【タイプ別】エンジニアにおすすめの案件マッチングサービス
働き方公開日 : 2019年10月31日 | [更新日] 2023年06月01日
引く手あまたのエンジニアですが、企業はもちろんのこと起業家や事業プランナーからの需要もかなりあります。
最近では、マッチングサービスがどんどん増えてきているので、オンラインで簡単に結びつけられるようになりました。いい時代ですね!
マッチングサービスの普及で、フリーランスになるエンジニアが増えたり、働き方も変化しています。本当にいい時代ですね!←
本記事では、マッチングサービスがエンジニアにとってどのようなものなのか、様々なタイプの案件マッチングサービスなどをご紹介。まだ利用されていない方にもわかりやすく解説していきますのでぜひご覧ください!
目次
ITエンジニアを必要としている企業・個人はたくさんいる
スマートフォンの登場以来、サービスのあり方が変わってきており、今までは営業時間中にしかできなかったことも24時間スマホから行えるような時代になっています。
インターネットの利便性を活かしてこれまでの常識を覆す「ゲームチェンジャー」と呼ばれる存在が、既存のビジネスを壊してユーザー層を奪っていくような変革も起こっています。
ビジネスの変化は、IT技術を活用することで、今までの想像を超えたスピードで進化しており、企業にとってのITエンジニアの需要はますます増加していきます。
素晴らしいアイディアはあるけど実現する技術がないといった個人の起業にも、ITエンジニアの確保は最重要の課題となってきています。
マッチングサービスは、そのような企業・個人からのエンジニアの需要と、フリーランスや副業を行うエンジニアを、プロジェクトレベルの小さい単位で結びつけるサービスなのです。
小さい単位でお互いを結びつけることで、企業側は必要な時に必要なだけ案件を依頼することができ、人件費や経費の削減につながります。また、エンジニア側にとっても自分のペースで好きな場所で仕事を進めることができるため、双方にWin-Winの関係が成り立つのです。
企業×フリーランスエンジニアにおすすめのマッチングサービス
ここでは、数あるマッチングサービスの中から、案件を依頼する側が企業、そして受託する側がフリーランスエンジニア、という組み合わせにオススメできるサービスを紹介します。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、人材関連の総合サービスを提供するレバレジーズ社が提供するフリーランスエンジニア向けのマッチングサービスクラウドワークス・ランサーズと異なり、案件とエンジニアの間をエージェントが繋ぐタイプのサービス担っています。・サービス特徴:
このサービスの特徴は、高単価な案件が豊富なこと、フリーランス向けの案件数が豊富なこと、そして担当コーディネーターの専門性が高く適正の高い案件を紹介してもらえることです。
案件の中身としては、企業からエンド直請けで案件を発注していることもあり、フリーランスといえども週4~5日稼働でプロジェクトに常駐するようなものが中心となります。
Pe-BANK![]()
株式会社PE-BANKが運営する、フリーランス案件・求人サイト・サービス特徴:
取引企業は約1000社、案件数は50000件以上とトップクラスの求人数を持つことも利点ですが、営業・事務・確定申告などの経理作業も代行してくれるという特徴があります。
注意事項として、実務経験2年以上を目安としているため、フリーランスになったばかりという方にはオススメできません。
クラウドワークス![]()
後述するランサーズと並んで2大マッチングサービスの1つ
2012年に開始されたクラウドワークスは、業界最大規模の案件数と実績を積み上げてきています。・サービス特徴:
職種やスキルが細かく分類されており、依頼する企業側としてはより的確に必要なエンジニアを見つけることが可能。また、受託側のエンジニアにとっても「システム開発」「Web開発」「ライティング」といった200種類を超えるカテゴリーから、スムーズに希望やスキルに沿った仕事を探すこともできます。
・仕事依頼数:252万件
・クライアント数:25万社
・会員数:274万人
ランサーズ![]()
ランサーズは、日本初のクラウドソーシングサービスとして2008年に発足したマッチングサービス
こちらも最大規模の案件数が魅力となります。GREEやYahoo! JAPANなどの大企業からベンチャー企業まで、20万社以上が活用している実績も十分なクラウドソーシングサービスです。・サービス特徴:
受託側のエンジニアに対して、ランサーズが4段階のランクでスキルを認定する「認定ランサー」という制度があります。
依頼する企業側としてもわかりやすい実績となるため、優秀なエンジニアを見つけて積極的にスカウトするといった活用もできます。逆にエンジニア側からすると、安定してスカウトをとれるようになるためのモチベーションにもなります。
・仕事依頼数:210万件
・クライアント数:23万社
・会員数:データなし
グッドワークス
グッドワークスは株式会社グッドワークスが運営するフリーランスエンジニア向けエージェントサービス・サービス特徴:
10年以上の実績があるサービスで、2000社以上のビジネスパートナーからの案件を保有していることが強み。
案件については80%以上が非公開案件とホームページ上でも謳っており、登録してみないとわからないデメリットはありますが、営業スタッフが直接保有している案件なども多数あるのが特徴です。
エージェントとしての対応は、大変スピーディであることが評判となっていて、急な案件の失注や、次の案件までに期間が空いてしまった場合などにも対応してくれる営業力の高さが魅力でもあります。
ハッピーエンジニア
ハッピーエンジニアはバリューアークコンサルティング株式会社が運営する、IT技術者の常駐案件に特化したエージェントサービス・サービス特徴:
扱う案件の約8割は、大手SIer、ベンチャー企業などからのエンド直請け案件であるため、マージンが少なく、エンジニアが得られる報酬が高いことが特徴です。
ハッピーエンジニアもフリーランスエンジニアが利用しやすいよう、エージェントがあらゆる面で支援してくれるため、安心感の高いサービスを受けることができます。
2004年設立のため、フリーランスエージェントとしては老舗の部類にあたりますが、その経験と実績から口コミなどで非常に高い評価を得ていることが魅力になります。
GrowthTech
GrowthTechはヴァンテージマネジメント株式会社が運営するフリーランス求人・案件紹介のエージェントサービス・サービス特徴:
保有している案件はエンド直請けのほか、自社サービスを運営している企業の案件も取り扱っています。中間マージンが少ないため、高単価の案件が多いことも特徴になります。
他のサービスと比較したとき、特徴的なサービス内容としては以下のようなものがあります。
クライアントとの面談は事業責任者と1回のみで、すぐに案件に参画できる
案件に参画するとお祝い金(20万円)がもらえる
注意事項としては、「エンジニア経験4年以上の方」を対象としていますので、それなりの経験がないと紹介してもらえる案件が極端に少なくなる可能性が高いです。
ギークスジョブ
ギークスジョブはギークス株式会社が運営するフリーランス専門エージェント・サービス特徴:
2007年設立の大手エージェントであり、案件数は公開されているもので約2000件(全体の3割。残り7割は非公開)と豊富で、Web案件が多いことが特徴です。
こちらのサービスも独自ルートで案件を入手しているため、高単価な案件が豊富であり、参画しているフリーランスエンジニアの平均年収は780万以上と謳われています。
ギークスジョブではフリーランスエンジニア1人につき、「コンサルタント」「営業担当」「サポート担当」3人の専任担当者がつく体制をとっているのが特色です。
また「フリノベ」という独自の福利厚生プログラムを展開しており、一部のサービスは案件に参画してなくとも登録しているだけでも使えるというメリットがあります。
midworks
Midworksは株式会社Branding Engineerが運営するサービス・サービス特徴:
「正社員でフリーランスなエンジニアライフを・・」と少々わかりにくいキャッチコピーを謳っていますが、正確なところとしてはフリーランスに対しても正社員レベルの保険や福利厚生を充実させていることを意味しています。
案件先での仕事が終了しても、契約期間中はMidworksから仕事が依頼されるような仕組みになっており、案件と案件の間にブランクが空くことなく、リスクを最小にして収入を安定して得られることが魅力的です。
また、Midworksは元単価と手数料をすべて公開しており、サービスの透明性が高いことも特徴です。
起業家・スタートアップ×エンジニアにおすすめのマッチングサービス
ここからは、起業家やスタートアップ企業の立場から、エンジニアを集めるためのマッチングサービスをご紹介していきます。
ocosba
ocosba(オコスバ)は、起業・複業仲間の募集や資金調達の募集を行うことができるマッチングサービス・サービス特徴:
無料でも登録することができますが、マッチングするためには以下の有料プランを申し込む必要があります。
ocosba JOIN:「起業・複業にジョインしたい」という方向け (300円/月)
ocosba SCOUT:「起業・複業仲間をスカウトしたい(募集したい)」方向け (500円/月)
ocosba FUNDING:「スカウトや募集と並行して資金調達もしたい」という方向け (無料キャンペーン中)
※2022年4月現在は、ocosba SCOUT(プレミアムプラン)のご利用で、ocosba FUNDINGの機能を無料でご利用いただけます。
プランナー×エンジニアにおすすめのマッチングサービス
最後に、アイディアはあるのに開発する技術がない、というプランナーとエンジニアをマッチングするサービスをご紹介します。
SeekGeeks
SeekGeeksは2016年に立ち上がった個人開発のサービスで、事業プランをもったプランナーとプログラミング技術を持ったエンジニアとのマッチングサイトです。・サービス特徴:
プランを登録する側、プランに応募する側ともに無料で利用することができますが、マッチング後のサポートは一切なく、ユーザー同士で交渉を行う流れになります。
良いアイディアをお持ちの方は登録してみるのも良いでしょう。
まとめ
タイプ別にエンジニアにおすすめのマッチングサービスを見ていきましたが、いかがでしたか?マッチングサービスが存在することでフリーランスエンジニアであっても働ける時代になっています。もちろんフリーランスエンジニアとして案件を受注するには一定のスキルは必要ですが、自分で働き方を選ぶことができるのはとても魅了的ですよね。
また、事業に必要な人材を探すサービスなどもあるので起業もしやすい時代になってきているといえるでしょう。
エンジニアで起業をしたい、フリーランスエンジニアになりたいという方はぜひ今回紹介したマッチングサイトを利用してみてください。
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