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【体験談】文系でもエンジニアになれる!文系出身の私がエンジニアになるまで

体験談

公開日 : 2019年03月29日 | [更新日] 2020年06月05日

働き方革命や自由な働き方が叫ばれている昨今、「フリーランスになるならエンジニアになるのが良い」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

実際に、私の周りでも会社を辞めてプログラミングに挑戦したり、エンジニアとは少し異なりますがデザイナーの勉強を始める人が増えました。

私はフリーランスになろうとは思っていませんでしたが、「世界のどの国にいっても働けるように」というのが、エンジニアを目指した理由の一つです。

私の場合は大学も文系で、IT系に行こうなんて就活をするまで1ミリも思っておらず、経験も知識もない状態からのスタートでした。

それでも今はITの会社で、開発に携わる仕事をしたり、趣味でプログラミングをしています。

この記事では、文系でもエンジニアになれる理由と私がエンジニアになるまでにやったことを全てご紹介します。

文系の人がシステムのエンジニアに向いている理由

システムエンジニア

文章力

システムエンジニアはプログラマーとは違い、プログラミングをするのが主な仕事ではありません。

クライアントからの依頼を計画書や報告書を作成することも仕事の一つとなっていますので、理系のシステムエンジニアよりもそういった点では文系出身のシステムエンジニアの方が向いているとも言われています。

特にマニュアル書を作成する際には、システムエンジニアなどのプロが見て分かるよりも、クライアントなどのシステムエンジニアではない人が読んでも分かりやすい内容を作らなければいけません。

ですのでシステムエンジニアになるためのスキルの一つとして、文章力も必要になってくるので文系の人でもシステムエンジニアとして活躍することができます。

何もわからない

今までシステムエンジニアとしての勉強をしてこなかった文系の人だからこそ、固定概念なくシステムエンジニアの仕事を吸収していくことができます。

確かにプログラミングなどの最低限の知識がなければ、システムエンジニアとして活躍することはできません。

ですが、プログラミングの知識などは社会人になってからでもスクールなどに通うことで学ぶことができます。

何もわからないことが不安になってしまうかもしれませんが、何もわからないということはこれからどんどん新しい知識を身につけることができるという強みの一つになります。

コミュニケーション能力

システムエンジニアの仕事の一つとして、クライアントとの営業活動などコミュニケーションを必要とする業務も多くあります。

理系出身のシステムエンジニアは、コミュニケーションが苦手な人も多くますが、文系出身のシステムエンジニアはコミュニケーション能力に長けた人が多いです。

クライアントへの説明でも、文系出身のシステムエンジニアであれば、プログラミングに詳しくない人の視点からの説明をすることもでき、クライアントに分かりやすくプログラミングの説明をできるというメリットがあります。

文系の人のシステムエンジニアとしての不利な点

システムエンジニアの不利な点

基礎知識

システムエンジニアとは総じてIT関連の専門家と分類されています。

そういったIT関連の知識が文系出身のシステムエンジニアは乏しくなってしまうのは当然ではありますが、理系出身のシステムエンジニアと比較してしまうと不利です。

ただし、このITの基礎知識に関してはプログラミングの技術同様に、勉強することで改善することができますので、勉強さえすれば理系出身のシステムエンジニアと肩を並べることができます。

プログラミングの知識

システムエンジニアに必要なスキルの一つがプログラミングですが、文系出身のシステムエンジニアは当然のことながら基礎知識が乏しくなってしまいます。

プログラミングの知識がなければ、当然ながらプログラムの設計をすることができず、どんなに優れた営業力で話を煮詰めていても、最終的に何もできずに終わってしまうことにもなりかねません。

それほどシステムエンジニアにとってプログラミングというものは重要なもので、プログラミングの知識がなければシステムエンジニアとしての仕事は務まりません。

後々スクールなどに通ってプログラミングを勉強することはできますが、スタート地点の段階ではこの基礎知識の差は、理系出身のシステムエンジニアと比べると大きく開いてしまいます。

また、プログラミングのスキルは専門的な分野になってしまいますので、本当に学びたいと思っていなければ中々理解するのが難しい分野です。

文系の人がシステムエンジニアになるのに必要なこと

必要な技術

プログラミングスキル

先ほどから説明しているように、システムエンジニアにとってなくてはならないプログラミングのスキルですが、参考書やスクールに通って身につけることができます。

システムエンジニアの仕事は、クライアントの要望を企画書などに起こしてプログラマーに説明をしなければいけません。

プログラミングの知識がなければ企画書を書くこともできず、わからないまま要望通りにかいていると実現不可能なプログラムを企画書として作ってしまうことがあります。

そうならないためにも文系出身であっても最低限プログラミングのスキルがなければ、システムエンジニアとして活躍することはできません。

また、プログラミング言語には複数の言語が存在していますが、クライアントによって様々な言語を覚えておく必要がありますので、プログラミングを勉強するのであれば複数の言語を覚える必要があります。

営業能力

次に必要なスキルとして営業能力です。

この営業能力とは、クライアントの要望を正確に聞き出すことができる能力の他にも、作成した企画書をプログラマーに上手く伝達する能力も含まれています。

理系出身のシステムエンジニアが、いかにプログラミング技術が優れていたとしても、この営業能力がなければシステムエンジニアとして活躍することはできません。

コンサルタント能力

システムエンジニアとしてコンサルタント能力も必要になってきます。

これは、クライアントの要望をただ聞いてそのまま要望通りのプログラムを作成するのではなく、クライアントの為によりよい提案をするために必要な能力です。

このコンサルタント能力を高めるためには、様々な業種の人脈を作ったり過去に提案したプログラムを頭に入れておいて、自分の中の引き出しを増やしておく必要があります。

【体験談】初めてのプログラミング!Progateでプログラミングに挑戦するも

まずはprogateに挑戦

ここから文系出身の私がどうやってエンジニアになったのかの体験談をお話します。

私がプログラミングの勉強を始めたのは、就活をして内定をもらった後からです。

縁あって小さいITベンチャーヘ入社が決まり、配属希望を聞かれた際に「エンジニアになりたい」と申し出たところ、「課題を出すから、自分で勉強してみて。その結果を見てから配属を決めます」と言われました。

課題はいくつかありましたが、最初の課題がProgateというプログラミングの勉強ができるサイトのPHPのコースを終わらせることでした。

Progateは作りがシンプルで、順を追って学べるようになっているので現在プログラミングを始めようとしている人の中ではよく使用されています。

確かにとても簡単ですし、説明も丁寧なのですが、当時の私にとっては未知の単語がたくさん出てくるわけがわからないサイトでしかありませんでした。

Progateのコースを一度やっただけでは、プログラミングのことはほとんど理解できなかったのが正直なところです。

ただ、 デザインも可愛くチュートリアルを確認しながら進めることができたのでなんとか終わらせて、無事にエンジニアとしてのキャリアをスタートすることができました。

【体験談】最初はプログラミングより、Webの基礎知識を

最初はプログラミングより、Webの基礎知識をつけた

実際に入社してから、最初はプログラミングよりももっと根本的なwebの仕組みをわかる必要があると言われ、座学でweb、インターネットの仕組みを教えてもらいました。

なぜ私たちはweb上のページをみられるのか?

私たちがwebページにアクセスした時、何が起こっているのか?

インターネットにはどのような約束事があるのか?などの本当に基本的なことです。

もちろんベンチャーなので教育に充てられる時間は限られており、「詳しいことは本を読んで」と渡されることも多々ありました。

この時に勧められて役に立ったと思う本は、

3分間ネットワーク基礎講座

3分間HTTP&メールプロトコル基礎講座

気づけばプロ並みPHP 改訂版–ゼロから作れる人になる!

アルゴリズムを、はじめよう

などです。

本を読んで、と渡されたところで、そこに出てくる単語もやはり未知の単語ばかりです。

インターネットでググってみますが、単語の説明の中にわからない単語がまた出てきて、永遠にググる羽目になります。

当時はとてもきつかったですが、今考えると、この経験は非常に良い経験だったと感じます。

エンジニアになっても結局はググることが大事で、広大なインターネット上のデータから、ピンポイントで自分が欲しいデータを探し出す方法を、ここで鍛えられたからです。

【体験談】エンジニアとして実務投入!最初の仕事はHTMLのコピペから

エンジニアとして実務投入!最初の仕事はHTMLのコピペから<

大体の座学が終わったところで、実践です。実践といってもまだOJTのようなものです。

だいたい、未経験にポンと渡せるような仕事はそうそうありません。

最初の仕事はデザイナーの先輩が書いたHTMLを、PHPのページへはめ込んで統合させるという仕事でした。

この時はまだ、HTMLとは…?ぐらいの理解度だったので、ほとんど何もわからないままコピペをし、表示崩れを起こし、行き詰まりましたと言って泣きながら先輩に教えてもらうような状態です。

この仕事には2〜3週間ほどかかったのですが、不思議なことに毎日コードと向き合って、わからないことを調べるというサイクルを回しているうちに、暗号にしか見えなかったコードが読めるようになってきました。

HTMLのみだけではなく、PHPも軽く触れるタスクだったのもよかったかもしれません。

なんとなく「プログラミング無理かも」という気持ちが薄れてきました。

【体験談】プログラミングができるだけではダメ?初心者がつまづきやすいポイントは?

プログラミング初心者がつまずきやすいポイント

HTMLやCSSがちょっとわかった頃に、サーバーのセッティングをしてみて欲しいと言われました。

webの基礎を習った時にサーバーに関しても習ってはいましたが、もちろん触ったことはありません。

「黒い画面」で繋ぐらしいことはわかっていましたが、パソコン本体とサーバーがどう違うのかもわからないので、よくサーバーのことを「パソコン」と呼んで怒られました。

初心者は、コードがかけるようになったとしても、その手前の環境構築などでつまづきます

環境構築にはサーバーの知識や、ドメイン等の知識がそれなりに必要なため、コードの書き方はわかってもコードを書き始めるまでのセットアップができずに撃沈…ということを体験した人も多いのではないでしょうか?

このあたりは未経験の人が自分だけでやるのは難しいため、誰かに助けてもらうことをおすすめします。

周りにいなければ、Twitterなどでエンジニアさんに聞いてみるのが良いでしょう。

【体験談】やっとPHPを使った開発を始める

やっとPHPを使った開発を始める

入社して3ヶ月程度でようやく、なぜwebアプリケーションが動いているのかをうっすらと理解できるようになりました。

この時期に、「簡単なPHPのツールを作ってくれ。」という仕事をもらい、ようやくプログラミングを始めました。

ツール自体は、スクレイピングをして情報を集めるようなものだったので、今考えればシンプルなのですが当時は何もわからないまま、とにかく書いては実行し、エラーを出し、原因をググり…の繰り返しです。

周りの人にも教えてもらいながら、やっと作成を終えリリースとなりました。

もし今「Progateを終えたけど次何をしていいかわからない…」という人がいたら、まずは簡単なツールやwebサイトの作成をしてみることをおすすめします。

例えば、私が作成したようなスクレイピングツールや、ポートフォリオサイト、おみくじゲーム、ちょっと便利な文字数カウントツールなどはとても簡単にできます。

【体験談】フレームワークを使った開発を始める

次にフレームワークを使った開発を始める

実際の現場で、特にwebアプリケーションを作るような現場では、素のプログラミング言語を扱うことはあまりなく、基本的にはフレームワークやライブラリを使って開発をします。

私も最初は何のフレームワークもライブラリも使っていないPHPだけのツール開発をしましたが、すぐにフレームワークを使ったwebアプリケーションのプロジェクトに入りました。

この時に作っていたのはオンラインショッピングサイトで、小さな改修から始めましたが、見たこともない文法が出てきたり、またもや未知の単語がたくさん出てきて、「もう嫌だ…」という気持ちをよく抱きました。

ただ、素で書くよりも圧倒的に簡潔にかけること、一度慣れてしまえばとてもシンプルで簡単にアプリケーションが作れることもあり、だんだんと開発が好きになっていったのもこの頃からです。

次第に「もっと知りたい」という気持ちが芽生えて勉強会にも出るようになり、エンジニアの知り合いが外部に増えたことで、仕事への愛着が湧いてきました。

これはとても大事なことで、会社で仕事しているだけだとプログラミングや開発の仕事はつまらないように思えても、一歩外へ出るとそれを楽しんでいる人たちがいます。

その人たちと話すと、「楽しみ方」を教えてもらえることが多く、それが仕事へのモチベーションに繋がっていきました。

これからプログラミングを学ぶ人へ

これからプログラミングを学ぶ人へ

バグが出た時や、そもそもロジックが組めなかった時など、落ち込んで「向いてないな」と思うことはたくさんありました。

ただ、半年から1年もすると慣れてきて、楽しむことができるようになってきます。

なので、煮詰まったり嫌になりそうな時は、一度外部勉強会へ参加してみたり、自分で簡単なアプリケーション作成に取り組んでみたりすると、また違うものが見えてくると思います。

私は、connpassというサイトで、「PHP」や「Laravel」など興味のある単語で勉強会を探して参加申し込みをしていました。

LT会は聞くだけになってしまいがちなので、ハンズオンやもくもく会をメインに参加すると手も動かせて、色々聞いたりできるのでオススメです。

未経験からのスタートでしたが、1年から2年ほどで仕事には慣れて、文系や未経験という不安もなくなります。

今エンジニアを目指そうと思っている人の参考になれば嬉しいです。

WRITER

1992年生まれ、福岡県出身。 文系からPHPer→ベトナムでPMになりました。 外国語を学ぶのが趣味で、韓国語、英語、ベトナム語を学んでいます。 Twitterはこちらから

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