、そういったことを理解しておくと、自発的に次の行動へもうつれます。そうすることで、何事にも自発的に考え自らの意思で行動できる人間へと成長できるでしょう。
次に後半部分についてです。こちらは、前述したことと関連する内容となりますが、終身雇用制度の崩壊とはいわれていても、今もなお大企業至上主義は変わっていません。

大企業に入ることをゴールと考え、大企業に入りさえすれば将来安泰だと考える人が未だに多いのです。しかし、今の時代はこういった考えをしてしまっていると、すぐに会社から首を切られることになってしまいます。

企業が求める人材というのは、ただ単に仕事をこなすだけではなく、自ら仕事を見つけ新たな壁を自らの意思で乗り越えていくような人材です。
そういった人材へ成長するためにも、大企業に入れば将来安泰だという考えを捨て、自分で何か新しいことを生み出し貢献しよう、という考えに改めましょう

Matzのスピーチ・インタビュー動画

 

@ITによるインタビュー動画

この動画は、Rubyの生みの親であるまつもとゆきひろ氏のインタビュー動画です。ITmedia Virtual Expo 2011の1セッションとして公開したものですが、会期が終了したので、別途公開しているものとなります。
前編と後編に分かれており、議題は以下の通りです。
【前編】
・エンタープライズ市場でのRubyの普及
・「RiteVM」開発プロジェクトへの取り組み
【後編】
・エンジニア間でのRuby人気の秘密
・JavaScript vs Ruby

この動画を見て感じることは、Rubyというプログラミング言語の需要の高さです。現在、Web系の言語といえば、まず名前が上がってくるのがRubyになります。
今もなお使われている言語であり、今後も様々な利用目的で使用されていくことでしょう。
初心者にも扱いやすい言語のため、これからプログラミングを始める人にもおすすめの言語です。

 

プログラミングと言語の世界 TEDxShimaneU

この動画では、「プログラミング」とは何かについて話されています。

プログラミング言語Rubyの開発者であるまつもとゆきひろ氏が、このトークでこの問いに一つの答えを与えているのです。
動画を見た印象としては、プログラミング世界の奥深さについて知ることができたという印象です。

そもそもなぜプログラミングをする必要があるのかという点について考えさせられました。プログラミングをするというのは、目的ではなくあくまで手段だということを忘れてはいけません。
どういうことかというと、このプログラミング言語を使いたいからこういうことをしたいという考えではダメだということです。

本来であれば、まず始めに作りたいものを決めます。
その後、作りたいものに対してどういった手段で実現できるのかを考え、その中で最も効率よく実現できるものを厳選するのです。
これからプログラミングを始めたいと思っている方は、この動画を見てプログラミングに対する考えを身につけましょう。

Matzをフォローする

Ruby開発者であるまつもとゆきひろ氏の、SNSのリンクはこちら

テクノロジーに関する投稿からプライベートの投稿まで、幅広く運用されているようです。技術者として非常に参考になる方なので、フォローしておいて損をしない人物になります。
ぜひ、フォローしてみましょう。

まとめ

今回は、Ruby開発者であるまつもとゆきひろ氏についてご紹介しました。
Rubyといえば、現在Webエンジニアを志していくうえでは必要になるプログラミング言語で、初心者でも扱いやすいプログラミング言語となっています。

また、まつもとゆきひろ氏はRubyに関することだけではなく、プログラミングというのは本来どういったものなのか、プログラミングについて語っています。
今後エンジニアとして生きていきたい方にとっては、非常に多くのことが参考になる人物です。今回の記事を参考に、まつもとゆきひろ氏に興味を持っていただければ幸いです。

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