プログラマー入門編!未経験からエンジニアになる人が必ずすべき7つのこと
プログラミング学習公開日 : 2019年10月05日 | [更新日] 2023年09月01日
近年AI技術を持つことで将来に役立つということで、プログラマーを目指す人が増えてきています。
そんなプログラマーを目指す人にとって、一から勉強することは非常に困難を極めます。
ですが、その困難を乗り切らなければエンジニアになることができないのも事実で、効率的に学ぶ必要があります。
そこでこの記事では、プログラミングの学習に必要な事や、どのような環境で勉強するのがいいのかなど、エンジニアを目指す人にとって必要なことを紹介していきます。
目次
ステップ1:プログラミングの学習に必要なのは、モチベーション作りから
まず大前提として、プログラミングを学習するうえで必要なのがモチベーション作りで、プログラミングに限らず本人がやりがいを感じられなければ、どんなに勉強をしても身につくことはありませんし、無駄な時間を過ごすことになってしまいます。
また、モチベーションを保つためには常に独学で学習していくのではなく、他人に自分の評価をしてもらったり、自分の意見を聞いてもらうなどすることで、モチベーションを保つこともできます。
ですが、何よりもプログラミングに対する姿勢がモチベーションに大きく作用してきますので、ここではプログラミングとはどんなものなのか、プログラミングスキルを身に付けることでどのようなことができるのかについて解説します。
そもそもプログラミングとは何なのかを知ろう
プログラミングと聞くと、IT業界の用語のように感じてしまい、その時点で拒否反応がでて理解しようと思わなくなる人もいますが、実際には私たちの生活でも一般的に使われている言葉になります。
プログラミングは、コンピューターに指示をすることで正確に作業をしてくれますが、この「コンピューターに指示を出すこと」をプログラミングと言います。
子供の運動会や演奏会などに行くと渡されるものはプログラムですが、こちらの場合には実行する順番のことを指しており、プログラマーはコンピューターに実行する順番を指示して思い通りに機械を動かすことができます。
これらのことをIT業界では、「プログラマーがプログラミングを行う」という風に言われます。
プログラミングを自分が学びたい理由を考えてみよう
プログラミングを学ぶことでエンジニアとして活躍することができますが、プログラミングに限らずしっかりとした目標を持っていなければ長くモチベーションを保つことができません。
ですので、プログラミングをすることによって、明確にどのような将来設計があるのかが重要になってきます。
たとえば「現在の仕事に満足しておらず、収入面でも不服がある為エンジニアとして高給取りになりたい」とか、「昔からコンピューターを触ることが好きだったので、好きなことを仕事に生かしたい」とか、人それぞれに目標があると思います。
それらの目標を明確にすることで、プログラミングを学習するためのモチベーションにすることができます。
プログラミングでできることは何?
次にプログラミングでできることについてですが、最初に説明したように、プログラミングではコンピューターへの指示をすることができますが、この指示をすることによって、コンピューターで行う様々な作業を、自動的に処理することができるようになります。
人の手で作業することで発生してしまう単純ミスなども、プログラミングしておくことで簡単で正確にこなすことができます。
他には、人の手で作業をするよりも高速で作業をすることができ、精度が高く高速で作業を進めることができます。
プログラミングを勉強していけば、Webアプリやスマホアプリの制作だけでなく、ゲームの作成をすることもできるようになります。
また、ロボットを作ることもできるようになったり、AIによる競馬などのレース予想など幅広いジャンルで活躍することができるようになるなど、できることは無限大にあるといっても過言ではないでしょう。
プログラミングスキルを身につけるメリットを知ろう
プログラミングスキルを身に付けることで、現代社会において重要性の高いITやAIの技術を身に付けることができるので、エンジニアとしての活躍を見込むことができます。
しかし、一般的なイメージとして、エンジニアとして働くことに、きついイメージを持っている人も少なくありません。
ですが、プログラマーは絶対数が少ないこともあり、仮に自分の想像と違った会社に勤めることになったとしても、すぐにほかの会社に勤めることができやすいと言われています。
それほどに現代社会ではエンジニアが重宝されている時代です。
仮にプログラミングを勉強してエンジニアにならなかったとしても、プログラミングを学ぶことで論理的な設計や組み立ての「考え方」を学ぶことができ、この考え方は、どの世界でも必要なスキルになってきますので、日々の生活に役立たせることができるようになります。
それでもモチベーションを保てない時には?
プログラミングは、勉強していると確かに難しく挫折しそうになってしまうことがあります。
そうなってしまうとどうしてもモチベーションが下がってしまい、気持ちを保つことが難しくなってしまいます。
そんな時には、一度どこにストレスを感じているのか明確に言葉に出してみましょう。
そして、落ち着いて自分が今しなければいけない項目をリストに挙げて、一つづつ取り組んでいきましょう。
そうすることで、脳内にたまったストレスを発散することができ、モチベーションを保つことができます。
他にもチョコレートを食べて頭をリフレッシュさせるなどの方法も効果的で、どうしてもモチベーションを保つことが難しい場合には、いっそのこと期間を決めて休んでしまうことでリフレッシュすることもおすすめします。
ステップ2:プログラミング学習がしやすい環境作りをしよう
プログラミングを学習していく中で重要なのが学習環境です。
プログラミング学習は難しいこともあり、ほとんどの人がつまづいてしまいます。
そしてこのつまづいている時間が、プログラミング学習の8割を占めています。
そこで、プログラミング学習の環境を整えることで、少しでも躓く時間を少なくすることができ、より効果的にプログラミング学習に取り組むことができます。
ここでは、プログラミング学習環境を整えるためにできることについて紹介していきます。
プログラミングができる環境を整えるためにすることとは?
まず、プログラミング学習は教材などを使って独学でしている人もいますが、大抵の場合独学で学習していくと、間違った解釈をしてしまい、回り道をしながら学習することになってしまいがちだと言われています。
ですので、プログラミング学習する上で必要な事としては、プログラミングスクールなどに通って、実際にエンジニアとして活躍している先輩に直接指導してもらうことで、現場に本当に必要なスキルを学習することができます。
当然現役のエンジニアだけでなくても、講師として何人ものエンジニアを育ててきたキャリアのある講師でも問題ありません。
独学で学ぼうとしている人は、独学には限界がありますので、まずはプログラミングスクールの無料体験を試してみてください。
また、プログラミング環境として当然パソコンは必要になってきますが、パソコンもMacの方がプログラミングをしやすく、自宅ではなく図書館など自分が最大限集中できる場所を見つけることも重要になってきます。
特にパソコンの性能の違いによって、楽に学ぶことのできる言語に制約がでてしまうなどの弊害もありますので、できるだけ最高の環境で学習できるように準備しておきましょう。
プログラミングの環境をもっと簡単に整えるには?
先ほど紹介したプログラミンスクールで学習することよりも、さらに効率よく学習できる環境に整えるためにすべきことは、何より「実際にプログラミングを実践していく」ことです。
確かに教材などを使って基礎知識を身に付けることも重要ではありますが、「実践に勝る修業はない」という言葉のように、実践をすることによって気づけることは多くあります。
基礎段階ではいちいち調べて学んでいた事でも、実践することで省略できる項目を見つけることができるなど、より効率的にプログラミングの知識を身に付けることができます。
また、先ほど紹介したパソコンの環境ですが、自身で環境設定していくのは非常に困難で、ここで投げ出してしまう人もいるほどです。
そこでお勧めしたいのがCloud9というツールです。
このCloud9では、プログラミングをスタートさせる環境を簡単に作ることができるだけでなく、共同開発をしていくことが出来たり、サービスの開発をしていくことが可能になります。開発環境の設定が困難であるのであればCloud9を利用することで簡単にできますので、おすすめできるツールとなります。
コミュニティや同士を作って、みんなで学習の効率をあげよう
プログラミング学習の環境を整える上で、一緒に勉強したりと切磋琢磨できる仲間を見つけることも、学習環境をより良いものにしてくれます。
わからなかったことを仲間に聞いてみたりしてコミュニケーションを取ることは、モチべーションを保つためにも重要な要素で、一人でわからずにもがくことでモヤモヤしていたものが、仲間と一緒に考えることで解消されることもあります。
このように、一人ではなく仲間と一緒にする学ぶことで作業が効率的になるだけでなく、より一層プログラミング自体を楽しく感じることができるようになります。
仲間とやるなら、こんな勉強法がおすすめ
もし仲間と一緒にプログラミングを学習することができるのであれば、一人ですべてを勉強するのではなく、分担してそれぞれが勉強したことを教え合って学んでいくスクラム勉強法がおすすめです。
スクラム勉強法を実践していくことで、当然自分の分担範囲を勉強することができるだけでなく、より一層知識として身に付けることができ、ほかの分野は仲間に教えてもらうことができるので効率的に学ぶことができます。
また、自分自身も仲間に教えられるだけの知識を身に付けなければいけませんので、集中力も高まるなど様々な相乗効果をもたらしてくれるおすすめの勉強法になっています。
ステップ3:学びたい言語は目的別に選ぼう
プログラミングを学んでいく中で重要な要素が「言語」です。
プログラミングで使われる言語は200種類以上もの言語があると言われています。当然すべての言語をマスターするなどできるはずのないことですので、自分の目標にあった言語を選択して学ぶ必要があります。
ですが、自分の目標にあった言語と言われてもピンと来ないかと思いますので、ここではプログラミングの言語でできることや初心者にもお勧めの言語について紹介していきます。
各言語でできることを知ろう
先ほども紹介しましたが、プログラミング言語には200種類以上もの言語があるため、当然それぞれの言語でできることが違ってきます。
プログラミング言語でできることについて知っておくことで、どのプログラミング言語を選択するのが自分の目標にベストなのか判断することができます。
まず大まかな目標として、
②スマホアプリの制作
③ゲームの製作
④Webページの制作
に分かれるかと思います。
それぞれの目標の中でベストな言語を学ぶことが重要ですが、言語ごとに特徴があり各言語ごとによってできることも変わってきます。
基本的に目標に沿った言語は数種類しかありませんので、その中からできることを調べて自分に合った言語を選択しましょう。
プログラミング言語に迷ったらこれからはじめよう
もしどうしてもプログラミング言語を選ぶことができないのであれば、
②【PHP】
③【Python】
の3つの中から1つずつ学習していきましょう。
この3つの言語は、数ある言語の中でも汎用的で比較的簡単に習得することが可能な言語になっています。
また、目標設定の中でも一番簡単に覚えることができる「Webアプリの制作」に必要な言語であり、3つのうちどれかを習得することで挫折しにくく、モチベーションを保つことにもなりますし、特におすすめの言語になっています。
初心者におすすめの言語とは?
ここまでプログラミング言語について紹介しましたが、それでもどの言語がいいのか決めかねている初心者に最もおすすめな言語を紹介します。
それは【Python】です。
Pythonは先ほども紹介した言語ではありますが、コードがシンプルかつ文量も少なく、どんな人が書いたコードであっても同じコードになるといった特徴があります。
ですので、初心者でも簡単に取り組むことができ、応用範囲も広く、簡単に学習でき、将来性も高く仕事としての案件も多いと言ったところがメリットです。
また、今人気のYouTubeやInstagramなどの開発にも使われているほど人気の言語になっています。
ステップ4:いよいよ!プログラミング言語を学んでいこう
ここまでは、プログラミングを学習するために必要なことについて紹介してきましたが、いよいよここからは実際にプログラミング言語を学んでいくために知っておくべきことについて紹介していきます。
目的に沿ったプログラミング学習を徹底しよう
まずプログラミングを学習する上で最も大事なのは、目的に向かって学習していくことです。
たくさんの種類のプログラミング言語ですが、目的に合わない言語を勉強しても、はっきり言ってしまえば無駄です。
楽をしたくもなりますが、ただでさえ難しく覚えるのに時間のかかるプログラミングで、寄り道する時間はありません。
ですので、プログラミング学習をする際には自分の目的に沿って、必要な言語の勉強を徹底するようにしましょう。
プログラミング学習は暗記しないことが大事
プログラミング学習は基本的な部分では覚えておかないといけない部分はありますが、丸暗記したものを使っていくのでは何の応用性もなく偏った知識になってしまいます。
では実際にエンジニアとして活躍している人は暗記ではなくどのように学習しているのでしょうか。
それは暗記ではなく「理解」です。
なぜこのような文法になるのか、なぜこのようなルールになるのかなど、しっかりと理解していくことで、応用が利くのは当然ですが、それ以外にも、理解していれば学習自体が楽しくなってきます。
学校の勉強もそうですが、暗記をすることがつらかった人も少なくないと思います。
ですが、内容をきちんと理解した上でスラスラと回答できた時には非常に気持ちいい感覚になったかと思います。
プログラミングも基本的には同じで、理解を深めていくことでコードを暗記していなくてもスラスラと出てくるようになります。
エラーが起きたときこそ、落ち着いて解決しよう
プログラミングに限らず、パソコンを触っていてエラーが出てきてしまうと誰しもが焦ってしまいます。
焦ってしまい解決もできないとなると、どうしてもやる気がなくなってしまい、モチベーションを保つことが難しくなってしまいます。
ですが、安心してください、そもそもエラーが出てしまうこと自体が問題なのではなく、エラーの解決策を知らないことが問題です。
特にプログラミングでは、プロであってもほとんどがエラーを出してしまいます。
ですので、エラーが出てしまっても、決して焦ることなく、落ち着いて解決策を模索する必要があります。
そんなエラーの解決には、
①【検索の仕方】
②【質問サービスの使い方】
この2つを冷静に頭に入れておくことで、落ち着いてエラーに対して対処できるようになります。
プログラミング学習は、無理せず自分に合った学習サイトからはじめよう
プログラミング学習をこれから始めようと考えている人は、いきなり難しいことから始めるのではなく、自分に合った学習サイトを利用するようにしましょう。
プログラミングスクールなど初心者から丁寧に教えてくれる場所で学習できるのであればいいのですが、ほとんどの人がまずは独学から始めることになるかと思います。
ですが、独学と言ってもいきなり参考書とにらめっこしていたのでは、モチベーションが下がる一方ですし、何よりも自分の身につくことがありません。
独学でプログラミング学習をするのであれば、まず最初は「動画学習」を取り入れて、少しづつ理解していくようにしましょう。動画学習であれば見よう見まねでなんとなく進めていくことができ、なんとなく学習していくうちに、理解を深めていくことができます。
ですので、これから独学でプログラミング学習をしていくのであれば動画学習から始めてみることをおすすめします。
ステップ5:プログラミングの力がつくサービスを実際につくってみよう
プログラミングを学習していく中で、当然基礎部分を覚えることは重要ですが、ある程度基礎を理解することができたのであれば、どんどん「実戦形式」で学習していきましょう。
プログラミングを上達させていくためには手を動かしていくことで、サービスを実際に作ることによって作った実感や達成感を味わうことができ、それが何よりも自信につながって成長させてくれます。ここではプログラミングの力をつけるために実践としてやっておきたいことを紹介します。
チュートリアルを参考にサンプルを真似してみよう
プログラミングを実践で学んでいくと言っても、独学でやっている人にとってはどこで実践すればいいのかわからないですよね。
そこで便利なのが各言語についている「チュートリアル」です。
各言語ごとに違いますが、選択した言語で制作することができるものを、チュートリアルで制作していくことができます。
こうしてチュートリアルを介してではありますが、一からサービスを制作することで、自信になるだけでなく自分の現在の理解力を知ることもできるようになります。
そして、何度も復習とサンプル作成を繰り返していくうちに、どんどんその言語について理解を深めていくことができ、サンプルを作ることで実際に作ることができるという経験に繋がります。
基礎など勉強しているだけでは身につかないことが、チュートリアルでサービスを実践していくうえでどんどん応用が利くようになりますので、是非実践してみてください。
気分転換にプログラミングの本もよんでみよう
プログラミングの勉強をしている中、どうしても気分が乗らないときや、わからなくて挫折しそうになってしまうことがあります。
そんな時には気分転換にプログラミングの本を読んでみることで気分転換になります。
プログラミングの本には、当然のことながらプログラミングの知識について書いてありますが、自分が知らなかったことや新しい考え方を発見することができます。
プロが監修している本ですので、間違ったことを教えるような本はなく、自分がしてきたことに対する知識の確認にもなりますので、気分転換だけでなくプログラミングスキルを上達させるのにはもってこいの教材となっています。
また、中には漫画で分かりやすく表現しているような本もありますので、気分転換するにはもってこいかと思います。
また、わざわざ本を購入するのがもったいないからとネットで検索する人もいます。方法としては間違っていませんが、人間は自分自身でお金を払ってで購入しなければ読まないという人も多いので、安易なネット検索という方法よりも、自分で選んだ本を購入して読むことをおすすめします。
おすすめの本は記事の一番下で紹介します!
サンプルのWebサービスに機能を追加してみよう
本を読むことで気分転換を終えたら、プログラミングの無料学習サイトを利用して、頭だけでなく手も動かし、基礎固めをしていきましょう。
ある程度の基礎固めができてきたならば、サンプルに対して機能の追加などをすることで、より実践的な使い方をマスターしていくことができます。
これらを駆使して、最初は本などから気分転換がてら基礎を固めていきつつ、チュートリアルでサンプルを真似していき、最後にサンプルから応用していくなどして、普段とは違った勉強方法を試すことによって気分転換だけでなく、新しい発見を出来るようになっていきます。
書いたソースコードを公開しよう
書いたソースコードを公開することは、就職や転職時のアピールとなることはもちろん、他のプログラマーからフィードバックをもらうことも可能となるためおすすめです。
最初は、自分の書いたコードに自信がない人も多いと思うので恥ずかしい気持ちもあるとは思いますが、せっかく自分で作ったオリジナルサイトです、勇気を持ってソースコードを公開してみましょう。
ソースコードを公開する際によく使われているサイトは「GitHub」というWebサービスです。
GitHubは業務でも頻繁に使用されるため、ぜひオリジナルサイトのソースコードを公開する際に練習しておき、実務でも役立ててください。
公開したあとはFBをもらおう
公開したソースコードをGitHubに公開しておくと、フィードバックやバグ報告などの通知が他のプログラマーから届くことがあります。
ぜひこういったフィードバックは、内容が批判的なものであってもマイナスに受け止めず、自信の成長に繋がる改善点として参考にさせてもらいましょう。
また、多くのフィードバックを受けるためには、SNSやブログなどでGitHubのURLを掲載しておくことも有効な手段です。
自分一人では見つけられなかったような改善点が、多くのプログラマーにフィードバックをもらうことで発覚することも多いので、ぜひ活用しておきたい機能です。
ステップ6:サービス作成の際に気をつけたいプログラミング学習の際のコツ
ここでは、実際にウェブサービスを作成している中で気を付けておきたいポイントをいくつか紹介します。
まずはサンプルを改造して構造を知ろう
ウェブサービスを作成するにあたって、丸々一から作成するというのは至難の業になってきます。
慣れてくれば自分の思い描いたサービスを作成することは可能ですが、最初からすべてを出来る人はいません。
ですのでまず最初に、サンプルのウェブサービスを分解・改造することで、サービスの構造を知り、どのようにして作られているのかを学びましょう。
そして、仕組みを理解することができれば、後はプログラミングの基礎が学べてさえいれば、同じものを作成することも可能になっていきます。
改造と言ってもすべてをバラバラにするのではなく、最初のうちはリンクを増やしたり、文字の配置やカラーを変えて見たり、背景を変えて見たりと簡単なことから始めていくと良いでしょう。
ある程度構造を理解することができたのであれば、一から何も見ずに同じページを作ってみることで、よりステップアップしていくことができます。
企画設計をしてみよう
ウェブサービスを分解・改造してサービスの構造を理解することが出来たら、実際にウェブサービスをどんどん作成していきたくなるかと思いますが、いきなり実践するのではなく、企画設計を先に済ませておきましょう。
企画設計をすることで、どのような物をどのような経緯で作成するかなどの目標が明確になります。目標を明確にすることで、どういったウェブサービスにするのがいいのか、どういったものが必要になってくるのかを明確にすることができます。
一般的な仕事や普段の生活などでもそうですが、行き当たりばったりで見切り発車していくと、途中で混乱してしまい、最終的な形に仕上げることが困難になってしまいます。
ですので、どんな場面においても、目的とその目的に必要なことをはっきりと形にしておくことが重要で、企画設計がはっきりとしている場合であれば、仮に自分ではできなかったとしても、他人からのアドバイスを受けることもできますし、なぜそうなったかの理解をすることができるようになります。
改造可能なおすすめのサンプルサイト
ウェブサービスを改造していくためには、改造することが可能なサンプルサイトを利用します。
おすすめとしては「WEBDS.Com」というサイトが便利です。こちらのサイトでは、約100種類以上のサンプルサイトを改造していくことができます。
このサイト内全てとまではいきませんが、ある程度の数を改造していくことができれば、どのようにして作成していくのがいいのかノウハウとして覚えていくことができるようになります。
また、このサイトでは各ジャンルに分けられているので、自分が将来的に必要になりそうなサイトを重点的に改造していくなど、計画的にすすめていくことが可能です。カラー分けなどもされていて、非常に使いやすいサイトになっています。
ステップ7:未経験でもプログラミングを仕事にする方法は?
ここまでプログラミングを学習してきたら、あとは実際に仕事として受け持っていくだけですが、最初はいきなり仕事として通用するのか不安になってしまうかもしれません。
ですが、それは採用する側も同じように、あなたがどこまで期待に応えてくれるのか不安になっています。
ですので、実際に面談する際には、自分がどのようなプログラミングスキルを身に付けているのかを相手に伝える必要があります。
一番ベストな方法としては、自分で制作した作品を見せることで、どこまでの技術を持っているのかを伝えて判断してもらうことです。
また、過去にどのような学習をしてきたのか、自分にはどれほどの伸びしろがあるのかをアピールする必要もあります。
企業側としては、現状のスキルで作成できる作品ももちろんですが、その人の伸びしろから将来性で雇うこともありますので、現在の自分のレベルと将来性についてアピールしていくのがいいでしょう。
ステップ8:プログラマーになるための入門書・入門本5選
最後になりましたが、これからプログラミングを勉強してプログラマーを目指す人に向けて、おすすめの入門書を5選紹介していきます。
①【プログラミングを始めたい人がいちばん最初に開く本】
そのままの名前の本ですが、プログラミングを実践していく前に、プログラミングとはどんなものなのか、プログラミングの言語の種類などを、プログラミング初心者でもわかりやすいように噛み砕いて説明してくれている本になります。
これからプログラミングを始める人にとっても読みやすい本になっており、おすすめです。
②【教養としてのプログラミング講座】
この本は、プログラミングの知識について勉強する本ではなく、プログラミングを学習することによってどのようなことができるのかを知ることができる本です。
プログラミングに多少でも興味はあるけれど学ぼうかどうしようか迷っている人に読んでもらいたい本になっています。
【おうちで学べるプログラミングのきほん】
この本では、プログラミングがどのような仕組みになっているのかを学ぶことができ、これからプログラミングを始める人にとって知っておいて損はない内容になっています。
【情熱プログラマー】
この本は、プログラミングの学習というよりもプログラマーとして生きていくためには何が必要かを教えてくれる本で、現役のプログラマー達の間でも人気の高い本になっています。
【よくわかる HTML5&CSS3ウェブサイト構築の基本と実践】
プログラミングを勉強していて挫折してしまう人の多くは、画面に羅列される文字だけではプログラミングの構造を理解しにくいからという理由が見受けられますが、この本ではホームページなどの身近にあるものがどのようにして作られているのかを述べ、サンプルとして自分でも学ぶことができるようになっているので、プログラミングの楽しさ知ることができます。
これらの入門書を参考にして、ぜひプログラミング学習に役立ててください。
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