教員時代から意識していた「自分を客観視すること」がエンジニアとして仕事をする上での成長ドライバーに!
プログラミングスクール公開日 : 2020年06月16日 | [更新日] 2023年05月01日
ひょんなきっかけからエンジニアを目指すことになった呂さん。
物理の先生をしていた頃から一変し、今ではSES企業でエンジニアとして大活躍しています。
30歳を目前にしたタイミングでエンジニアとしてのキャリアを歩み出した呂さんは業界的には遅いスタートかもしれませんが、仕事を進める上で必要なスキルはエンジニアとしての技術以外にもたくさんあるということをインタビューを通して学ぶことができました。
エンジニアとしてのキャリアを検討している若い方からベテランの方まで!
キャリアに悩む人は必見のインタビューです!
大学を卒業し物理の教員として3年間従事。学問をもう少し極めたいということで教員を辞め大学院に進学し理数系の研究を行う。教員時代の先輩に相談したことがきっかけでエンジニアを志し、エンジニアとしてSES企業に転職。エンジニア歴5年で、開発の責任者を務める。
目次
- 研究だけを続けることが難しくなりひょんなきっかけでエンジニアに!
- 答えを見て最短学習!アウトプット量を増やして自分の頭を慣らす!
- SESにエンジニア転職!意外と通用した自分の技術!
- 「できます!」と宣言して後からつじつまを合わせて実績を作る!
- ゼロ距離作戦ですぐに信頼されるエンジニアになる!
- 大規模案件に携わることができるのがSES企業で働くメリット!
- 面接時に「どうやったら御社に入れますか?」と聞いて自分を合わせるのもあり!
- 社内で一番技術力がある存在として走り続ける!
- インタビューを終えて…
- エンジニアとして転職先を探している方におすすめのエージェント
- 未経験から本気でエンジニア転職をしたい方におすすめのスクール
研究だけを続けることが難しくなりひょんなきっかけでエンジニアに!

ラン

呂さん
教員として勤めながら、学問を極めたいというところがあって理系の大学院に再度チャレンジして修士までは取得させていただきました。

ラン
どの教科の先生をされていたんですか。

呂さん

ラン

呂さん

ラン

呂さん

ラン

呂さん

ラン
さすがに独学はきつくなかったですか?

呂さん

ラン

呂さん
結局、そこの会社さんと縁があって、案件をもらえてスタートしたっていうのがエンジニアの始まりですね。今はその会社に勤めて5年目です。

ラン

呂さん
ただ、30歳からエンジニアになったので業界的には遅い方かなという風に思います。
答えを見て最短学習!アウトプット量を増やして自分の頭を慣らす!

ラン

呂さん

ラン

呂さん
そこの難しさはありましたが…基本的には大学院に行っている最中に、簡単なスクリプトを15行出力したら終わりのような機能を1日2-30個ぐらい作ってましたね。常にアウトプットをし続けるかたちで勉強を進めていました。

ラン

呂さん
その意味でいうとプログラミング自体は向いているのかもしれないですね。

ラン
そこが苦じゃなければ何も怖くないですね。

呂さん
一番早いのは答えを見ちゃうこと。慣れていくうちに自分でできるようになっていくので。
最初に答えを見て、書いてを繰り返していたのと、当時はメモ帳でコーディングをしていたので、あんちょこがないので、自分でちゃんと組まないと覚えられないし、完成しないのである意味最初は良かったのかもしれないです。
SESにエンジニア転職!意外と通用した自分の技術!

ラン

呂さん
ただ勉強している範囲よりもはるかにひろいことをやらなければならないので、
その勉強を今までよりもかなり早いスピードでやらなきゃいけないっていうところが難しかったです。

ラン

呂さん
もうやるしかないって腹を括っていたので、休みの日とかに、「データーベースでわからないことが多かったのでSQLを身に着ける勉強をしよう」とかっていう形でどんどん自分で解決していけたかなと思っています。

ラン

呂さん

ラン
実際思っていたとしてもなかなかできないですもんね…
「できます!」と宣言して後からつじつまを合わせて実績を作る!

ラン

呂さん

ラン

呂さん
そこに自分の実態を合わせるために勉強しなきゃっていうプレッシャーは最初大変なところがあったんですけど…

ラン

呂さん
2か月ぐらいでリリースサイクルを一通り体験することができてやり方を理解してからは特に何の障害もないですね。

ラン

呂さん
それを見て「こうやって作ってるんだ」、「こういう考え方なんだ」っていうのを習得してからは、後は自分なりの改善案を出していった感じです。

ラン
エンジニアとしてだけでなくて、いかなる業種にも通ずることですね!

呂さん

ラン

呂さん
まったく分からないことをやるのでめちゃくちゃ勇気要りますけどね。だめならまた次頑張ればいいと思いながらやってました。
ゼロ距離作戦ですぐに信頼されるエンジニアになる!

ラン

呂さん
入った瞬間にズカズカ入っていきます。リーダーさんとは当時まだコロナとか全くなかったので、飲み会があれば絶対に参加して、心の距離をぐっと縮めて、たわいもない事とか、おかしを渡したりとか、寝技みたいなかなり細かいことを意識しています。

ラン

呂さん

ラン

呂さん
その会社さんに入った時は新規のプロジェクトだったので上流工程の方から入らせてもらいました。
その時はまだ経験2年ぐらいで、上流工程も初めてだったのですが、入った瞬間にリードを取ってやると思って色々勉強していきました。

ラン

呂さん
ほんとに最初で決まりますね。この人は使う人なのか、使わさせていただく人なのか、ポジションをとりにいく感じですね。

ラン

呂さん
*1人口=1日

ラン
大規模案件に携わることができるのがSES企業で働くメリット!

ラン

呂さん

ラン

呂さん
今はWeb系の案件がたくさんあるじゃないですか、それらも面白いとは思うんですけど、大規模案件だとSESの方が最初のうちはやっぱり入りやすいし、実感できるところが多いのかなと思っています。

ラン

呂さん
ずっとやらなきゃいけない訳でもなくて期間を決めてそのプロジェクトに参加するっていうこともできなくはないし、自分でアピールしていけば大規模案件にも移っていけると思うのでそういった意味ではメリハリがきくのかなというのがメリットです。

ラン

呂さん
器用貧乏じゃないですけど、色んなスキルセットを持っているんだけど、スペシャリストとしてやれている訳ではないっていうケースが多々出てくるかもしれないなっていうのは個人的には思っています。

ラン

呂さん

ラン
エンジニアとしてではなく、言語単体での経験年数でいうとたしかに短絡的な評価になる可能性はありますね!

呂さん
案件ごとに使う言語が違うというケースがあった場合にやっぱり積み上げがきかなくなってしまうので、エージェントからするとちょっとわかりにくいというところが出てくるのかなっていうところがあります。それこそある程度の経験があると人脈で案件取れるぐらいのスキルセットを持っているんじゃないかなと思うので、むしろエージェントとか使わないで別の路線でしっかり仕事取れれば強いかもしれないですね
面接時に「どうやったら御社に入れますか?」と聞いて自分を合わせるのもあり!

ラン

呂さん

ラン

呂さん
ゼロ距離で縮めちゃった方が早いので。正攻法で攻めても、みんな正攻法しか知らないので。裏道から行ったらそんなに人いないじゃないですか。3密を避けられるので。

ラン

呂さん
「ああ、ここのスクール通っているんだ」とか。面接する側としては他の人から突出するために何をしたんですかっていうところを知りたいんですよね。

ラン

呂さん
自分はスキル一辺倒というよりは、コミュニケーションをしっかり取るとか、例えば採用担当の人と事前にちょっと電話させて頂くとかそういうところをお勧めしますね。
「スキルは今から身につけるんで」とか言いながら。

ラン

呂さん
スキルは身につくし、超絶技巧がなくても仕事になるっていうことは入ってみないと分からないと思うんですけど、候補者と内部の人との認識の差はかなりあって、候補者はめちゃくちゃ技術身につけなきゃいけないんじゃないかって思っているかもしれないですけど、そんなこともないです。

ラン

呂さん
1分野でそれぞれの機能をみんなで作っているので、決して1人で全部を作っているわけじゃないんです。組み上げるために組み上げる係の人がいて、品質を担保する人がいて、実際に触ってみて指摘をする人がいて、といったように分業してるということをどれだけの人が認識しているか。
そこをどうやってで認知させるかが大事で、そのギャップに恐らく年収格差が現われてるんじゃないかっていう気がします。
社内で一番技術力がある存在として走り続ける!

ラン

呂さん
また案件希望もどんどん増やしていこうっていうところがあります。

ラン

呂さん

ラン

呂さん
ここで逆に裏切ってじゃないですけど、じゃあ「フリーになるので」って言ってバイバイしたらそれこそ本当に逆に駄目になってしまうと思うんですね。

ラン

呂さん
今はSES専業なのですが、会社として自社開発もやりたいですよねという話はしていて、今後そういうのもできるのであれば、そういったことに携わりたいですし、分社化して、自分がベンチャー作りますけどいいですか?というのもありだと思います。社内で専門職としては一番発言権があるのでどんどん言っていこうと思っています。

ラン

呂さん
そうですね、昔よりもエンジニアになる時の方法論、ハウツーがすごいいっぱいあって、どのルートを通ってもやり切ればエンジニアになることができると思ってます。今はどの会社もITの技術を使っているのでエンジニアとしてのお仕事は確実に存在するし、逆に言うと何がやりたいのかっていうところがはっきりしてると、困難な時にも自分はこういうことで社会に貢献したいとか、エンジニアとしての技術を発揮したいっていうところの説得力が増してくると思います。
エンジニアに限らずどんな仕事でもそうですけど、自分のモチベーションを起こすファクターをちゃんと精査して、色んな人にそれをアウトプットして自分はこうありたいという理想像を常にブラッシュアップして思い描けるようなトレーニングをしてほしいなという風に思っています。そうすると自ずと道は開けると思います。
インタビューを終えて…
エンジニアとしてのスキルはもちろん必要ですが、仕事を進めていく上でヒューマンスキルの重要性を強く認識したインタビューでした。
SES企業の特徴として、クライアントさんと密にコミュニケーションをとって仕事を進めていく必要があるので、技術力だけでなく、人として信頼を勝ち取ることがとても大事ということを学ぶことができました。
ゼロ距離作戦で心の距離を縮めることや、単刀直入に答えをきくことでそれに自分を合わせていくといったスタイルは、長期で考えた時にとても効率的で、誰でも実行しやすいので私も実践しようと思います!
ただ、勇気はいりますが!!!
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