IT業界で転職が多い理由とおすすめの転職エージェント
エンジニア転職公開日 : 2020年10月22日 | [更新日] 2023年06月01日
IT業界って転職が多いって知ってましたか?
IT業界に就職・転職したい、IT業界に入って1.2年しか経ってないという方にとって将来のキャリアについて考えておくのは非常に重要です。
そこで今回はIT業界で転職が多い理由と、転職する際に利用したいサービスを紹介するのでぜひ一読ください!
目次
IT業界では普通?IT業界で転職が多い理由
IT業界で働いていてもなかなか転職事情はわかりにくいっていうことありませんか?
実はIT業界はほかの業界に比べて転職が多いんです。ご存知でしたか?
IT業界は人材の替えがききやすい特徴があるので、人が定着しにくい業界でもあるんです。
そこでこの章では、IT業界で転職が多い理由を3つの項目に分けてご紹介していきます。
IT業界の転職事情を知っておくことで自分の将来設計もしやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください。
それではさっそく見ていきましょう。
スキルアップのため
まず1つ目の理由は、「スキルアップのため」です。
一つの同じ会社にいると、どうしても似たような業務が続いてしまうのはなんとなくイメージできますよね。
そういったことで業務がマンネリ化してくると、自分のスキルが向上する機会がなくなってくるため、さらにレベルの高い開発や事業をしている会社へと転職したくなる人が多いんです。
特に将来的に起業や独立を考えている方は、IT業界で多種多様な仕事をしてスキルアップするために転職することが多いですよ。
待遇を改善するため
次に2つ目の理由は、「待遇を改善するため」です。
IT業界でプログラマーやエンジニアを続けていると、仕事をこなしていくうちにある程度スキルアップはしていく一方で、給料などの待遇面はあまり変わらないことが多くあります。
そのため待遇が変わらない会社にずっといるよりも、スキルアップした状態の自分を正当に評価してくれる条件の良いところへと働き場所を変えることが多いんです。
またエンジニア仲間や知り合いが転職をして、給料が上がったなどの情報を得ると、「自分も転職すれば待遇が変わるかも?」などと転職のきっかけになることもよくあります。
自分のやりたいことを実現するため
最後に3つ目の理由は、「自分のやりたいことを実現するため」です。
1つ目の理由と少し被る部分もありますが、将来的にフリーランスとして独立したい人や起業したい人は自分の明確な目標があるため、色々な企業で経験を積むために働き場所を変えるケースがあります。
また独立を考えていない人でも、IT業界で働いているとさまざまな情報や人と触れ合う機会があります。
そこで受ける外部からの刺激により、入社当時の目標とのギャップを感じ、新たに自分が目指す目標を実現するために転職をするといったケースがよくあるんです。
またクラウドソーシング上などで副業として取引しているクライアントから新しい刺激を得ることで、ほかの会社に目が向くこともIT業界では珍しくありません。
いかがでしたか?
IT業界はこのようにさまざまな理由で転職を何度もする人が多くいる業界なので、ジョブホッパーだと思われたくなくて転職を躊躇している場合は、そこまで不安になる必要はないでしょう。
SEなどエンジニアはキャリアアップを図るため転職回数は特に多い!
IT業界は転職が多いということをお伝えしましたが、数あるITの職種の中でもシステムエンジニアやネットワークエンジニアなどのITエンジニアは特に転職が多いんです。
理由としては大きく分けて3つあり、
・自分の市場価値が上がるから
・似たようなスキルを使ってほかの場所でも活躍できるから
といったことが転職の多さにつながっています。
まず1つ目の「快適な労働環境が欲しいから」について。
ITエンジニアの場合は仕事中ずっとパソコンの前に座ることになるため、労働環境が悪いと集中できないだけでなくストレスを感じやすくなります。
そのため、自分が快適に仕事をできる環境を求めて転職することが多いんです。
次に2つ目の「自分の市場価値が上がるから」について。
エンジニアの需要は近年急速に拡大しており、いざ転職活動を始めてみると思っていたより待遇が良かったりすることがあるんです。
そのため、自分が気付かないうちに自分の市場価値があがっているケースが多いことを知って、転職に踏み切るケースがあります。
最後に3つ目の理由の「似たようなスキルを使ってほかの場所でも活躍できるから」について。
エンジニアの仕事は基本的にどの会社であっても業務は似ており、違いといえばプログラミング言語くらいなので、転職をしようと思えば即戦力としてすぐに活躍できることが特徴。
そのため、いま働いている職場に不満があれば簡単に転職できることもエンジニアの転職が多い一つの理由になっているんです。
転職回数が多くても不利にならない?マイナスポイントにしないためには理由が重要
いくら転職の多い業界とは言っても、「回数が多いとデメリットを感じる場面がありそう…。」などと不安に感じますよね。
そこでこの章では、転職を繰り返す場合にチェックしておきたいポイントを4つご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
それではさっそく見ていきましょう。
目標のない転職を繰り返すと企業に定着率が悪いという印象を持たれる
転職をする際には前職を辞めた訳を聞かれますが、そこでの回答が曖昧であったり目標のない転職であった場合は、ただ会社への定着率が悪いと思われるだけになってしまいます。
また企業側は、基本的に空いているポジションにぴったりハマる人材を求めているわけなので、定着率が悪いと思われるとどうしても採用にまでたどりつけません。
それに加え、転職する際の目標がないと仕事に対してのエネルギーも感じられないため、”同じチームとして働くイメージがしにくい”と思われやすくなります。
30代後半で転職を5回以上していると企業から「転職回数が多い」と思われる
35~39歳で5回以上の転職をしているとなると、20歳から働いていたとしても一つの会社に平均3~4年しか勤続していないことになり、企業からは「この人は転職回数が多い」と思われてしまいます。
しかし今まで身に付けた技術や経験をアピールすることで、プラス面を作ることもできるので、エンジニアにとってこの数字はそこまで関係ないのかもしれません。
目標があっての転職であれば問題ない
意味のない転職の繰り返しは企業にとって悪印象しか与えませんが、目標ややりたいことが決まっている転職であればあまり問題ありません。
その目標を転職先にうまく伝えられれば、転職もうまくいくでしょう。
反対に、目標が定まっていない段階では転職することを少し思いとどまって、自分の目標が決まった時に転職に踏み切ることがおすすめといえます。
企業への1番イメージが悪いのは短期間での離職の繰り返し
企業側から見たときに最もイメージが悪いのは、短期間での離職・就職の繰り返しです。
そういった人を受け入れる企業はほとんどないといっても過言ではありません。
特に1年も経たずに会社を辞めてしまうことを繰り返すと、辞めグセがついてしまってどんな会社に入っても続けることが難しくなってしまうので、気を付けたいポイントですね。
転職回数が多い人が転職を成功させるには?
前章では、”転職が多いことは企業側に良いイメージを与えられない”とお伝えしましたが、すでにその状態の方や今後もしその状態に陥ったときが不安ですよね。
しかし、転職を繰り返していても以下の2つのポイントを意識することで、転職を成功させる可能性は大いにあるので、ぜひチェックしてみてください。
転職の理由を明確にする
まず1つ目のポイントは、「転職の理由を明確にする」こと。
先ほどもお伝えしたように、はっきりとした目標がなかったり理由が曖昧である転職は企業に悪いイメージを与えてしまうため、
・転職をした後の目的がある
などを、企業側がメリットを感じるように説明することで採用につなげることができますよ。
退職理由をネガティブなものにしない
次に2つ目のポイントは、「退職理由をネガティブなものにしない」こと。
というのも、前職を辞めた理由が「会社の待遇に満足していなかった」や「環境が悪くスキルアップできなかった」のように何かの責任にしていると、聞いている企業側に良い印象を与えることができません。
そのためネガティブな印象を与えないように、
「自分がもっと貢献できる場所が見つかった」
などのように、転職の理由はポジティブに伝えることで前向きな印象を与えることができますよ。
伝え方一つで印象が大きく変わるので意識してみることをおすすめします!
転職のプロに任せる
転職を成功させるポイントの3つ目は「転職のプロに任せる」ことです。
転職のプロというのは転職エージェントにいるキャリアアドバイザーやカウンセラーのこと。
自分1人で情報収集して転職活動を始めることも可能ですが、転職を効率的に、スムーズに進めたい人は転職エージェントを利用するべきだと思います。
自分では見つけられなかった案件の紹介や、面接サポート、入社までの会社とのやりとりなどを請け負ってくれるので、転職する人にとっては必要不可欠な存在です!
SE・エンジニア・プログラマーの平均転職回数(年齢別)
そもそもどのくらいの転職回数が平均的なのか、考えたことはありますか?
気になる方も多いかと思いますが、実際平均がどのくらいなのか?ということにこだわる必要はないと思います!
ただ、人それぞれ転職の理由があるのでなんとも言えませんが、たくさん転職しちゃってるけど大丈夫かな、、、と不安に思う方もいるかもしれません。
ちなみにマイナビ転職の記事の中に「20代は3回、30代は5回以上」の転職回数だと多いという印象を受けると書かれていました。
これはマイナビ転職がGMOインターネット株式会社にインタビューした記事の一部ですが、20代の場合は3回以上、30代は5回以上転職してると、企業の印象が変わってきそうな感じですよね。
しかし、記事の中に、「営業系やエンジニア系の職種で転職回数が多い方が応募するケースがある」と書かれています。
ということは、もともとエンジニアは転職回数が多い印象を持たれているということなので、あまり回数を気にする必要はないかと思います!
一般的に多いとされる20代で3回、30代で5回という回数はセーフなのではないでしょうか?
(引用:https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/manytimes)
IT業界に転職するのにおすすめの転職エージェントとサイト
IT業界に転職したいのなら転職エージェントや転職サイトを利用するのがおすすめ。
業界について詳しくないのであれば、転職のプロである転職エージェントを使いましょう!
中でもIT業界に特化した転職エージェントが特におすすめで、IT業界を熟知しているアドバイザーが書類の添削や面接対策などのサポートをしてくれるので転職成功率が上がります。
希望に合った企業選びも効率的に進めることができるので、気になるエージェントがあればまずは無料カウンセリングを行ってみましょう!
IT業界に転職するのにおすすめの転職エージェント
レバテックキャリア![レバテックキャリア]()
サービス名 | レバテックキャリア |
---|---|
掲載企業数 | 不明 |
公開求人数 | 2,500件程度 |
非公開求人数 | 2,500件程度 |
対応エリア | 関東、地方主要都市 |
参画先企業例 | Yahoo!Japan、GMOインターネット、バンダイナムコなど |
レバテックキャリアのおすすめポイント
レバテックキャリアはIT・WEB系統のエンジニアとクリエイター専門の転職エージェント。業界を熟知したアドバイザーが転職をサポートしてくれるから安心です。
さらにアドバイザーは業界の動向や最新技術なども日々キャッチアップしていて、様々な角度からあなたに最適な転職先を紹介してくれます。
エンジニアとして転職を目指すのであれば、レバテックキャリアは登録必須です!
また、レバテックキャリアはスマートフォンのアプリを通じてやりとりができるので、忙しい方でも利用可能。
レスポンスのスピードもかなり早いので、スムーズに転職活動を行えてとても楽です。
まずは情報収集のためにもと無料会員登録しておきましょう!
マイナビエージェントIT
サービス名 | マイナビエージェントIT |
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掲載企業数 | 15,000社程度 |
公開求人数 | 6,000件程度 |
非公開求人数 | 13,500件程度 |
対応エリア | 東京、大阪、横浜、名古屋、札幌、福岡 |
参画先企業例 | NEC、フューチャーアーキテクト、CAPCOMなど |
マイナビエージェントITのおすすめポイント
マイナビエージェントITは国内有数の就活・転職支援サイトを運営するマイナビが作ったIT業界に特化したマイナビエージェントITはIT特化に特化したサービスです。大手転職サイトのマイナビが運営していることもあり、掲載企業数は他のサービスと比べてもかなり多いです。
中小企業から大手企業まで幅広い求人を見られるのが特徴。
ただ転職先を紹介するのではなく、スキルアップやキャリアアップを視野に入れて、転職先を紹介してもらうことができるので、自分が将来どんな生活をしていきたいのか相談してみましょう。
ワークポート
サービス名 | ワークポート |
---|---|
掲載企業数 | 不明 |
公開求人数 | 12,000件 |
非公開求人数 | 7,700件 |
対応エリア | 全国 |
参画先企業例 | 株式会社コロプラ、コナミデジタルエンターテイメント、株式会社ケイブなど |
ワークポートのおすすめポイント
ワークポートの最大の特徴は、ゲーム業界への転職に強いというところです。参画先企業例としてスマホゲームを展開しているコロプラや日本ゲーム界の大手コナミなどの企業の求人を保有しています。
ゲームだけでなく、デザイナーやプランナーディレクターといった職業も多く取り扱っているので、ゲーム業界以外のIT関連の仕事を探している方にもおすすめです。
また、ワークポートは、全く実務経験がなかったとしても求人に応募可能。
未経験者への転職サービスのサポート体制がしっかり整っていて、経験と知識が豊富な転職コンシェルジュが丁寧に業界のことなどを教えてくれます。
また、転職エージェントが履歴書や職歴などの書類もきっちり添削してくれるので、転職未経験者で履歴書の書き方がわかないという方にもおすすめです。
geekly
サービス名 | geekly |
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掲載企業数 | 5,000社 |
公開求人数 | 7,000件程度 |
非公開求人数 | 10,000件程度 |
対応エリア | 東京、埼玉、千葉、神奈川 |
参画先企業例 | ネクストビート、KONAMI、サイバーエージェントなど |
geeklyのおすすめポイント
IT・Web・ゲーム業界専門の転職支援サイトで、IT業界に正社員の転職するということに特化しています。エンジニア以外でもIT業界に興味がある方にはおすすめです。
優良ベンチャー企業などは非公開求人の確率が高いですが、条件もよく好待遇のものが多いようなので、登録しておくべきだと思います!
また求人数の多さが特徴的なgeeklyでは年齢問わず様々な案件を持っていますし、希望にマッチした案件を紹介してもらえる可能性が高いです。
スタッフは社内教育をしっかり受けていて、その質の高さと対応のよさは群を抜いています。
もちろんIT業界に非常に詳しい知識を持った専門家がそろっているので、転職希望者知らないようなこともきちんと教えてくれるでしょう。
Green
サービス名 | Green |
---|---|
掲載企業数 | 約3,000社 |
公開求人数 | 15,000件以上 |
非公開求人数 | 不明 |
対応エリア | 全国 |
参画先企業例 | sansan、Yahoo!Japan、メルカリなど |
Greenのおすすめポイント
greenは、IT、WEB業界に特化した求人サイトで、IT業界の求人数が豊富に用意されています。IT業界の中でも最大級といえる規模で、掲載企業は東証一部上場企業から外資系、ベンチャー企業まで様々な企業を紹介してくれます。
また特徴としては「カジュアル訪問」というものがあるところです。
カジュアル訪問では面倒な書類選考がなく、直接を企業訪問して面接ができるというものです。
書類でうまく自分を表現することができないという人にとっては、カジュアル訪問のような、実際に会って話してみることができる制度がぴったりだと思います。
また会社の雰囲気を掴むことがでいるのもいいですよね。
リクナビNEXT
サービス名 | リクナビNEXT |
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公開求人数 | 45,000件程度 |
対応エリア | 全国・海外 |
参画先企業例 | 株式会社イオン銀行、株式会社リクルートR&Dスタッフィング、株式会社テクノプロなど |
リクナビNEXTのおすすめポイント
リクナビNEXTは日本最大級の求人情報量と、AI技術を駆使して、転職したい人にぴったりの案件を出してくれるサイトです。大量の案件から選ぶのは大変そう、、、と思っている方はぜひ登録して自分に合う案件をAIに探してもらってみてください。
また気になる企業をお気に入り登録しておくと、その企業からアプローチが来ることもあるんです。
お互いに興味を持っているということでスムーズに話を進めることがでいそうですよね。
さらに企業の方からオファーをしてくることもあります。オファーの中には非公開求人もあるので、知らなかった自分に合う案件と出会えるかも!
ビズリーチ
サービス名 | ビズリーチ |
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掲載企業数 | 14,100社以上 |
公開求人数 | 109,000件以上 |
非公開求人数 | 23,000以上 |
対応エリア | 全国 |
参画先企業例 | 東芝、楽天、旭化成ホームズなど |
ビズリーチのおすすめポイント
自分でサイト検索をし、求人を探すのではなく、個人情報を登録をしてヘッドハンティングを受けることができるのが特徴の転職サイト。スカウトしてくれた企業の中から企業を選ぶことができます。
基本的には現在も高収入を得ているか、もしくは高い技術やスキルを持っている人がさらなる飛躍を求めて登録するサイトでなので、職種さまざまですが、いずれもハイクラスな案件になっています。
無料会員と有料会員(2種類)があり、値段によって応募できる範囲や相談できるヘッドハンターなどに差があります。
無料会員でもたくさんの企業に出会うことができるので、ご安心を。
技術や経験がが求められるので、ある程度仕事で力をつけた人は、キャリアアップのためにぜひ登録してみてください!
Wantedly
Wantedlyのおすすめポイント
Wantedlyは270万人が登録しているビジネスSNS。
気になる企業の話を聞くことができたり、キャリアプロフィールを作成することで人脈作ったり広げたりすることができます。
SNSなので自分のプロフィールを充実させておくことで、企業など周りから声をかけてもらうこともあります。
良い企業と出会うことができたらWantedly上でメッセージをやりとりして実際に会いに行ってみてくださいね。
まとめ
T業界は転職が多いこと、転職回数が多すぎる場合の転職成功方などおわかりいただけましたか?
退職理由をネガティブなものにしない
退職理由をネガティブなものにしない
ということが大切です!
自分1人で悩んでいると行き詰まってしまうことがあると思います。
そんな時はぜひ、転職エージェントなどをうまく利用して、キャリアアップを目指してみてください!
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コードランとは、プログラミング初心者や副業/フリーランス向けに、プログラミングスクールの評判や口コミを比較できるサイトです。 スクール比較のほかに、現役エンジニアたちが現場で活躍できるようになるまでのストーリーや 「未経験でもプログラマーになれるの?」「 スキルアップするには何からはじめればいいの?」「 フリーランスはみんなどうやって稼いでるの?」 「実際のお給料は?」 など、プログラミングを志すみなさん向けの記事を集めています。