趣味として始めるプログラミング入門
プログラミング学習公開日 : 2019年08月07日 | [更新日] 2023年09月01日
「プログラミングを本格的に始めてみたいけど、なかなかハードルが高いな。」
そんな方は趣味でプログラミングを始めてみてはいかがでしょうか?
趣味からであれば、日常の業務や家事などに追われていないときに、気分転換がてら学ぶことができます!
何か新しいことに挑戦するときって、なかなか腰が上がらないかもしれませんが、趣味で学ぶという選択肢があるだけでも少しはハードルが下がるのではないでしょうか。
今回は、趣味としてのプログラミングの事例や、学習の進め方などをご紹介していきたいと思います。
目次
趣味として始めるプログラミング
スマホの普及や、企業のIT化、人工知能などの分野が、急速に私たちの生活に浸透してきています。
実はこれら全てに、プログラミングが深く関わってるんです。
普段、何気なく眺めるだけだったスマホのwebサイトやアプリが、どんな技術で成り立っているのかを、自分で理解できるなんて、少しワクワクしませんか?
今の時代だからこそ、プログラミングを学んでみましょう。
まず、「全くパソコンができないから自信がない」「プログラミングは何からやればいいの?」などの不安を持っている方も大丈夫です。
趣味としてのプログラミングならば、楽しみながら継続することで今よりもずっとプログラミングに関しての知識を増やせます。
プログラミングが向いている人
そもそも、自分にプログラミングが合っているのかわからないという方は、まずやってみましょう!
プログラミングは、それ自体を好きになれなければ、地味な作業になるので、続けていくことが困難な分野です。
では、そこで具体的にはどんな人が向いているのか、見ていきましょう!
細かな作業が億劫でない
まず、目の前の作業にも黙々とできる人が向いています。
プログラミングでは問題が発生したら、エディタに書かれた小さなコードを見ながら、バグを見つけなければなりません。
そんな細かい作業と向き合って黙々と作業できる方にはおすすめです。
わからないことがあると途中で投げ出してしまう方には、厳しい分野とも言えるでしょう。
作ることが好き
昔から、モノづくりが好きだったという方は向いているかもしれません!
プログラミングが身に付くと、自分の作りたいものが作れるようになってきます。
ですので、モノづくりが好きな人は、技術を身につけていく工程がたまらないく楽しいと思います。
効率化するのが好き
プログラミングを使うことで、様々なことを効率化させることができます!
身に付けるのに時間がかかっても、あとあといろんな面で役立つので、結果プログラミングを使って時間短縮することができます。
非効率なものに対して、いつもどうしたら効率化できるか考えている方は、きっとのめり込めると思います。
常に自分の周りは整理整頓されている!
コードは自分だけが見るものではないので、第三者が見ても見やすく、コンピューターの処理速度にも気が遣える性格だと、美しいコードが書けると思います。
このコードの見やすもエンジニアとしての能力として評価されます。
趣味:プログラミングのススメ
アプリ開発
普段スマホを使うとき、何かしらのアプリを起動させていることでしょう。
プログラミングができると、自分でアプリを作ることができます。
しかもあプロが作れるということは、それで収入を得ることができるかも?
ゲーム開発
一般的に私たちが、プログラミングと聞くとイメージするものは、どちらかといえばWEBサイトやアプリケーションサイドかと思うのですが、プログラミングで高度なゲームを開発することも可能です。
ゲーム開発ではUnityという開発環境を使っていきます。
さらに皆さんも、一度は聞いたことがあるVR(仮想現実)のゲームも開発ができます。
ゲーム開発はコアな人が向かいそうなイメージですが、新しい分野では、開発者の母数が少ないため、希少性が高いので、技術者の需要も今後伸びていきそうですね。
競技プログラミングで目指せ世界一
なんとプログラミングの世界には、回答の速さを競う大会が開催されています。
こちらは、趣味として始めたけど、かなりのめり込んだという方向けですね。
プログラミングのスキルアップにも繋がるので挑戦する価値は高そうです!
メリット
趣味として始めるプログラミングで、メリットだと思うことを挙げたいと思います。
副業で案件を受注
例えば、主婦兼プログラマー、サラリーマン兼週末プログラマーなどの多様な働き方で、収入を得ることが可能です。
現代は、インターネット経由で仕事を受注できるプラットフォームも増えているので、こういったツールを使えば、自分の都合に合わせて案件を受注できます。
趣味として始めるための心得
スクールでも独学でもプログラミング学習は可能
まずは、自分に合う勉強スタイルを探しましょう。
極論、自分にあっている勉強方法で進めれば、プログラミングは身につくのです。
具体的には、一人で学習するのが嫌いな方は、スクール、黙々と学習できるタイプであれば独学でも大丈夫だと思います。
学習時間の目安
一般的に、プログラミングの基礎学習時間は1000時間程度必要だと言われています。
なので、一番初めに時間の確保が可能かどうかが大事になってきます。
ただ趣味で始めるのであれば、ゆっくりと身につけていくこともできるので気軽い挑戦してみてもいいかもしれないですね!
プログラミング学習の敵に勝つ!
プログラミング学習の敵は、挫折感です。
プログラミングの学習をやめていく理由の大半は、できるようになっている自分がイメージできないことです。
そして、前述のように、果てしなく長い基礎学習フェーズを耐え抜く力が必要です。
ですのでその挫折感に負けない気持ちと、学習を続ける忍耐力が必要になってくるでしょう。
あとは、前述の適性をクリアしていれば楽しく、趣味を勉強できるはずですので、最後まで諦めずに頑張りましょう。
目的を持ってモチベーションの維持
前述のような、挫折感を味わっても、目的をしっかりと持っている方は、途中でやめることは少ないと思います。
何も目的がない人に比べたら、習得した先のプロダクトやサイトを自分ごとのようにイメージできるため、より高いモチベーションを保つことができます。
モチベーションを維持するためには、もう1つ良い方法があります。
それは、仲間を見つけることです。
仲間の見つけ方は、勉強会などに参加することが手っ取り早いですが、地方の方などは、なかなか参加が難しいと思います。
そんなときは、ネットのコミュニティでも大丈夫です。とにかく、この段階で欲しいのは、気軽に質問できる人がいるかいないかです。
もしネットであれば、エンジニア向けの質問サイトをフル活用することをお勧めします。
また質問する前にも、すでに同じような質問がされている場合もあり、きっとこのときは、この疑問は自分だけじゃなかったのか、と安心感も得られるはずです。
初心者におすすめの言語
プログラミング言語は相当な数がるので、初心者の方はまずどの言語から学ぶか決めるのが大変かもしれません。
そんな方におすすめなのが、Java,PHP,Rubyの3つです。
これらの言語は比較的カンタンで、最初に取り組むのに向いています。
まずjavaというプログラミング言語はオブジェクト指向言語と呼ばれる言語で、プログラム管理を細くすることができ、複数人で開発するときなどに便利です。
そのため企業などで多く使われているプログラミング言語になっています。
次におすすめするプログラミング言語は、Webプログラミング言語の中でも特に人気の高いPHP。
特にWebアプリケーションや、Webサービスを作成するのに適しているプログラミング言語で、日本でもPHPを扱える人が10万人以上いるとも言われている人気のプログラミング言語です。
最後におすすめしたいプログラミング言語は、今流行っているプログラミング言語であるRubyです。
Rubyは、最初に紹介したjavaと同じくオブジェクト指向スクリプト言語。
javaと同じオブジェクト指向言語ということで、複数人で開発するときに便利なプログラミング言語ですので、Web開発系の企業で多く使われています。
もっと詳しく知りたい方は是非こちらの記事を参考にしてください!
趣味から完全な副業にするためには?
上記のメリットでも少し触れましたが、趣味ではじめたプログラミングが、あれよあれよと副業になっていたなんて人も多くいます。
プログラミングの案件は単価が高いので、月数万なら意外と早く稼げるようになるんです。
プログラミングを副業とする方は会社員のみならず、学生や主婦の方など、ステータスは様々です。
ではそういう方々はどのようにしてお金につなげたのでしょうか?
結論から申し上げると、本当に副業にしたければ、勉強は必須です。
はじまりは趣味であっても、副業となるとお金が発生するので、ネット上などからせっかく仕事が舞い込んできても、仕事である以上遊び半分では受けられません。
そしてわからないことがあった時には、自分の力不足を実感します。
なので、プログラミングを学ぶための前向きな力と覚悟は大事かなと思います。
案件獲得におすすめのエージェントをご紹介します!
クラウドワークス
ユーザー数が約308万人、仕事依頼数は約279万件を誇る日本最大級のクラウドソーシングサービスです。仕事のカテゴリーは、システム開発・デザイン制作、ライティング・記事作成、データ入力などのカンタン作業など200種類以上で、あらゆる仕事見つかります。
プロ向けの仕事から、経験不問の仕事まで。幅広いカテゴリーで、多くの仕事がマッチングしています。
ランサーズ
利用満足度ナンバー1を誇る、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。田辺誠一さんの「採用をやめよう」というCMを見たことがあるかもしれません。
KDDI、GREE、Yahoo! JAPANといった大企業からベンチャー企業まで、初心者向けから高単価まで、350,000社の案件という高い実績を誇っています。
ジョブハブ
取引社数は600社以上とクラウドワークスやランサーズと比較すると少なく感じますが、人材派遣事業最大手のパソナグループが運営しているところが強みです。
受注者のシステム利用手数料が無料(発注側負担)なため、登録から仕事の実施まですべて無料で利用できます。
クラウディア
ウェブ・アプリ・システム開発やウェブ・モバイル制作などエンジニア特化型クラウ/ドソーシングサービスです。
システム利用手数料が低く設定されていることも魅力です。
その他のネット副業はこちら
まとめ
まずは、自分がプログラミングに向いているのか、適性を判断する必要があります。ただ、この業界の知識は、どの企業で働いても汎用性が高いと思います。
そこで、プログラミングは続けられそうになかったけど、プログラミングをかじったおかげで、別の分野に興味を持つことがあるかもしれません。
そういったときは、迷わず方向転換しましょう。自分に向いている分野で、スキルを伸ばしていけることが一番良い選択だと思います。
以上を踏まえた上で、自分も学習を進められる思ったら、あとは目標に向かって突き進みましょう。
きっと、趣味として始めたプログラミングが面白くて、これまで見れなかった色々な世界が広がっていくことと思います。
WRITER

コードランとは、プログラミング初心者や副業/フリーランス向けに、プログラミングスクールの評判や口コミを比較できるサイトです。 スクール比較のほかに、現役エンジニアたちが現場で活躍できるようになるまでのストーリーや 「未経験でもプログラマーになれるの?」「 スキルアップするには何からはじめればいいの?」「 フリーランスはみんなどうやって稼いでるの?」 「実際のお給料は?」 など、プログラミングを志すみなさん向けの記事を集めています。