フロントエンドエンジニアとは?おすすめのスクールと学ぶべき言語
プログラミングスクール公開日 : 2020年03月15日 | [更新日] 2023年11月01日
エンジニアと一言でいっても、様々な役割のエンジニアが存在します。
フロントエンドエンジニア・ネットワークエンジニア・サーバーエンジニア・マークアップエンジニア・セキュリティエンジニア・バックエンドエンジニア・・・・
かなり種類があって何がなんだかわからなくなってしまいますよね、、。
今回はその中でも、みなさんがよく目にするWebサイトの見える部分を作っている、フロントエンドエンジニアについて解説していきます。
目次
フロントエンドエンジニアってなに?
そもそもフロントエンドエンジニアとは何なのでしょうか?
フロントエンドエンジニアとは
フロントエンジニアは、HTMLやCSS、JavaScriptなどを用いてWebサービスやアプリケーションのフロントエンド(クライアント側、Webブラウザ側で作動する部分、画面部分)の開発行うITエンジニアのことをさします。
よくコーダーやマークアップエンジニアと間違われるのですが、フロントエンドエンジニアは、それらの上位職のようなイメージです。
フロントエンドエンジニアは、
・SEOを考えたページの設計
・UI、UXを意識した画面デザイン
・バックエンドを考慮したデータの入出力の設計・開発など
といった業務をコーダーやマークアップエンジニアの業務に加えて行わなければいけません。
フロントエンドエンジニアの競争優位
フロントエンジニアを目指すためには、必要になる能力があります。その中でも、特に優先して獲得しておきたい能力をご紹介します。
新しい技術に詳しい
1つ目は新しい技術に敏感であることです。理由は、フロント側の技術の移り変わりが激しく、新しい技術が日々増えております。他のフロントエンドエンジニアと差をつけるには、どれだけトレンドを意識しているかという点です。
まずは基本となる技術から身につけるのが大前提ですが、基本を身につけてからは新しい技術にも敏感になり、日々情報収集を欠かさずにおこないましょう。
UI/UX設計に詳しい
2つ目は、UI/UX設計に詳しいことです。UIとは、ユーザーインターフェイス(User Interface)の略で、ユーザー(使い手)とデバイスとのインターフェイス(接点)のことを意味します。
例えば、あるWebサイトがあった時に、どういったボタンがユーザーにとって使いやすいのか、というのはUI設計が重要になります。
それに対してUXとは、ユーザー体験のことでユーザーが製品やサービスを通じて得られる体験のことです。
なぜUI/UX設計が重要になるかというと、フロントエンドエンジニアの役目がユーザーが直接目にするフロント側を作っているからです。
目に見える部分というのは、まさにUIとUXが重要になります。どれだけユーザーを考えた設計になっているのか、というのはフロントエンドエンジニアを目指すにあたって、非常に重要な要素です。
しかし、実際のところはUIやUXを考えた設計ができるフロントエンドエンジニアは少ないのが現状です。そこで、他のフロントエンドエンジニアと差別化を図りたい人は、プログラミングだけではなく、ユーザーのことを考えたUI/UX設計を学びましょう。
内部SEOに詳しい
3つ目に重要なのが、内部SEOに詳しいことです。
内部SEOとは、検索された時に、サイトの構造、タグ指定、文章の内容によって検索エンジンの上位に表示されるために重要な要素です。
基本的には、内部SEOを考えた設計にしていないと、検索をされても上位に表示されないためみられる確率が非常に低くなります。フロントエンドエンジニアが内部SEOまで考える必要があるのか、と思われる方もいらっしゃると思います。実際は、詳しくなくてもフロントエンドエンジニアとして活躍できますが、もし内部SEOに詳しいとなると、非常に貴重な存在となるでしょう。
内部SEOは、本来であればWebライターやサイト開設者が考えて設計しています。しかし、そこでフロントエンドエンジニアでも内部SEOに詳しければ、より良いWebサイトを作成できます。
プログラミングとはあまり関係のない部分ですが、唯一無二のエンジニアになるためにも、内部SEOについても学習してみはいかがでしょうか。
フロントエンドエンジニアが学ぶべき言語・スキル
フロントエンドエンジニアは、ユーザーが直接目にするフロント側を担当していますが、どのようなプログラミング言語が使われているのでしょうか。
ここでは、フロントエンドエンジニアが学ぶべき言語やスキルについて解説します。
マークアップ言語「HTML」
まず1つ目に学ぶべき言語は「HTML」です。このプログラミング言語は聞いたことがある、という人も多いと思います。マークアップ言語とは、タグで囲むことで構造を表現している言語を指します。HTMLやXMLのコードを実際に見ればわかることですが、タグ(<>)で囲まれた後に文章が表現されているはずです。
HTMLは、フロントエンドエンジニアをやっていくなら避けては通れないプログラミング言語で、一番最初に学ぶべきプログラミング言語です。
何かキーワードで検索をし、Webページを開いた際に色々と文字が表示されていますが、その文字のほとんどがHTMLで記述されています。全ての基礎となってくるプログラミング言語となるので、これからフロントエンドエンジニアを目指す人は必ず身につけましょう。
デザインを扱う「CSS」
2つ目に学ぶべき言語は、デザインを扱う「CSS」です。CSSとは、Cascading Style Sheets(カスケーディング・スタイル・シート)」の略で、HTMLが文章を表現しているのに対し、文字の大きさ、文字の色、文字の配置などデザインや文字の装飾のために作られたプログラミング言語です。
HTMLとCSSはセットで覚えておく必要があるため、HTMLを学んだらCSSも引き続き学びましょう。最近では、CSSのフレームワークが登場しており、簡単にデザインの整ったWebサイトの作成が可能です。しかし、CSSを覚えておくことで細かい部分の設定が可能なので、より質の高いWebサイトを作るには欠かせない技術です。
WEBサイトに動的な装飾を行う「JavaScript」
最後に紹介する学ぶべき言語は、Webサイトに動的な動きを加えさせる「JavaScript」です。
JavaScriptとは、Webページに組み込まれたプログラムをWebブラウザ上で実行するために使われるプログラミング言語を指します。
JavaScriptでおこなっていることの例を1つあげるとすると、何か個人情報を入力した時に入力項目が足りないとポップアップで入力を促される時があります。このポップアップの表示や、項目のチェックはJavaScriptで実現されています。
HTML、CSS、JavaScriptはこれからフロントエンドエンジニアをやっていきたいなら最低限必要な知識です。逆に言えば、この3つを完璧にすれば、他の言語でも基本は同じなので問題なく進めていけると思います。
また、JavaScriptとJavaって似ているから同じようなプログラミング言語なのかと思われている方がいらっしゃいますが、全くの別物です。Javaはフロント側の逆であるバックエンド側のプログラミング言語なので、真逆となっています。
JavaScriptの知っておくべきライブラリ/フレームワーク
ライブラリやフレームワークは、Javascript単体で記述すると大量の時間や労力を浪費する処理を、わずか数行で実現させてくれるような便利なものです。
実際に開発の現場などにおいても、ライブラリやフレームワークを全く使用せずに開発されているケースはほとんどありません。
フロントエンドエンジニアとして活動する上で、確実に身につけておかなければならないスキルの一つです。
jQuery
jQeryはJavaScriptライブラリの中でもかなり有名。知らない人はいないでしょう。
多くのサービスやシステムに使われています。
JavaScriptの記述の煩雑さを最小限に抑え、とにかく書きやすく、使いやすくしたライブラリです。
Webデザイナーなどの非エンジニア系の人にも使いやすいのが特徴。
簡単に導入が可能で、大規模のサイトにも利用できるので、必ず抑えておきましょう。
Angularとは、Googleによって開発されたフレームワークで、非常に人気の高いフレームワークです。
Angularの特徴は、大きく3点あります。
1点目はモダンなWeb技術が多数搭載されていることです。モダンとは、現代風という意味で最先端の技術ということを表しています。
例をあげると、TypeScript、Zone.js 、RxJS、SystemJSなどです。
TypeScriptとは、2014年にMicrosoftが開発したプログラミング言語です。Javascriptを元にして作られたプログラミング言語ですが、動的であるJavascriptに対して静的なプログラミング言語となっています。また、Javascriptのいいとこ取りのプログラミング言語のため、今現在非常に人気となっているプログラミング言語です。
Zone.jsとは、Angularチームが開発している非同期処理のライブラリのことです。Angularを扱う上でなくてはならないライブラリになります。
RxJSとは、JavaScriptで非同期処理を実装するためのライブラリのことです。非同期処理とは、あるタスクが実行をしている時に、他のタスクが別の処理を実行できる方式のことです。
SystemJSとは、モジュール管理ツールのことです。Javascriptで作成したファイルどうしの依存関係を制御しています。
これらのように、最先端の技術が使われているため、非常に注目されているのです。
2点目はコンポーネント指向であることです。コンポーネントとは、プログラムの部品のことを指し、コンポーネント指向とは部品同士を組み合わせることを言います。
例えば、プログラムの中でも同じ関数が使われたりします。その時に、その関数のコンポーネントを作成しておけば、同じコードを書かなくてもその部品を呼び出すだけで同じ関数を実行できるのです。
開発規模が大きくなればなるほど、コンポーネント指向の考えが重要になってきます。コンポーネント指向と似たような言葉で、オブジェクト指向という考え方もあります。
3点目はフルスタックであることです。フルスタックとは、全部入りという意味になります。要するに、Angularをインストールすると必要なものは全て入っており、Angularさえイントールしてしまえばほとんどのことは実現できるのです。
Angularは非常に生産性の高いフレームワークなので、簡単なWebアプリを作成したい方は是非Angularを使ってみましょう。
React
ReactはUIを作ることに特化したライブラリとなっています。これからReactについて解説していきます。
Facebookが開発
Reactは、Facebookが開発しました。2013年にリリースされ、日々人気が高まっています。また、日々改良が加えられており、進化を遂げているライブラリといえるでしょう。
Reactの特徴は大きく3つあります。
1つ目の特徴は、UIに特化したライブラリであることです。どういうことかと言いますと、デザインに関しての情報をコンポーネント化しており、簡単にデザインの優れたUIを作ることができます。今後フロントエンドエンジニアとして活躍していきたいのであれば使えて損はないでしょう!
2つ目の特徴は、大きな規模の開発をした場合でも管理が非常にしやすいという点です。先ほど紹介したAngularは、小規模開発に適しているため、大きな規模の開発には不向きです。それに比べて、Reactの場合は大規模開発に向いているため、何か大きなシステムを作りたいという場合にはReactを選択するようにしましょう。
3つ目の特徴は、パフォーマンスが非常に良いことです。実は、内部的にパフォーマンスがよくなるような処理をしており、とりあえず使っておけばパフォーマンス向上が見込めます。
まとめると、Reactは大きなシステムを作りたいという時に選ぶべきライブラリといえるでしょう。
Vue.js
Vue.jsは、簡単にいうとシンプルで自由度の高いフレームワークになります。これから詳しく解説していきます。
最近HOTなフレームワーク
Vue.jsは、最近HOTなフレームワークとして注目されており、非常に人気が高まっているフレームワークです。
Vue.jsの特徴は大きく3つあります。
1つ目は学習コストが低いことです。コストが低い理由としては、シンプルでわかりやすい設計で、日本語のドキュメントも多いため、初心者でも気軽に始めることができるからです。これからフレームワークを使った学習をしたい、と考えている方には非常におすすめできるフレームワークです。
2つ目は開発の生産性をあげることができる点です。Vue.jsでも、コンポーネントという考え方があり、1度作ったプログラムは、他のプログラム上でも利用することができます。1度作ったコンポーネントを使いまわすことにより、無駄なコードを書く時間が減るため、生産性の向上につながるのです。
3つ目はMVVMという設計手法を用いていることです。MVVMとは、Model-View-ViewModelのことで、「Model(データ)」「View(画面)」「ViewModel(メイン処理)」といった役割に応じた開発を進めることが可能になります。
役割を分けて開発を進めると、修正を加えるときにどのプログラムを見ればいいのかが明確にわかるため、修正を加える場合も非常に容易にわかります。
また、プログラムを分担して作成できるため、大規模な開発に向いていると言えるでしょう。
Vue.jsはシンプルで初心者にもおすすめのフレームワークになるので、これからJavascriptのフレームワークを学習したいという方はぜひ学習してみてはいかがでしょうか。
できるフロントエンドエンジニアになるためのスキル
次にできるフロントエンドエンジニアになるためのスキルを紹介します。
キャリアアップや給料をあげるため、さらにレベルの高いフロントエンドエンジニアになるために必要なスキルです。
UI/UX設計
フロントエンドエンジニアはデザイナーが作成したイメージ画像を実際にWebページ用にコーティングすることだけが仕事ではありません。
時にはデザインからコーティングまでを一貫して担当する場合もあれば、ユーザーが使いやすいシステムにするため、ボタンの配置など様々な点にこだわるのもフロントエンドエンジニアの仕事といえます。
UIとは
User Interfaceの略称で、Webシステムの場合、デザインやフォント・ボタンの配置などユーザーの視覚に触れる部分全て。
UXとは
User Experienceの略称で、ユーザーがサービスを使用して体験できること。
主にユーザーの感想に直結する部分であり、画面を操作する際に初心者の方にもわかりやすく作られていることや画面が表示されるスピードが早いなどユーザーに満足頂けるサービスを提供することをUXの向上と言います。
できるフロントエンドエンジニアを目指す場合、なるべく早い段階でユーザー目線の使いやすいシステムを意識して、プログラムを作成するスキルを身につけておくべきです。
※本質的な意味でUXとは、ユーザー体験全てということになりますので、サイト内の体験のみでなく、サイト訪問以前やサイト訪問後なども含むといった考え方もあります。
UI/UX設計スキルを身につけてこそ、できるフロントエンドエンジニアと呼べるでしょう。
CMS構築
CMS(Contents Management System)とはHTMLやCSSなどの記述をほとんどすることなくWebサイトを作成していくことが可能なシステムです。
CMSを導入することにより時間を大幅に節約してサイト構築が可能となります。
代表的なCMSには「WordPress」等があります。
WordPressは世界中で最も多くシェアされているCMSで、無料で利用することが可能です。
フロントエンドエンジニアの仕事としては、CMSのカスタマイズなど多数存在します。
一からサイトを構築するとなると、費用や労力が膨大に必要となります。
予算や労力の面から、CMSを使用した上でオリジナルの機能を追加して欲しいといった依頼はかなりの数存在しているのが現状です。
こういった依頼に対応するためにもフロントエンドエンジニアとして稼ぐスキルの一つとしてはCMSの知識があるといいでしょう。
サーバーサイドの言語と知識
近年のWebシステムは複雑化してきておりフロント側だけで完結するWebシステムはなかなかありません。
大抵の場合、DBを使用してデータの取得を行うケースやサーバー側で何らかの処理を行いフロントにデータを返却するケースがほとんどです。
サーバーサイドのスキルを完全に理解する必要はありませんが、フロント側で受け付けた処理をサーバー側へデータとして渡す必要があるため、ある程度のサーバー側の仕組みを知っておくことはフロントエンドエンジニアとしての必要です。
最近では、クラウドサービスが普及しているので、AWS(Amazon Web Service)などのクラウドサービスの知識も必要になってきています。
合わせてキャッチアップしておきましょう。
マネジメントスキル
最後はマネジメントスキルです。
後ほど詳しくみていきますが、フロントエンドエンジニアがキャリアアップして行こうと思うと、基本的にはマネジメントスキルが必要になってきます。
受けた指示をこなすだけでいい立場から、チームをまとめる立場になります。
具体的にはスケジュールの管理や、人材の配置場所の決定、さらにはチームのメンバーのモチベートなどのスキルが必要です。
普段から上司がどうやってマネジメントしているか、そのようにチーム内でコミュニケーションを図っているかを観察しておくことをおすすめします。
フロントエンドエンジニアの気になる年収
ここまでフロントエンドエンジニアについて紹介してきましたが、実際フロントエンドエンジニアってどれくらい稼げるのか気になりますよね。そこで、これからフロントエンドエンジニアの気になる年収について解説していきます。
バックエンドエンジニアの平均年収は526万円
気になるフロントエンドエンジニアの年収はどうなっているのでしょうか?
大手求人サイトindeedを見ると、
https://jp.indeed.com
フロントエンドエンジニアの平均年収は、526万円となっています。
日本の全体平均年収に比べると、かなり高い水準であることは間違いありません。
エンジニアの世界は実力社会なので、全員が平均と同じ額もらえる訳ではありませんし、逆に実力があるともっと稼ぐことができます。
言語別年収ランキングもみてみた
プログラミング言語別の年収ランキングを発表します。以下のランキングは、2018年8月7日に株式会社ビズリーチが運営している求人検索サイト「スタンバイ」で発表されました。
出典:ビズリーチ-プログラミング言語別年収ランキング2018
一番年収が高いフロントエンドのプログラミング言語は「TypeScript」
ランキングを見ると、フロントエンドのプログラミング言語でもっとも年収が高い言語は「TypeScript」です。
TypeScriptは、Javascriptを拡張したプログラミング言語のため、稼ぎたい人はJavascriptから学ぶんでTypeScriptをマスターするのがいいかも?
フロントエンドエンジニアの将来性
今からフロントエンドエンジニアを目指す、今フロントエンドエンジニアとして働いている方にとってフロントエンドエンジニアの将来性は知っておきたいですよね。
結論から言うと、フロントエンドエンジニアに対する需要は今後も高くなっていきます。
Googleトレンドで「フロントエンドエンジニア」というキーワードの検索数を調査してみました。
2008年辺りから、右肩上がりでフロントエンドエンジニアの検索数が増えています。これは、年々フロントエンドエンジニアの注目度が上がっているからです。
フロントエンドエンジニアの供給が足りない
実は現在、フロントエンドエンジニアの供給が足りていません。スマホが当たり前になったこの時代では、ほとんどの企業でWebサイトを運営しています。そこで必要になってくるのがフロントエンドエンジニアなのですが、フロントエンドエンジニアが足りていないのが現状です。
そういった意味で、フロントエンドエンジニアは貴重な人材であるといえるでしょう。
フロントエンドエンジニアの需要は今後も尽きない
結論から申し上げると、フロントエンドエンジニアの需要は今後も伸び続けます。
特に、プログラミングができるだけではなく、UIやUXを考えたプログラミングをできる方の需要は伸びるでしょう。
そのため、これからフロントエンドエンジニアを目指すべきか悩んでいる、という方は問題なくフロントエンドエンジニアを目指していきましょう。
ただ、技術発展、変化の激しい分野なので、今の技術だけではフロントエンドエンジニアとしての将来はありません。
日々スキルアップを図る、新しい技術をキャッチアップすることで十分生き残っていけるでしょう。
今の技術に安住せず、日々、己を磨いてください!
フロントエンドエンジニアのキャリアパス
フロントエンドエンジニアからどうキャリアアップするのか、こちらでいくつかキャリアパスを紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
フルスタックエンジニア
フルスタックエンジニアは、フロントエンドとサーバーサイドのスキルを持つエンジニアの事です。
フロントエンドだけでなく、OSに関する知識などサーバーサイドについても深く理解しておくことが必要です。またクラウドサービスのAWS・Azureなどに関する知識も必要になっています。
Webディレクター
Webディレクターは、プロジェクト計画の立案・提案やクライアントとのやり取り、マネジメントなどの業務を行うWebに関するプロジェクトの責任者を指します。
プロジェクトチームをマネジメントするために、スケジュールの管理、人員管理などはもちろん、提案力、交渉力なども必要です。
Webディレクターの平均年収は、552万円。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、クライアントの抱える課題を、ITに関する知識、切り口から解決していく仕事です。
フロントエンドエンドエンジニアからITコンサルタントを目指す上で、フロントエンドに関する知識は当たり前ですが、幅広いITの知識・営業力が必要になります。
ITコンサルタントの平均年収は、727万円。
未経験からフロントエンドエンジニアになるための学習手順
これからフロントエンドエンジニアを目指したいけど、今までプログラミングの経験がなくて不安だ、という方もいらっしゃると思います。
未経験からの学習手順を解説すると、大きく5つのステップに分かれます。これからステップごとに解説していきます。
ステップ1 学ぶ言語の基礎勉強は集中的に行う
まずはじめに、学ぶ言語を決めたら基礎勉強を集中的におこないましょう。
特に、HTML、CSS、Javascriptはフロントエンドエンジニアとして活躍していきたいなら最低限抑えておきたいプログラミング言語です。多少時間をかけても問題ないので、じっくりと根本から理解できるように勉強をしていきましょう。
ステップ2 メンターを見つけよう
次にメンターを見つけましょう。メンターとは、何か疑問点や不安なことがある時に、気軽に相談できる相談役のことです。未経験者が独学で学習を進める場合、今の学習の進め方が本当に正しいのかどうか、と不安になることが多くあります。そんな時気軽に相談できるメンターがいれば、挫折することなく最後までやり通せるはずです。
また、未経験が挫折する理由の1つとして、エラーを解決できないというのがあります。エラーがなかなか解決できない場合、メンターに相談することによって解決できる場合があるので、ぜひ見つけてみましょう。
理想は、自分の身の回りにエンジニアの方がいることですが、そう都合よくいるという方は少ないと思います。そこで、インターネットを利用してメンターを募りましょう。メンターを見つけることで、挫折する確率がグッと減るのでぜひ意識してみてください。
ステップ3 オンライン上でサービス実装体験を行おう
次に、オンライン上でサービス実装体験をおこないましょう。最近では、オンライン上で気軽にサービス実装まで体験できるWebサービスが多いです。ゲーム感覚でできるものも多いので、ぜひ利用してみましょう。
ステップ4 既存のLPを真似てLPを作ってみよう
次に、実際にあるLPを真似て自分なりにLPを作ってみましょう。このことを写経と呼びます。ここで重要なのは、参考になるLPを選ぶということです。写経がおすすめのLPと調べれば、おすすめのLPがわかるので調べてみましょう。
ステップ5 自分でLPをつくろう
最後に、今までの学習を生かして、自分のLPを作ってみましょう。この場合、最初の設計から自分で考えることになりますが、UIやUXを意識した設計をするのが重要です。最も難しいステップになりますが、ここをやり遂げればかなりの実力がつきます。諦めずに最後までやりぬきましょう。
※学習方法の詳しい詳細はこちらから 既存の記事のリンク
独学だと挫折してしまう場合はプログラミングスクールで学ぼう
独学だと挫折してしまうという方はプログラミングスクールを利用しましょう。
スクール検討する方は以下の記事を参考にしてみてください!
今回はフロントエンドエンジニアについて解説しました。
今後、需要が伸びると予想されるため、これからエンジニアを目指す方はぜひ参考にしていただけると幸いです!
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