【初心者必見】ITエンジニアのすべての種類をご紹介します

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近年、ITエンジニアという職業が脚光を浴びていますが、ITエンジニアとはどんな仕事をしているかご存じでしょうか?

 

「プログラムを書いたり、アプリを作ったりする人」

 

それも認識としては正しいですが、実はITエンジニアの仕事はそれだけではなく、もっと幅広いものです。

 

そのことを認識していないと、IT業界に就職、転職した人が、入社してから自分の希望とのミスマッチに気づくということも十分ありえます。

 

この記事では、IT業界を志す人にITエンジニアの職種の全てをお伝えしていきます。ご自身のキャリアの参考にしてみてください!

ITエンジニアの花形!開発系ITエンジニア

ITエンジニア

まず初めは開発系ITエンジニアです。

 

ITエンジニアの花形であり、世間一般のITエンジニアのイメージに近いです。

 

ただし、開発での役割によって種類が細かく分かれますのでご注意ください。

Webエンジニア(フロントエンドエンジニア)

Webエンジニア(フロントエンドエンジニア)はWebアプリケーションを作成する職種です。

 

Webアプリケーションとは、インストールしなくてもWebブラウザ上で使用できるアプリ、例えばTwitterやFacebookなどのことを指します。

 

それらはただのWebサイトのように見えるかもしれませんが、ログインしている人によって表示される内容が変わったりしますよね?そのような部分はWebエンジニアによって作られたプログラムによって制御されています。

 

フロントエンドエンジニアとはそのWebアプリケーションの中で、目に見える部分を担当しています。

 

例えばユーザーがAという操作(リンクのクリックなど)を行ったら、Bの画面を表示するといった動作をプログラムするのがフロントエンジニアの仕事となります。

Webデザイナー

Webデザイナーとは、WebサイトやWebアプリケーションのデザイン作成を行う職種です。

 

しかし、ただ見た目に美しいデザインを作るだけの仕事ではありません。

 

Webサイトのデザインとして、わかりやすい、操作しやすいユーザーインタフェース(UI)も設計します。

 

最近ではそれに加えて、UX(ユーザーの体験)をデザインするところまでが求められています。

 

どういうことかと言うと、ターゲットを明確に設定して、そのターゲットに心地よい体験を与えるデザイン設計をすることが必要となっています。(例えば若者向けと老人向けのサイトでは最適な文字の大きさ一つにしても違いますよね?)

 

見た目に関わる部分なので、フロントエンドエンジニアと連携しながら仕事を進めます。

 

会社によっては、Webデザイナーの種類の仕事をフロントエンドエンジニアが行う場合もあります。

プログラマー

プログラマーの仕事は、プログラムを作成し、作成したプログラムが正しく動くかテストすることです。

 

プログラマーは「〜なアプリケーション(またはその一部)を作って欲しい」というオーダーを受け、それをプログラムに落とし込みます。プログラム言語に対する知識が必須です。

システムエンジニア

システムエンジニアとは、システム開発を行う種類のエンジニアのことを指します。

 

プログラマーとの違いとして、仕様確定までのフェーズを担うエンジニアを指す場合が多いです。

 

システムを使うお客様から要件(こんな機能が欲しい、こんな使い勝手にして欲しい等)を漏れなくヒアリングして、仕様(こういう画面や動きになる等)をお客様と合意する、そして合意した仕様をプログラマーがプログラミングできるレベルに落とし込むのがシステムエンジニアの仕事です。

 

お客様側の業務知識、技術で実現できることの理解、そしてお客様やプログラマー相手にコミュニケーションを取っていく能力が求められる職種です。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアはネットワーク設計を行う種類のエンジニアです。

 

機器間ネットワークの物理的な設計からセキュリティ対策、ネットワーク機器の故障対策などネットワークに関わるものを全般的に取り扱います。

 

ネットワークの要素技術やネットワーク機器の設定方法等に精通していることが求められます。

データベースエンジニア

データベースエンジニアはデータベース設計を行う種類のエンジニアです。

 

データベースエンジニアにはアプリケーションの構造からデータベース内のデータを使いやすいようにデータ配置を考える(たとえば人の情報であれば、名前と住所と電話番号は同時に使われることが多いのでまとめて簡単に取り出せるようにするなど)、格納されるデータ量を見積もって容量設計をするなどの仕事があります。

 

一般的なデータベースの知識とそのシステムで使われているデータベースシステム製品(オラクル、mySQL等)の知識が必要です。

 

大規模なデータベースを持っているシステム以外では、他のエンジニアがデータベースエンジニアの役割も兼ねることがあります。

サーバーエンジニア

サーバーとはある決められた役割を提供するマシンのことをいいます。

 

たとえばWebサーバーであれば、ユーザーがアクセスしてきたらブラウザが認識できるデータ(HTML)を返すなどの役割を提供します。

 

これだけ聞くと難しいかもしれませんが、サーバーもパソコンと同じでOSとソフト(サーバーの場合は、サーバーの役割をするためのソフト)が載っているマシンです。

 

サーバーエンジニアはサーバーの物理的な配置、ネットワークの結線、OSとソフトのインストールおよび設定など、開発エンジニアが作るアプリケーションを載せる前の状態を作るのが仕事です。

 

サーバーエンジニアにはOSやソフトウェア製品に関する知識が必要となります。

クラウドエンジニア

サーバーエンジニアは自前でサーバーを持っている場合に必要なエンジニアですが、それに対してクラウドエンジニアは自前でサーバーを持たず、クラウドベンダー(AWS : Amazon Web Serviceなどが有名)のサービスを使ってサーバー構築を行う際に活躍する種類のエンジニアです。

 

サーバー構築することには変わりありませんので、サーバーエンジニアとしての技能を持っていることが必要です。

 

また、クラウドベンダー毎にセットアップする手順が異なるため、そのクラウドベンダー上でのセットアップ経験を積んでいくことが必要です。

Webエンジニア(バックエンドエンジニア)

Webエンジニア(バックエンドエンジニア)はフロントエンドエンジニアとは逆で、Webアプリケーションにおいて目に見えない部分を開発するエンジニアです。

 

Webアプリケーションにおける、ネットワーク、データベース、サーバーやクラウドなどのエンジニアを全てひっくるめてバックエンドエンジニアと呼んでいます。

 

求められる知識については、それらのエンジニアと変わる部分はほとんどありません。ただし、Webアプリケーション開発は規模が小さいものが多いので、複数領域のエンジニアを兼ねなければならないことがよくあります。

組み込みエンジニア

家電製品や車などといった「モノ」の中にもプログラムで制御されている部分はたくさんあります。それらの「モノ」の中に組み込むプログラムを作成するのが、組み込みエンジニアの仕事です。

 

プログラマー的な要素が求められますが、良いものを作るためには対象の「モノ」に対する理解も深めていく必要があります。

開発系ITエンジニアを影でサポート!マネジメント系ITエンジニア

ITエンジニア

次に開発系ITエンジニアをサポートするマネジメント系ITエンジニアをご紹介します。

プロジェクトマネージャー(プロダクトマネージャー)

プロジェクトマネージャー(プロダクトマネージャー)はシステム開発をコントロールする職種になります。

 

システム開発にはQCD(品質、コスト、納期)をはじめ、守らなければならない制限がたくさんあります。

 

プロジェクトマネージャーはそれが守られているか確認し、守られそうにない場合には対策を立案し、開発メンバーを先導していく役割が求められます。

 

マネジメント手法の知識、コミュニケーション能力や、正しく状況を把握するためのIT知識が必要となります。

Webディレクター

Webディレクターは、WebエンジニアやWebデザイナーをまとめ、クライアントの要望にかなったWebサイト、Webアプリケーションをスケジュール通りリリースさせることをミッションとします。

 

基本的には、プロジェクトマネージャーのWeb版と考えれば良いでしょう。

 

WebエンジニアとWebデザイナーの知識を兼ね備えていることが理想のポジションです。

PMO

PMOは大規模なシステム開発に配置されることが多い職種です。

 

基本的な仕事としては、人と人の間(例えばプロジェクトマネージャー間、プロジェクトマネージャーとシステムエンジニア間、お客様とプロジェクトマネージャー間など)に入って問題を解決したり、問題が発生しないように事前にルールを作ったりするのが仕事となります。

 

ブリッジSE

近年では経費削減のため、人件費の安い海外にプログラミング作業を発注する場合が多いです。

 

ただし、国が違うとコミュニケーションがうまくいかずに目的と違うプログラムが出来上がるケースも多くなります。

 

ブリッジSEは両国の言語を使って、コミュニケーションが円滑に進むよう、間に入ってサポートする役割があります。

 

もちろんただの通訳ではないので、IT技術についてのある程度の理解は必要です。

開発だけがITエンジニアの仕事じゃない!企画・営業系ITエンジニア

企画ITエンジニア

ITエンジニアの活躍場所は開発現場だけではありません。

 

ここでは企画・営業を行う種類のITエンジニアについてご紹介します。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、お客様の経営上の課題をIT技術の力で解決する専門家です。

 

具体的にはお客様の利益につながるよう、IT投資の戦略を立てたり、システムの提案を行ったりします。

 

最新のITサービスの情報やITの要素技術はもちろんのこと、お客様の業界知識や問題解決能力が求められる職種となります。

グロースハッカー

グロースハッカーは元々シリコンバレーで広まり、近年日本でも広まりつつある種類の職業です。グロースハッカーの使命はITを使って会社、製品、サービスの成長を促進することです。

 

定義が曖昧な職種ですが、会社の成長を促進させるためデザインを駆使したWebサイトを構築したり、既存のWebアプリに革新的な機能をアドオンしてユーザーを増やしたり、IT技術・Webデザインを駆使したマーケティングを行う人がそれに当たります。

 

必要であれば、自分が手を動かしてアプリケーション開発、Webサイト構築を行う必要があるため、それらの知識があることが前提となります。

データサイエンティスト

データサイエンティストも近年話題になっている職種です。

 

データサイエンティストはシステム内に蓄えられているデータを分析し、企業活動に対しての問題やビジネスチャンスを抽出することにより、企業の利益に貢献する仕事です。

 

有効なデータを収集する仕組みを作ることも必要となるので、プログラミングできることが必須です。そのほか、データサイエンティストには、データベースの知識、統計学の知識などが主に求められます。

セールスエンジニア

セールスエンジニアは営業とともにお客様先を訪問し、技術的な情報提供を行うことにより営業をサポートする職種です。

 

深い製品知識を元に、お客様のニーズに自社製品が適合するかの可能性を探っていきます。

 

セールスエンジニアとしての説得力を高めるために、競合他社の製品知識もあることが望ましいです。

リリースした後のシステムを支える、運用・保守系ITエンジニア

運用エンジニア

ITエンジニアの仕事はシステムやアプリケーションを作って終わりではありません。

 

実際にお客様が使う場面をサポートする、運用・保守系ITエンジニアをご紹介します。

サポートエンジニア

システムやアプリケーションなど提供したものに対するサポートを行うエンジニアです。

 

トラブルの対処、お客様への操作方法の説明や製品バージョンアップの情報提供などが主な仕事となります。

 

求められるスキルレベルは様々で、お客様先に訪問するサポートエンジニアはその製品のことに精通している必要があります。

 

それに対して、ヘルプデスクくらいであればそれほど知識は必要ありません。

カスタマーエンジニア(CE)

カスタマーエンジニアは完成しているシステムに対して、点検・修理を行うエンジニアです。

 

お客様先に常駐または訪問し、主にハードウェアの点検を行います。問題が見つかった場合には、故障部位の修理・交換などを行います。

 

ハード点検の手法に精通しているとともに、修理・交換を円滑に行うために点検先のシステム構成について深く理解していることが必要です。

その他のITエンジニア

その他エンジニア

最後にその他のITエンジニアです。

社内SE

社内SEという種類の職種は転職業界では人気がありますが、注意が必要な職種でもあります。

 

なぜなら同じ社内SEでも、ある会社では大規模システムの企画を行う職種、違う会社では社内のITヘルプデスク、といったように定義の幅が広いです。

 

社内SEを目指す場合には、その会社での社内SEの守備範囲を把握しておく必要があります。

ITエンジニアのキャリアパスと年収は?

キャリアパス

日本のITエンジニアのキャリアパスは一般的に開発系エンジニアから始まり、経験を積み重ねて得たITの知識を武器にマネジメント系や、企画・営業系のITエンジニアに進んでいくのが一般的です。

 

開発系エンジニアの場合は年収が多くて800万円程度ですが、そのキャリアパスを通ると年収1000万円を超えることも珍しくありません。

 

顧客の問題解決や業績アップに直結する仕事のほうが年収は高くなる傾向にあります。

 

そのキャリアパスを進みたくない人(技術や開発を追求したい人)は、外資系企業のITエンジニアをオススメします。

 

技術のスペシャリストに対する評価は海外のほうが高いため、実力を磨けば高い報酬が得られることとなります。

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