【2021年最新】Wix?ペライチ?Ownd?WordPress?有名ホームページ制作ツール徹底比較
プログラミング学習公開日 : 2020年02月20日 | [更新日] 2023年06月01日
ブログやコーポレートサイトなど、Webサイトを作りたい!けど、エンジニアではない人やエンジニアでもあんまり時間をかけたくない、、という人からの利用が多いのが、ホームページ制作ツールですよね。
ホームページ制作ツールといっても、世界中で最も使われている「WordPress」から「Wix」「ペライチ」「Jimbo」など、かなり種類があり、「どのホームページ制作ツールを使えばいいの?」というという疑問が浮かんできますよね。
一体どのホームページ制作ツールを使えばいいのか、、、
今回はBitDegreeの記事を元に、それぞれのホームページ制作ツールについて徹底的に比較・解説していきます。
結論から言うと、、
豊富なテーマから選びたいなら「Wix」
初心者には「ペライチ」
ブログ・サイト同時に作りたいなら「Ownd」
がおすすめです。それでは詳しくみていきましょう!
目次
そもそもホームページ制作ツールって何?
まず、そもそも「ホームページ制作ツール」ってなんなの?っていう所からお話します!
ホームページを制作するには、最低でも
・レンタルサーバーなどの知識
・ドメインの知識
などのスキルが必要です。
これらのスキルを身につけるには、ある一定の学習が必要で、習得するまでにそれなりの時間を要してしまいます。そんな方達のために作られたのが「ホームページ制作ツール」で、HTMLやCSSなどのコードを一切書かなくても(No Codeで)自分のホームページを作ることができます。
参考 :
もちろん「ホームページ制作ツール」といっても様々なサービスがあるので、長所・短所を比較しながら、自分がホームページを作る目的に合ったものを選びましょう。
今回、比較していくのは、「WordPress」「Wix」「ペライチ」「Jimdo」「STUDIO」「Ownd」です。
まず、それぞれのサービスの概要をついて見ていきます。
世界中で最も使われている「Wordpress」
WordPressは、世界中で使用されているホームページ制作ツールで、画像にも書かれているように世界中の35%の個人ブログ、コーポレートサイト、公共機関のWebサイトなどは、WordPressで制作されています。
世界中の35%がWordPressで作られてはいるんですが、実は注意が必要なんです。何かというと、WordPressにはWordPress.comとWordPress.orgの2種類があります。.comの方はレンタル型で、.orgの方がインストール型になります。.orgは、HTML/CSS・Javascriptを自由にカスタマイズでき、既存のテーマを編集できるなどメリットがありますが、自分でサーバーなども準備する必要があります。
今回お話するWordPressは、レンタル型の.comの方なので注意してください。
パズルのような感覚でサイトを作れる「Wix」
Wixは、世界中で1億人以上がwebサイト制作に使っているイスラエル初のホームページ制作ツール。
Wordpressより簡単にWebサイトを構築することができることで、シェアを伸ばしています。
ドラック&ドロップでサイトを作れる「ペライチ」
ペライチは日本のホームページ制作ツールで、ドラック&ドロップでサイトを作ることができます。
LPであれば、数時間で作れてしまうくらい簡単です。
HTML/CSSを一切書けなくても簡単にWebサイトを作ることができるので、初心者にはかなりおすすめ。
登録ユーザーも20万人以上と日本国内で多くの人に使われているサービスです。
ドイツ発の最大級のホームページ制作ツール「Jimdo」
Jimdoは、ドイツ初のホームページ制作ツールで、日本ではKDDI Web Communicationsによって運営されています。世界展開しているユーザー数は170万人と国内では最大級の利用者数を誇っています。
Jimdoは、質問に答えるだけでAIが最適なホームページを作ってくれるジンドゥーAIビルダーというものがあります。サポートもしっかりしているので、非常に簡単にWebサイトを制作可能です。
次世代デザインプラットフォーム「STUDIO」
STUDIOも、wix・ペライチと同様にドラック&ドロップでWebサイトを作ることができます。
また、STUDIOは招待機能を使うと、複数人(チーム)でサイト制作ができるのも魅力的です。
通常、サーバーの設定などの作業が必要ですが、その作業も必要ないので、より簡単にサイト公開することができるのも魅力の一つ。
次世代のアメブロ「Ownd」
「Ownd」は、サイバーエージェントが運営するサイト制作ツールです。
スタイリッシュなWebサイトを簡単作ることができると評判。スマホでも簡単にWebサイトを作る事ができるという優れものです。
スターバックスなどの有名店・伊勢谷友介さんなど著名人も利用しています。
比較検証1:価格はどうなってる?
どのツールを使用するのか選ぶ際に、価格は非常に重要なポイントの1つです。
まず、それぞれの評価をみていきます。
Wix ★★★★★
ペライチ ★★★★★
Jimdo ★★★★★
STUDIO ★★★★★
Ownd ★★★★★
以上のようになりますが、基本的に全てのサービスで無料のプランがありますし、有料のプランであってもかなり安いので、あまり差はないのかなという印象です。
というか、全ツール安い!!
全てのツールの無料・有料プランをみていきましょう。
「WordPress」の価格
WordPressの有料プランは上記のような価格になっています。上記のプランはWordpressのサーバーを利用する場合に使用するプランです。
無料プランを使うデメリット
・HTML・Javascriptのカスタマイズができない
「Wix」の価格
Wixで最も使われているプランはアドバンスプラン(月額¥1,300)です。訪問者のアクセス元などサイトの解析を行えるので、ブログやメディアを制作したいという方は、アドバンスプランがおすすめ。
無料プランを使うデメリット
・独自ドメイン使えない
・Wixの広告が埋め込まれている
「ペライチ」の価格
ペライチで一番おすすめは、レギュラープラン(月額¥1,980)です。レギュラープランであれば独自ドメインを利用できますし、サイト解析機能、カスタムCSS、他サービスの決済機能などを利用する事ができます。
ビジネスプランになると決済機能がつくので、ECサイトなどを運営する場合はビジネスプランがいいでしょう。
無料プランを使うデメリット
・独自ドメイン使えない
・SNS連携ができない
「Jimdo」の価格
Jimdoは、AIビルダーとクリエイターの2種類があります。質問に答えるだけでAIがWebサイトを作ってくれるというAIビルダーがおすすめで、その中でもSTARTプランが一番人気です。
無料プランを使うデメリット
・独自ドメイン使えない
・SEOの細かい設定ができない
・180日ログインしてないとホームページが自動で削除される
「STUDIO」の価格
STUDIOは、BASICかFREEの2プランのみ(PRO準備中)で構成されています。独自ドメインを利用したいという方はBASICのプランの選択が必要になります。
無料プランを使うデメリット
・独自ドメイン使えない
・広告が表示される
「Ownd」の価格
Owndはベーシックと、プレミアムの2プランがあり、ベーシックではページ数と画像ストレージが制限されています。ベーシックの場合は広告が表示されてしまうので、コーポレーサイトやビジネスで使う場合はプレミアムプランがおすすめです。
検証2:初心者にとって、どれが使いやすいの?
次に、使いやすさをみていきましょう。
Wix ★★★★☆
ペライチ ★★★★★
Jimdo ★★★☆☆
STUDIO ★★★★☆
Ownd ★★★★☆
初心者には最重要点といってもいい使いやすさですが、基本的にはWix、ペライチ 、STUDIOといったドラック&ドロップでサイト制作ができるものが作りやすいです。
Owndもかなり簡単でスマホでも作れるので、おすすめ。
ペライチは、日本のサービスということもあり、充実したサポートを日本語で受けられる事ができます。簡単なサイトであれば数時間で出来上がってしまうので驚きです。
以下の紹介動画を見ると、ペライチで、どのようにしてサイトを制作していくかのイメージができるので、参考にしてみてください。
比較検証3:カスタマイズの柔軟性は?
こちらでは、テンプレート数やカスタマイズの自由度について比較します。
Wix ★★★★☆
ペライチ ★★★★☆
Jimdo ★★★★☆
STUDIO ★★★☆☆
Ownd ★★★☆☆
カスタマイズの柔軟に関しては「ペライチ」「Jimdo」「STUDIO」がおすすめ。テンプレートの数で言うと、Wixです。有料プランを利用することで、HTML/CSS・Javascriptを編集できるものもあります。
「WordPress」のテンプレート・カスタマイズの自由度
WordPressには250種類以上のテーマがあり、プラグインが豊富で様々な機能を追加することも可能。先ほども紹介しましたが、.comは.orgに比べて制限が大きいです。カスタマイズを本気でやりたい場合は.orgをおすすめします。
「Wix」のテンプレート・カスタマイズの自由度
Wixは500種類以上のテンプレートを利用する事ができます。豊富なテンプレートから選びたい!テーマにこだわりたい!という方にはWixが特におすすめ。
テンプレートの数は多いwixですが、CSSのカスタム・Javascriptの利用はできません。
動きをつけたり、複雑な処理はできないということを始める前に考慮しておきましょう。
「ペライチ」のテンプレート・カスタマイズの自由度
ペライチのテンプレート 60種類で構成されています。レギュラープラン・ビジネスプランの利用であれば、HTML/CSS・Javascriptを自由にカスタマイズできるので、テンプレートを元にデザイン変更が可能です。
Jimdoのテンプレートは40種類です。JimdoにはAIビルダーとクリエイターの2種類があるんですが、クリエイターを選ぶと、HTML/CSS・Javascriptを編集する事ができるので、自由度も高くなっています。
「STUDIO」のテンプレート・カスタマイズの自由度
STUDIOはデザイン性に優れたホームページ制作ツールで、デザインツールを使って完全オリジナルのWebサイトを0から作る事ができます。900種類以上のフォントを使用可能など、完全オリジナルのWebサイトを作りたいという方は、STUDIOがいいでしょう。
「Ownd」のテンプレート・カスタマイズの自由度
Owndは40種のテーマを利用可能。デザインが洗練されていておしゃれなサイトを作る事ができます。カスタマイズ可能なのはCSSのみです。
Owndは次世代のアメブロと言われていて、サイト・ブログ同時に簡単に作れてしまうんです。
こちらはOwndで作られたGLAYさんのWebサイトですが、メニューをみてもらうとBLOGという欄がありますよね。BLOGを押すと、
こちらのページに移ります。
完全にアメブロ、、、!
こちらのページも簡単に導入できるのでサイト・ブログ同時に作りたいという方には特におすすめです。
検証4:SEOに強いのはどのツール?
コーポレートサイトなどではあまり必要無いかもしれませんが、ブログやメディアサイトでは、SEOがかなり重要になってきます。
Wix ★☆☆☆☆
ペライチ ★☆☆☆☆
Jimdo ★☆☆☆☆
STUDIO ★☆☆☆☆
Ownd ★☆☆☆☆
SEOについては記事の質もかなり関係してきます。ドメインの評価などだけでは優劣をつけられないので、WordPress以外★1つにしました。WordPressは、関連記事の表示やページ表示速度の上昇などSEOのカスタマイズ性が高いので、本気でSEO対策をするとWordPressで作れられたサイトには敵いません。
もちろん、WordPress以外のツールでWebサイトを制作しても記事の質を高める事で上位表示することもできるので、参考材料の1つにしてみてください。
検証5:1番人気のツールはどれ?
次は、どのサイト制作ツールが人気なのか比べました。「ユーザー数」に加えて、最新の人気度を知るために「google トレンド」で過去1年間の人気度の動向を比較したので、みていきましょう。
ユーザー数から人気度を知る
まずはユーザー数をみてみましょう。
wix 1.6億人(2018年)
ペライチ 20万人(2020年)
jimdo 170万人 (2020年)
STUDIO 1.8万人 (2018年)
Ownd 100万人(2020年)
以上のようなユーザー数になります。Wixのユーザーは、1.6億人と他のサービスに比べても圧倒的な数字になっています。WordPressには.comと「.org」があるので「.com」のみでのシェア・ユーザー数は分かりませんが、WordPress全体のシェアが35%と圧倒的な数字からユーザー数が多い事が予想されます。
検索頻度から人気度を知る:Googleトレンド
次にGoogleトレンドで過去12ヶ月に絞り、日本国内・Googleトレンドで計測できる全ての国を対象にして調べてみました。
Googleトレンド<国内>
Googleトレンド<すべての国>
※STUDIOは、検索キーワードで絞ることができなかったので除外しています
国内の検索動向、googleトレンドで計測できる全ての国を対象にして調べたもの、両者共にwordpressが圧倒的に人気。次いでwix、jimdo、ペライチ、Owndという順番になっています。ペライチは日本のサービスですが、国内でも他のツールに比べると、人気が低いようです。
世界中のサイトの35%はWordpressでできているという事実にも納得がいきますね。
各サービスの口コミをみてみた
最後に各サービスの口コミをみてましょう。実際のユーザーの感想でもあるので、参考にする事をおすすめします。
「wordpress」の口コミ
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wordpressの利用をスタート。ブログを立ち上げたものの、いつの間にかプログラミングの知識を学ぶことになったけど、凄く難しいなぁ。
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WordPress.orgの話です!.orgは自由度が高いのが魅力ですが、カスタマイズするためにはHTML/CSS・Javascript・PHPの知識が必要です。初心者にとっては難易度が高いかも、、、。
.comであればHTML/CSS・Javascript・PHPの知識は不要です!
「Wix」の口コミ
https://t.co/I7aytDJBQm
個人サイト好きでずっと続けてるのですが、今使ってるWIXがとても使いやすいです。
基本的にテンプレートをドラッグアンドドロップして変えていけばいけるし、UIがわかりやすいです!
それまでホームページ・ビルダーでつくってた、なにもタグとかわからないけどできました! pic.twitter.com/Hv6Htk3p3d— しまじ🐰🐣🐥コミティアC14a (@simaji02) January 17, 2018
ドラック&ドロップで、サイトを作れるのは初心者にもありがたい!!
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・たしかに独学でスタートすると、無駄に時間はかかるのに上手くできませんでした。独自ドメインまいらないけどサイト欲しいって人はwixがいいみたい。
・無課金でwix広告を出すより、STUDIO無課金の広告の方が見栄えよくておすすめです。
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無料のプランだと、Webサイトにwixの広告が出てしまいます。広告の表示が嫌な方は他のサービスを使うか、有料プランに変えましょう!
「ペライチ」の口コミ
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・久しぶりにペライチでランディングページを作ったけど、とても使いやすいです。テンプレ選びをしっかり選んでも、わずか2時間くらいでできました。
・ペライチは本当に簡単なので、2時間もあればLPが簡単に出来上がってしまいます、、.
脅威的なスピードです。
・ペライチは大変使いやすい。どんなデザインでもフロント構築できるし、時短として課金してもいいかもって思うくらい使いやすいです。プロダクトがユーザーに寄り添っている気がします。
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使いやすさでいうとペライチがNo.1で間違いないでしょう!!
「Jimdo」の口コミ
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・Jimdoというビルダーを使い、当塾のホームページを作成したけど大変使いやすい。自作のメリットは、思ったことをすぐに反映させられることですね。SEO対策もJimdoは強いので、一手間かければ自作でも必要十分なホームページを作成できます。
・Jimdoも使いやすいという声が!クリエイターを使うとホームページを自作できるので、よりオリジナリティを求めるのであれば、クリエイタープランを選びましょう。
・Jimdoというビルダーが、とても使いづらいです。会社のホームページがJIMDOですが、うーん。使いにくくて、ホームページをぐちゃぐちゃにしてしまったので、作り直せるか不安です。
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使いにくいという声もありました。バックアップ機能が無いので、この方は1ページずつ手作業での復元が必要なようです、、、
「STUDIO」の口コミ
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STUDIO CMS、控えめにいって凄い最高!!!めちゃくちゃ使いやすいです。CMSツールより優れたUXです。
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STUDIOは最近リリースされたサービスですが、使いやすいという声が多数あるので今後も注目のサイト制作サービスです。
「Ownd」の口コミ
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私的理由でサイト作りしたい方にはWixや、同等に有名なJimdoがおすすめ。とくに近年では、ブログもサイトも同時につくれるAmeba Owndが便利です。本職がWEB制作マンの私が言うので、間違いないと思います。
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ブログ・サイト同時に作りたいならOwndですね!!
結局どれを使えばいいの?
それぞれのWebサイト制作ツールを見ていきましたが、いかがでしたか?
1つのツールの中でも様々なプランがあるので、余計どれを選べばいいのか分からなくなってしまったかもしれません。
冒頭で述べましたが、コードラン編集部では
豊富なテーマから選びたいなら「Wix」
初心者には「ペライチ」
ブログ・サイト同時に作りたいなら「Ownd」
という結論を出しました!
以下にそれぞれのツールを使ったサイトの事例を載せておくので、どのようなサイトを作る事ができるのかイメージしてみてください。
WIXの事例
ペライチの事例
Owndの事例
もちろん、他のツールを使う選択肢もあるので、まず自分がどのようなWebサイトを作るのかを考え、必要な要素を備えているツールを選んでみてください!
WRITER

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