Webエンジニア入門時に知っておくべき情報まとめ!おすすめの本・サイトも紹介!
プログラミング学習公開日 : 2019年10月08日 | [更新日] 2023年05月01日
「ITエンジニアってカッコいいよね」
数年前、男子中高生の将来なりたい職業ランキングで、ITエンジニアが1位だったことが話題になりました。
一昔前までは、「エンジニア=オタク」というイメージでした。スティーブ・ジョブズ、ジャック・ドーシー、マーク・ザッカーバーグなど世界の名だたる経営者達がエンジニア出身が多いからか、いつしか「エンジニア=カッコいい」というイメージに変わってきていてエンジニアを目指す人も増えてきています。
ですが!
エンジニアになるのはハードルが高いというのも現状なんですよね、、。
そこで今回はエンジニアを目指す前に知っておくべきことをまとめました。エンジニア入門時におすすめの本やブログ、サイトもご用意したのでぜひ一読ください。
目次
エンジニア入門!まずはここから!
先ほども述べましたが、数年前、男子中高生の将来なりたい職業ランキングで、ITエンジニアが1位だったことが話題になりました。
昔、過労死が問題になったころは、ITエンジニアと言えばブラックな職場で働く人というマイナスなイメージもありましたが、最近はリモートで働ける職場もあるなど、ITエンジニアの働く環境が大きく改善しています。
さらに、スマホの普及に伴う世界的なエンジニア不足もあり、多くの企業がエンジニアの採用に苦労しています。そのため、待遇も改善しており、20代で年収1000万円の収入も夢ではありません。
このように、今のITエンジニアは魅力的な職業といえます。とはいえ、ITエンジニアへの入門を希望しても、どのような職業かを知らないと、何を準備してよいかわかりません。そこでまずはITエンジニアの概要についてご紹介します。
エンジニアってそもそもなに
エンジニアとは、元々はエンジニアリングの技術を使って課題を解決する職業を指す言葉でした。そして、最初のエンジニアは、軍事活動で土木作業を指導する人だったそうです。なお、軍隊で土木作業と言うと、自衛隊の災害派遣を思い浮かべる方がいるかもしれませんが、そうった仕事ではありません。
中世ヨーロッパの戦争とは、城をめぐる戦いがほとんどで、どうやって守りやすい城を建てるかが重要でした。そして、そのような築城や防衛拠点の構築を指導したのがエンジニアでした。
今でも土木や建築の他に、機械、電気、化学などのエンジニアリング技術を扱う、多くの種類のエンジニアが働いています。そして、その多くが、自分の専門分野の知識と経験を活かし、課題を解決するために新しい物を作ったり、これまでになかったやり方を開発しています。
このような仕事のやり方は、ITエンジニア全般にも当てはまります。つまり、ITエンジニアの仕事とは、情報テクノロジー(IT)を使って、クライアントの課題を解決することです。
なぜ今エンジニアになるべきなのか
インターネットが世界中に普及し、一人一台スマホを持っている現代社会では、アイデアがあり、それを実現するサービスさえ作れれば誰でも成功者になれます。
しかし、良いアイデアがあったとしても、それをいち早く実現できなければ、誰かに真似されて、成功を奪われてしまいます。
そのため求められているのが、アイデアをすぐに形にできる有能なエンジニアです。
そして、今不足しているエンジニアとは、このような起業家のアイデアを実現したい、という課題を情報システム(IT)のスキルを用いて解決できる人です。例えば、アメリカではエンジニアの年収は1000万円を超えていますが、そういったエンジニアは、起業家の課題を解決したからこそ、それだけの報酬がもらえるとも言えます。
もちろん日本でもスマホで使えるサービスは年々増えています。そして、そういったサービスを作れたり、改修できるエンジニアは、その入門者も含めて世の中に求められているのです。
エンジニアになるメリットは?
最近は、人工知能のシステムが開発できるエンジニアなど、日本でも年収1000万円を超えるエンジニアが増えています。しかし、入社して間もないエンジニアが、いきなり高い収入をもらえるほど甘くはありません。
とはいえ、スキルを学び、経験を積むことでプログラミングスキルやビジネススキルを高めていけば、エンジニアは高い年収が期待できます。
また、ITは年々進化しており、そのようなITを使って仕事をしているエンジニアは、ワクワクしながら新しいスキルが使えるのもメリットの一つです。ただし、その技術を使うためには、次々に新しい技術を学ばなくてはありません。常に新しいことが学べる、ということもメリットだと考えられる方なら、エンジニアに向いているでしょう。
入門時には環境を作ることが大事
エンジニアに限らず、何かを学ぶなために入門してみようと思ったら、道具をそろえたり、教えてくれる教室を探すなど、環境を作ることが大事です。
エンジニアになるには、プログラミングを学ぶ必要があり、修得するのにかなり時間がかかります。そのため、長い期間、楽しく学習を続けられる環境がないと、モチベーションを維持できません。途中で挫折しないためにも、入門時の環境作りに気を配ってください。
次から、Webエンジニアに入門したい方に、ぜひ、心がけてほしいプログラミングを学ぶ環境について解説します。
同じ境遇の人を見つける
普通の人が1つのプログラミング言語を学ぶ期間の目安は、およそ800時間とされています。例えば、1日3時間プログラミングの勉強をやったとすえば、約9ケ月かかるということです。これだけ長い期間、モチベーションを失わずに学び続けることは簡単ではありません。
しかし、学生時代に苦しい受験勉強を1年以上続けられた、という方が多いのではないでしょうか。これは「合格したい」というしっかりした目標があり、さらにいっしょに合格を目指す仲間がいたからがんばれたのです。
そして、エンジニアに入門するための勉強も同じです。同じ目標を志す一緒に学ぶ仲間を作り、長くかかるプログラミングの学習を乗り切りましょう。
メンターを見つける
しかし、いくらエンジニアに入門したいという目標があり、さらに一緒に学ぶ仲間がいたとしても、どうしても理解できないことがあれば勉強を続けられません。
さらに、プログラム言語によっては独特の考え方があり、それが理解できないとカリキュラムを進められず、挫折してしまいます。
そのような場合、自分の分からない点を丁寧に教えてくれるメンターが身近にいると簡単に乗り越えられます。もちろん、仲間同士で教え合うのもいいのですが、経験の少ない仲間同士では、間違ったことを教えてしまうかもしれません。
ベテランのエンジニアなど、知識と経験の豊富なメンターに教わるようにしましょう。
その方がより効率的に学習することができます。
プログラミングスクールで学ばざるを得ない状況にする
前にも書きましたが、今はエンジニア不足の時代です。そのため、エンジニアを目指す方を対象にしたプログラミングを学ぶ施設がたくさんあり、そこで多くの方が学んでいます。
昔からある専門学校のような大勢が一度に学ぶ学校もありますが、どこでも自由な時間に学べるインターネット上の学習サイトもよく利用されています。そういった中で、特に注目されているのがプログラミングスクールです。
プログラミングスクールの特徴は、マンツーマンかそれに近い学習スタイルで、学びたい人のレベルに合わせたカリキュラムで学習できる点です。
さらに、一緒に学ぶ仲間がいて、すぐにわからないことを聞けるメンターが身近にいるなど、プログラミングを学ぶ環境としては他に比べて優れている点が多いと言えるでしょう。
ですのでエンジニアに入門したいなら、プログラミングスクールの利用をおすすめします。なお、プログラミングスクールには、条件次第で無料で利用できるコースを設けているスクールもありますが「有料コースでは簡単に辞められない」という気持ちになれるので、有料が悪いとも言えません。
また、職場や仲間に自分がプログラミングを学んでいることを話して、自ら逃げられない状況を作りましょう。
まずは基礎のHTMLとCSS
Webエンジニアへの入門を目指して勉強するなら、まずは、HTMLとCSSを学びましょう。なお、HTMLとCSSとは全く別の言語ですが、どちらもWebブラウザにコンテンツを表示するのに必須の言語です。
また、一般的なプログラム言語と違って比較的解りやすく、Webブラウザで簡単にデバックできるので、入門者が学ぶには最適な言語といえるでしょう。
なお、HTMLとCSSは、Webエンジニアを目指す方の他に、デザイナーやアフィリエイトで稼いでいるブロガーなど多くの方が学んでいます。ユーキャンのような通信講座でも学べますし、インターネット上には多くの学習サイトがあるので、自分に合った学び方で初めてみてはいかがでしょうか。次から、HTMLとCSSの概要について解説します。
HTMLはWeb上の文章構成を形成する言語
HTMLは、HyperText Markup Languageの略で、ウェブページを記述するマークアップ言語の1つです。なお、HTMLが登場したのは1990と古く、インターネットの普及とともにバージョンアップしており、今は、5番目のバージョン、HTML5が使われています。
以前のバージョンのHTMLでは、後述のCSSを同時に記述することで、デザイン上の修飾も記述していましたが、今のHTML5では、Web上の文章構成を形成する言語として、デザイン上の修飾をCSSとして別に記述するのが一般的です。
なお、HTMLのマークアップ言語とは、文字や図形などを特定タグで囲むことで意味を持たせており、スマホやパソコンなどのWebブラウザの表示で使われます。Webシステムには必須の言語のため、必ず学んでおきましょう。
CSSはWeb上にデザインを装飾する言語
CSSは、Cascading Style Sheetsの略で、スタイルシートとも呼ばれます。ウェブページにおける文章構成の形成をHTMLが担うのに対し、CSSはWeb上にデザインを装飾するために使われます。また、CSSは、HTMLと並び、Webエンジニアにとっての入門用言語としてプログラミングスクールなどでも学べます。
昔は、WebブラウザによってCSSの書き方が違っており、マイクロソフト製のInternet Explorerでしか表示できないWebページがあったりしました。しかし、最近は、各社のWebブラウザが最新のCSSの仕様に準拠しており、同じように表示されます。
なお、CSSは、HTMLと密接に関係しており、HTMLを理解していなければ書けません。また、座標を数値で指定するなど、Webページのデザインを数値に変換する必要があることから、Webエンジニア、デザイナーどちらも使えた方がいいでしょう。
Webエンジニア入門時にオススメの言語
今、未経験からエンジニアになろうとしたら、おすすめなのがWebエンジニアです。スマホの普及に伴い、インターネットを使った新しいビジネスが生まれており、そういったビジネスを支えるWebエンジニアは世界的に不足しています。
そして、Webエンジニアになるなら、プログラム言語のスキルは必須です。
なお、Webシステムの構築に使われるプログラム言語は一つではありません。システムに合わせて、構築効率の良いプログラミング言語を選ぶのですが、そうやって選ばれる言語は、世界中でよく使われている幾つかの言語に絞られます。今、Webエンジニアに人気の高い言語を挙げるとすれば、RubyとPHPでしょう。
次から、Webエンジニアの入門者におすすめの、RubyとPHPの2つのプログラム言語の概要について解説します。
Ruby
プログラミング言語Rubyは、日本人のまつもとひろゆき氏が、1993年に公開したオープンソースのプログラム言語です。当時主流になりつつあったオブジェクト指向の考え方に基づき開発されており、簡潔で読みやすいプログラムが書ける言語として知られています。
なお、Webシステムの開発にRubyが使われるのは、2004年に発表されたWebシステムを開発するためのフレームワークRuby on Railsを利用できるからと言っても過言ではありません。そのため、WebシステムをRubyで構築するには、Ruby on Railを使うのが一般的です。
Ruby on Railを使ったWebシステムの開発手法は、プログラミングスクールで学べます。さらに、ブートキャンプ方式のスクールに通えば、短期間でWebシステムの開発手法が学べて、しかも就職活動もサポートしてくれます。
未経験から本気でWebエンジニアを目指すなら、そういったスクールの利用を検討してみてください。
PHP
プログラム言語PHPは、1995年にオープンソースのプログラム言語として公開されました。PHPの特徴は、当時のWebシステム開発に使われていたプログラム言語のC言語やperlの文法をベースにしており、HTMLに直接プログラムを書ける点です。
また、従来の手続き型の言語としての書き方もでき、さらにRubyと同じようにオブジェクト指向な書き方もできます。
そして、Webサーバーとして使われるLinuxサーバーの普及ととも利用が拡大したプログラム言語であり、かつては、LAMP(Linux Apache MySQL PHP)スタックとして、Webサーバーに必須の処理系とみなされていました。
そのため、PHPを使った企業向けの業務システムも開発されており、エンジニアの求人数は、Rubyよりも多いのが特徴です。
Webエンジニアへの入門を考えている方で、まずはじっくりと簡単な仕事から始めてみようという方は、PHPを学んでみてはいかがでしょうか。
エンジニア入門者は専門書(本・書籍)を読もう
今は、スマホに話しかけるだけで、知りたい情報を教えてもらえる時代ですが、IT関係など専門的なことを調べる場合、インターネットの情報が全て正しいとは限りません。インターネットで公開されていて、検索の上位にランクされる記事でも、間違った情報を掲載しているケースもあります。
そこでおすすめなのが専門書です。専門本は、信頼できるベテランのエンジニアが執筆しており、さらに編集者などが書かれた内容を綿密にチェックして出版しているので、その本に書かれた内容は信頼できます。未経験からエンジニアに入門される方には、そういった専門書を読むことをおすすめします。
【エンジニア入門】コーディングの基本を押さえるおすすめ本
イラスト図解 この一冊で全部わかるサーバーの基本
こちらはエンジニア入門者が読むべきネットワークの本です。超初心者向けにサーバーとは何なのかという事が書かれてあります。
「文系でも理解できた」などの口コミも多くあり非常に分かりやすい良書なので読む価値ありです!
リーダブルコード
こちらは、理解しやすい美しいコードの書き方が学べるおすすめの書籍です。
独学プログラミング学習を行った人が陥りやすいコードの書き方を正してくれます。チーム開発の現場においてコードが読みにくいと作業効率の低下も招いてしまうので、ぜひ一度目を通してみてください。
ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん
Webエンジニアとしてプログラミングを学ぶなら、いきなり言語の文法を学ぶ前に、プログラムとはどういったもので、それがどう動いているか、また、Webの仕組みがどうなっているかなど、ITの基本を学ぶのが先です。
そして、こういった内容を学ぶのおすすめなのが、「ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん」です。
プログラミングの全体像がわかるのでぜひ一読ください。
HTMLとCSSで基礎から学ぶWebデザイン
Webシステムを構築する際、画面のデザインは重要です。なお、今、企業の公式サイトの多くは、専門のデザイナーが作ったデザインをHTMLとCSSで作り直したものを、インターネットで公開されています。しかし、デザイナーの意図が理解できないと、魅力的なWebサイトは構築できません。
デザイナーが作るWebサイトのデザインには、こうすれば印象的に見せられる、といったルールに基づいてデザインされています。そして、そういったデザインの基礎を学ぶのにおすすめなのが、この本です。
【エンジニア入門】エンジニアのマインドやマネジメントを理解するおすすめ本
Team Geek
名前の通り、こちらはエンジニアのチームの話が書かれていて、Googleのエンジニアチームがどうやって動いているか、どうやって課題を解決していくか、どういった組織作りを行っていくかを解説しています。
チームで働く際のノウハウが詰め込まれているので、企業に入り組織開発を行っていくであろうエンジニア入門者にはぜひ読んで頂きたい一冊です。
プログラムはこうして作られるプログラマの頭の中をのぞいてみよう
ベテランのプログラマーは、クライアントのこんなことがやりたい、という曖昧な話を聞いて、それを具体的なプログラムを作り実現しています。またプログラムを作るために、まず状況を分析して、課題を明確にします。そして、筋道立てて対策を検討し、その対策を実現するためのプログラムを作成する、といった手順を無意識にやっています。
こういった考え方を正しい方法で効率的に学べるのがこの本です。こちらの本を読んでベテランエンジニアの考え方を盗んでしまいましょう。
【エンジニア入門】おすすめのテックブログ
Webエンジニアへの入門を考えている方は、あなたの他にもたくさんいます。そして、そういった方がどうやってWebエンジニアになれたかを知りたいとは思いませんか。Webエンジニアになれた方のやり方を真似れば、自分もなれるかもしれません。また、そういった方の失敗した経験も、自分がそうならないように注意すれば、Webエンジニアになるための近道です。
なお、インターネット上には、エンジニア個人のブログを含めて、数多くのブログが公開されています。その中でも、IT企業が会社ぐるみでエンジニアのブログを公開しているケースがあり、これらエンジニアを目指す方にとってもかなり参考になる情報です。次から、そういったエンジニア入門時にオススメのブログをご紹介します。
クックパッド開発者ブログ
クックパッド開発者ブログ
クックパッドは、インターネット上の料理レシピサイトで、スマートフォンの普及とともに急成長したIT企業の一つです。また、若いエンジニアの採用に熱心で、同時に新しい技術を積極的に活用している会社としても知られています。
そして、このようなクックパッドを運営する会社では、自社で働くエンジニアが取り組んでいる新しい技術等の記事をブログで公開しています。また、クックパッドのサービス構築に日々活躍しているエンジニアの取り組みも垣間見られるブログなので、入門者にとっても大いに参考になるでしょう。
Developers.IO (クラスメソッド)
クラスメソッド発「やってみた」系技術メディア | Developers.IO
エンジニアの中には、自分の経験や学んだことなどをブログとして発信されている方がたくさんいます。そのようなエンジニアのブログ発信に使われるサイトは複数ありますが、Developers.IOは、そういったエンジニアのブログを発信するサイトの1つです。
そしてDevelopers.IOは、Webサービスの構築等で実績のあるクラスメソッド社が運営しているブログサイトです。また、運営する会社には多くのエンジニアが在籍しており、彼らも自分達のブログをDevelopers.IOで公開しています。このサイトでは、多くのエンジニアがブログを公開していますが、入門者が参考にできる記事もあるので、ぜひ、参考にしてください。
はてな開発者ブログ
Hatena Developer Blog
「はてなブックマーク」などで有名なポータルサイト「はてな」を運営する株式会社はてなは、インターネットの普及が始まったばかりの2001年に設立されました。新興企業の多いWeb業界では、比較的長く続いているIT企業の一つです。
また、リモートワークなど、これまで無かったような先進的な働き方でも話題を集めた会社です。このようなIT企業のはてなで働くエンジニアのブログが、はてな開発者ブログです。
エンジニアへの入門を考えている方は、ぜひ、参考にしてください。
【エンジニア入門】おすすめのプログラミング学習サイト
ITエンジニアを目指して独学でプログラミングを学びたいのなら、プログラミング学習サイトがおすすめです。なお、プログラミング学習サイトでは、多くの学習者からのフィードバックと元に、随時テキストや資料、例題などを見直ししているので、信頼できる内容であり、しかも初心者でも解りやすく書かれているのが特徴です。そのため、独学でプログラミングを学びたい入門者でも安心して利用できます。
ただし、プログラミングの学習には、わからないことがあったらすぐに詳しいメンターなどに質問できる環境が不可欠です。プログラミング学習サイトは、そういった質問ができないことが多いので、誰か質問に答えてくれる方を確保しておくとよい良いでしょう。
スライドで学べるProgate
以前からインターネット上にはプログラミング学習サイトが幾つも公開されていましたが、その多くはスライドや動画などでプログラム言語の文法を解説するものばかりであり、プログラムを動かす環境は受講者が用意する必要があります。そして、そういった環境を用意できずに挫折する方もたくさんいます。
なお、プログラミングの学習は、実際にプログラムを書いて、動作させてみないと身に付きません。実際にプログラムを実行できる環境は、必須と言えます。その点、Progateは、解りやすいスライドのテキストに合わせて、サイト内に用意されたエディタでプログラムを書き、同じくサイト内に用意された実行環境でプログラムを動かすことが可能です。
Progateは、プログラミングの入門にも最適なので、エンジニアを目指す方に利用してほしい学習サイトです。
動画で学べるドットインストール
パソコンが得意で自分でプログラム環境を作れる方なら、自分が勉強したい内容に絞って学びたい、と思うのではないでしょうか。そのような方におすすめなのが、短い動画を使ったプログラミング学習サイトです。これならプロのプログラマーが書く手順を、動画を通じて体験できます。
ただし、どうしても理解できない点があったら、ドットインストールの動画を何回見ても理解できません。もっと詳しい人に相談して、自分が理解できていない点を指摘してもらう必要があります。そのため、エンジニアへの入門を目指すなら、学習サイトだけに頼らず、詳しい人に直接教えてもらう環境を用意してください。
まとめ
Webエンジニア入門時に知っておくべき情報をご紹介しましたがいかがでしたか?
エンジニアを目指すのは容易なことではありませんが、一歩ずつ着実に進めんで行けば必ずエンジニアになることはできます。
そのためにも今回紹介した本・書籍やテックブログ、サイトを利用してプログラミングを学習してみてください。
コードラン編集部はみなさんが無事エンジニアになれますよう願っています!
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コードランとは、プログラミング初心者や副業/フリーランス向けに、プログラミングスクールの評判や口コミを比較できるサイトです。 スクール比較のほかに、現役エンジニアたちが現場で活躍できるようになるまでのストーリーや 「未経験でもプログラマーになれるの?」「 スキルアップするには何からはじめればいいの?」「 フリーランスはみんなどうやって稼いでるの?」 「実際のお給料は?」 など、プログラミングを志すみなさん向けの記事を集めています。