臨床工学技士として働く「安定」を捨てて、エンジニアを目指したワケ
プログラミングスクール公開日 : 2020年06月05日 | [更新日] 2023年06月01日
臨床工学技士という国家資格が必要な安定した仕事をやめてエンジニアになることを決意したリョッキーさん。
現在はフリーランスエンジニアとして活躍されていますが、そもそもなぜ安定した職をやめてまでエンジニアになろうと思ったのか。
エンジニアを志したわけ、当時の転職活動方法など、エンジニアとして入社するまでをお伺いしてきました!
臨床工学技士として新潟にある病院で勤務。退職後は病院時代にためた貯金を持って上京し、無職の状態でプログラミングスクール「DIVE INTO CODE」に入校。卒業後はエンジニアとして自社開発を行う会社に入社。1年の勤務を経てフリーランスエンジニアとして独立。
目次
- 若いうちに経験を積んでおきたい!臨床工学技士を辞めてエンジニアを目指す
- 臨床工学技師の国家資格がセーフティネット!異業種転職でも怖さはなかった
- 新潟にある病院を退職し、無職の状態でエンジニアを目指し上京
- スクールの卒業試験は「要件定義から開発まですべて自分で行う」こと
- 独学よりもスピーディーに習得でき、一緒に学習する仲間もできる
- 最初の1ヶ月目でならして、2ヶ月目から本命企業を受け始める!
- 早いタイミングで自分の選択の可能性を広げたい!
- 最後に未経験からエンジニアを目指そうと考えている人に一言お願いします。
- インタビューを終えて…
- リョッキーさんも通ったDIVE INTO CODEとは?
- おすすめのフリーランスエンジニア向け案件紹介サービス
若いうちに経験を積んでおきたい!臨床工学技士を辞めてエンジニアを目指す

ラン

リョッキーさん

ラン

リョッキーさん
当時は、エンジニアになれば年収1000万みたいな広告とかが目に入って調べ始めたんですよね。

ラン
それが最初の入りだったんですね。

リョッキーさん
そもそもパソコンが結構好きだったりとか、臨床工学技士って国家資格なんですけど、病院とかって年功序列がけっこう強くて、若いうちに仕事は頑張っておきたいと思ってたので、若くても実績次第で活躍できる仕事がいいなと思って。それだとかなりエンジニアがあてはまりそうっていうので興味を持ちはじめました。

ラン

リョッキーさん
臨床工学技士の資格があったので、ダメだったら病院で仕事すればいいかとも思ってましたし、年齢的にもまだまだ若かったので、とりあえずやってみるかみたいな気持ちが強かったですね。

ラン
臨床工学技師の国家資格がセーフティネット!異業種転職でも怖さはなかった

ラン

リョッキーさん
臨床工学技士って比較的最近できた資格なんですけど、これまでは医師とか看護師が医療機器を扱っていたんですけど、医療機器もかなり発展してきていて、専門的に医療機器を扱える人がいなかったんですよね。
臨床工学技士の人はそういった医療機器を専門に使ったり、メンテナンスを行うといった仕事なんです。

ラン
なるほど!病院の中での医療機器の専門家っていう感じなんですね!知らなかったです!
そういった医療機器は資格を持っていないと扱えないんですか?

リョッキーさん
ただ、立ち位置的には、看護師と臨床工学技士は分けられていて、そういった医療機器に特化した専門家といった形です!

ラン
要は病院内での、技術面でのコンサルチームみたいな感じなんですね!
実際、臨床工学技士と今はエンジニアとして働かれていて二つの側面からみることができると思うんですけど、病院のシステムとか仕組みはこうあったほうがいいのになあとか思うことってありますか?

リョッキーさん
機械に強いからという理由で電子カルテの使い方を教えてほしいと頼まれたことがあったりしたので。そういった面だと今はプログラミング知識とかは使えるのかなと思ったりしますね。
電子カルテのオペレーションとか、システム面でもう少し効率化したり簡略化することができるのではとかは思いますね。

ラン
新潟にある病院を退職し、無職の状態でエンジニアを目指し上京

ラン

リョッキーさん

ラン

リョッキーさん
でてきちゃいましたね。新潟で働いていた時の貯金もありましたし、少なくとも半年は暮らせるお金があったので特に怖さもなく、最悪資格もあるし、病院でバイトでもすればなんとかなるだろうと思ってました。

ラン

リョッキーさん

ラン
相当覚悟が決まってたんですね!実際スクールにはどれくらい在籍されたんですか。

リョッキーさん
その時は仕事もないですし、朝から晩まで毎日カリキュラムを進めてたので、二か月ぐらいで終わったんです。

ラン

リョッキーさん
2ヶ月で学習して、そこから転職活動に入っていきました。
スクールの卒業試験は「要件定義から開発まですべて自分で行う」こと

ラン

リョッキーさん
教室にメンターがいて直接受けるみたいな感じでした。

ラン

リョッキーさん

ラン
とても熱い方でスクールの良さがすごく伝わってきました!

リョッキーさん

ラン
たしか、DIVE INTO CODEさんでは、卒業試験として1からサービスを作る課題があったと思うのですが、リョッキーさんは何を作られたんですか?

リョッキーさん
一日のスケジュールを共有できるSNSみたいなものを作りました。
なんでそんなサービスにしようと思ったかと言うと、自分が一日勉強していて、実際に、今優秀な人ってどれぐらい勉強してたのか知りたいなと思ったのがきっかけで。

ラン

リョッキーさん
そういった時間共有SNSを開発しましたね。

ラン
独学よりもスピーディーに習得でき、一緒に学習する仲間もできる

ラン

リョッキーさん
フランクに相談できる関係はすごく貴重だなと思います。

ラン

リョッキーさん

ラン
逆にデメリットとして感じたことはありますか。

リョッキーさん
当時より金額も倍以上になってますし。
もちろんカリキュラムが洗練されて、業界自体が盛り上がっているのでしかたないことではあると思うんですが。

ラン

リョッキーさん
最初の1ヶ月目でならして、2ヶ月目から本命企業を受け始める!

ラン

リョッキーさん
様々な媒体を使って転職活動をしたんですけど、転職活動に使った媒体としては、ワークポートさんで、あとはスクール内で、会社の人を招いた交流会みたいなのがあったので、それ経由で話に行ったりはしました。

ラン
実際に転職活動をするなかで意識したことや工夫したことって何かありますか。

リョッキーさん
僕の場合は、転職活動に2ヶ月くらい使っていて、最初の1ヶ月目は、そもそもIT業界自体が初めてなので、とにかくSESでもウェブ開発の会社でも、自社開発でも、面接をとりあえず受けまくりました。

ラン

リョッキーさん

ラン

リョッキーさん
最初は業界用語が多くてよくわかんなかったりしたこともあってスムーズに話ができなかったので、それが解消されたのはよかったです!あとは、数こなすといい会社とも巡り合えますし!

ラン

リョッキーさん
例えば、僕が最初に入った会社は体験入社とかさせていただいたりとかしたし、社内のメンバーみんなと会ってほしいといった感じだったので。「いい会社だな」って思ってました。

ラン

リョッキーさん
そういった観点でも実際に体験入社させていただいた会社はとてもよかったので、最終的に入社することにしました!
早いタイミングで自分の選択の可能性を広げたい!

ラン

リョッキーさん

ラン

リョッキーさん
そもそもフリーランスになることが目的じゃなかったというのがあって、早いうちにフリーランスと会社員をどっちも経験したかったんですよね。
今のうちに色々経験して、自分に適したキャリアを見つけることができればいいなと思って。取り敢えず何でもやってみたいところからフリーランスになった感じです。

ラン

リョッキーさん

ラン

リョッキーさん

ラン

リョッキーさん
将来こうなりたいみたいなのがないので、とにかく経験値を増やして、自分の選択肢をどんどん広げていければいいなと思っています。

ラン
最後に未経験からエンジニアを目指そうと考えている人に一言お願いします。

ラン

リョッキーさん
そうですね、難しいですね。取り敢えず自分と合う会社を探し続けてほしいなってのはあります。
入社しても続かない人とかって結構見たりしているので。
今はポートフォリをどれだけ頑張るかみたいなところにわりとフォーカスされているのかなと思うんですけど、そんなにポートフォリオ作成を頑張らなくても、もっと転職活動に力を入れた方が自分にとっても、入社した会社にとってもいいんじゃないかなと思っていて。
入社するためのトリックを磨くだけじゃなくて、会社のカルチャーとか雰囲気とかそういったところも入念に確認してほしいなと思います。
インタビューを終えて…
大事なところでの決断力はさることながら、計画的にエンジニアとしての道を目指されたリョッキーさん。
会社をやめて、手持ちの貯金で思い切って上京し、学習、転職活動に使える時間をたっぷりと用意してエンジニアになられたところにはもう脱帽です。
転職活動の際にも、自分に合う会社を探すというところを徹底されていて、自分と会社の相性を確認するという本来すべきことをちゃんと行っているところに感銘を受けました。
すでにたくさんの選択肢をお持ちだとは思いますが、これからさらに自分の選択肢を増やすべくご活躍されることを祈っています!
リョッキーさんも通ったDIVE INTO CODEとは?
プログラミングスクールはお金がかかりますが、独学よりもスピーディーに習得でき、一緒に学習する仲間もできるといったメリットもたくさんあります。
「DIVE INTO CODE」は、無理な勧誘など一切ないので、「どんなスクールなんだろう」「自分に合っているのか」などの疑問がある方は、まずは気軽に説明会に参加してみましょう!
DIVE INTO CODE
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レバテックフリーランス
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